【年の差婚】男性の約9割が「あり」と回答。女性の理想は「1〜3歳差」

結婚相談所や婚活アプリを運営する株式会社IBJは今年10月、「年の差婚」に関するアンケート調査の結果を発表しました。

調査対象は、2023年11月に婚活中の男女。1935人が回答しました。

調査では、厚生労働省の人口動態統計を掲載。

初婚夫婦のうち男性が年上の夫婦は79.5％（1970年）→56.3％（2021年）に減少しており、女性が年上の夫婦が増えていることを紹介しています。

年の差婚について「あり」「どちらかというとあり」と回答した男性は88.8％、女性は52.2％でした。男性は、女性よりも37ポイント高い結果となりました。「あり」単体の回答率を見ると、男性（58.5％）は女性（20.1％）に3倍近い差をつけました。

年の差婚を「あり」「どちらかといえばあり」と回答した女性に、10歳以上年上の方との年の差婚をどう思うかを質問すると、50.7％が「あり」と答えました。

「あり」と思う理由については、 「好きであれば年齢は関係ないと思うから」（30代前半女性）、「年齢より人柄を大事にしたい」（30代前半女性）、「包容力や経済的にも余裕があるから」（30代後半女性） などが挙がっています。

年上男性が持つ経済的な余裕や、内面的な部分を重要視しているようです。

反対に、「なし」の理由には、 「価値観やジェネレーションギャップがありすぎると思うから」（30代後半女性）や「老後の介護が難しそう」（40代後半女性）など、価値観の相違や介護の不安を挙げています。

結婚相手の理想の年齢差についてはどう思っているのでしょうか。

女性の最多回答は「1～3歳差」（54.4％）で、半数以上を占めました。「7歳以上」にいたってはわずか8.0％した。一方で男性は「7歳以上」の回答率が41.3％であり、男女で結婚相手に求める年齢差に違いがあることがわかりました。

男女ともに「同い年」は10％未満と少数で、「4〜6歳」は男女ともに約3割でした。

参考：
株式会社IBJ「年の差婚」に関するアンケート調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000687.000007950.html