1. 総合トップ
  2. >
  3. 子育て
  4. >
  5. 子どもを100%愛せなくても大丈夫

子どもを100%愛せなくても大丈夫

子どもを100%愛せなくても大丈夫のタイトル画像

書籍「いい親よりも大切なこと~子どものために“しなくていいこと"こんなにあった!~」(著:小竹めぐみ・小笠原舞)より、全7回にわたり、「親子がもっとハッピーになれるヒント」をご紹介します。第2回目は、「子どもの愛し方」について。

愛し方は人それぞれ

わが子がやんちゃだったり、誰かを傷つけたりするようなことがあると、「満たされていないのだろうか、私の愛情不足かもしれない」と不安になってしまう、そんな経験はありませんか?

でも、子どもが求める愛情に100%応えられている親が果たしてどれほどいるのでしょうか?そもそも、“愛する”という行為自体が非常に曖昧なもの。100人いたら100通りの愛し方があるのです。


他人からは、子どもをとても愛しているように見えても、当の本人たちはまだまだ足りないと思っているかもしれません。もしくは、そうは見えなくても、実はすごく愛し合っている関係性もあります。

また、そのときは愛しているとは思えなくても、結果、振り返ったときに「愛していたんだ」と、時間が経ってから気づくケースもあります。今、もしあなたが「子どもを大事に思えない」「子どもを思うように愛せていない。自分は親失格ではないか」とつらい気持ちを抱えているのであれば、そんなことは、今考えなくて大丈夫。

あなたに伝えたいことはただひとつ。
「今日も、子どもと生きてね。ただただ、一緒に」

だって、一緒に過ごすということ自体が、愛情あふれる行為なのだから。そうやって、毎日を積み重ねていって、あるとき後ろを振り返ったら、信頼関係や絆や愛情が自然に生まれていた。愛とはそういうものだと思います。だからこそ、今100%愛せていない気がしても、自暴自棄にはならないでくださいね。

手作りだけが、愛情の証ではない

「母親であるからには、こうしなきゃいけない。私もそうする」という思考ループに入ってしまい、子育てがつらくなるママが大勢います。

「こうしなきゃ」とママを苦しめているリストのトップ5に入っていると思われるのがお弁当。

なぜかお弁当は、「愛妻弁当」などと呼ばれるなど、愛とセットで語られることが多い代物です。

手作りのお弁当は愛情の深さを示すものではなく、愛情を表現する手段のひとつに過ぎません。それなのに、他人と比較してしまうママの多いこと!幼稚園で手作りのお弁当を奨励しているところもあるため、不慣れな親には余計にプレッシャーになっているようです。

ちなみに、「おやこ保育園(こどもみらい探求社の提供するおやこ向け体験型講座)」では、お昼ごはんだって個人の自由。朝、おにぎり屋で買ってくるママもいれば、人気のうどん店にテイクアウトしに走るママもいます。「各自お任せしまーす」のスタンスなのです。もちろん自分で選んで手作りのお弁当を持参するママもいます。

驚いたのは、このお昼のスタイルが「自由でありがたい」と、ママたちが喜んでくれたことです。

子どもを100%愛せなくても大丈夫の画像4

私たちがお昼ごはんの時間を大事にしたのは、親子で楽しんでほしいという思いからだったので、そうするのは当たり前でした。しかしママたちからは、「えっ!いいの?」「すごい楽!」という反応。

子どものためには手作りのお弁当が一番、という風潮はまだまだあります。しかし、料理が苦手な人もいれば、手作りをしたくてもできないほど忙しい人もいます。それにより子どもにまでイライラをぶつけてしまう可能性だって出てくるかもしれません。

ママが必死になって「せっかくつくったのに食べてくれない!」などと怒るのはもってのほか。そうなってしまうと、一番被害を受けるのは子ども自身です。子どものためにと頑張っているはずなのに、それでは本末転倒です。

「母親であるからには、こうしなきゃいけない。私もそうする」というループから抜け出して、「私らしく、こうしよう」という新たなループをつくっていけると、とてもよいですね。

子どもは、愛情を貯金できない

この記事を書いた人
こどもみらい探求社の画像
こどもみらい探求社

・合同会社こどもみらい探求社 共同代表 小竹 めぐみ
保育士をする傍ら、家族の多様性を学ぶため、世界の家々を巡る一人旅を重ねる。 特に、砂漠の 民とアマゾ...

  1. 総合トップ
  2. >
  3. 子育て
  4. >
  5. 子どもを100%愛せなくても大丈夫