まだ首が座らない次男とイヤイヤ期・赤ちゃん返りの長男(2歳1ヶ月)の相手をしながら、毎日家事もどうにかこなしていた時期。
しかしこの日は、朝から子どもたちの機嫌が良くありませんでした。
本当に2人とも機嫌が悪くて片時も私から離れず、何か1つするにもすごく時間がかかりました。
それこそ私のトイレなんて、二の次三の次で行けませんでした。
朝からずっと抱っこだった次男が、やっと寝てくれました。
当時夜中は、2時間置きに授乳。
寝不足のまま朝の6時に起き、ずっとグズグズしている2人の相手をして座ることもできなかったので、かなり疲れている状態でした。
座りながらこの後、家事をどう進めるか…頭の中でぐるぐる考えていました。
長男だけを見てあげられる貴重な時間だったのに…
次男も気持ちよさそうに眠っていたのに…
やっと座って休めると思ったのに…
長男にイライラをぶつけ、そのまま、泣き出してしまった次男を抱っこ。
分かってる…
長男がいろいろと我慢していること
次男が泣くのだって、仕方ないこと
分かっているのに、長男に当たってしまった。
どう頑張っても「何もできない日」があることを、長男が赤ちゃんだった時に思い知っていたのに。
2人育児も家事も完璧にこなしたい、
こなせるんだということを夫や親に見せたい、
頑張っていると認めてもらいたい、
弱音を吐きたくない…
そんな気持ちがどこかにあったようで、私は1人で勝手に、いっぱいいっぱいになっていました。
完璧なんて誰も求めていないし、夫は毎日「お弁当かお惣菜でいいよ、俺のために仕事を増やすようなことしなくていいからね、無理しないで」と言ってくれていたのに。
ダメだと思ったら早めに諦めて、なーんにもしないことにします!
今日は子どもたちだけを見ていよう!と決めてしまうと、2人ともイヤイヤ言って泣き出しても心に余裕が生まれることに気づきました。
私が笑顔でいると、不思議と子どもたちもニコニコとご機嫌でいられるんですよね。
「完璧じゃなくていい!」
自分のハードルを下げたことで、楽に家事育児に取り組めるようになりました。