息子が生まれたのは、都内23区内でも待機児童が多いことで有名だったエリア。
夫婦フルタイム勤務でも認可保育園に入れない…なんてことがザラにあるところでした。
そんな激戦区に住みながら、出産当時は仕事を辞めていた私。
ダメもとで出した認可保育園の申請はもちろん通らず…。無認可保育園からスタートして仕事を再開し、次に小規模保育室へと移り、コツコツ点数を貯めていきました。
ようやく認可保育園に入れたのは、3歳児クラスに進級する4月。
息子の新しい預け先が決まってホッとしていたのですが、実は新しい試練が待ち受けていたのです…!
転園前に通っていた保育室は、1クラス定員6名の保育園でした。
それに対し、転園先の認可保育園はなんと1クラス20名!
人数は一気に3倍強になり、環境も規模もガラリと変わってしまったので、私も息子も最初は戸惑いを隠せませんでした。
しかも、うちの子以外はみんな、昨年度からの持ち上がりです。すでに子ども同士もお母さん同士もコミュニティができている中、新参者の私たち親子はかなり肩身の狭い思いを感じていました。
そんな中、転園してからわりと早い段階で、クラスを仕切ってくれているママに遭遇します。
「やっと会えたわ〜!」とテンション高く言われるも、「あはは…ありがとうございます…」と引き気味に笑うことしかできず。
そうこうしているうちに「クラスのLINEグループがあるから、招待しますね」と言われ、LINEアカウントを交換しました。
そしてその日のうちに、ほとんど知らない人ばかりのクラスLINE(総勢20名)の中に入ったのでした。
クラスを仕切ってくれているママには「ありがとうございます!」とLINE送りつつ、内心どうしよう!少し恐怖も感じていました。
真っ先にやったことと言えば、通知をオフにすること(笑)
19名のママたちがいっせいに自己紹介をしてくれるわけですから、通知をオンにしていたら大変で…。
しかも、「○○の母です。よろしくお願いします」と言われても、最初は誰が誰だかわからず、通知がくるたびに不安が募ってしまいました。
だから思い切って通知をオフにして、一旦落ち着くことに。
後になって「最初にやっておいてよかったな」と思ったのは、LINEで自己紹介されたらすぐニックネームに「○○くんママ」などと登録していったこと。
そうすることで、【「この人誰だっけ?」問題】が解消され、徐々に慣れることができました。