小さい頃、おねしょで怒られていた私が母親になった今、思うこと
108,404 View年長クラスで5歳の娘がおねしょをした…!
その時、母親はどうすべきか?
私自身、子どもの頃「おねしょ」をしていました。
今、母親になって思うこと。
学童期からのおねしょは病気(夜尿症)です。
ほとんどの人は2歳頃までおねしょをしますが、成長に伴って徐々になくなっていきます。
しかし、そうではない子も中にはいます。
小学校入学前後(5〜6歳)頃から、おねしょは「夜尿症」と呼ばれるのを皆さんはご存知でしょうか?
「夜尿症」は病気です。
しかし、私が小さい頃はあまり知られていなく、「夜尿症」を知らなかった母には、よく怒られていました。
「意識が足りない」と怒られていましたが、夜尿症は「無意識にしてしまうこと」なので本人の意思では改善できないのです。
「無意識にしてしまうこと」とはいえ、頻度は徐々に減っていったものの、私の夜尿症が治ったのは小学校高学年の頃。
私の「夜尿症」に長く付き合ってくれた母には感謝しています。怖かったけど…。
夜尿症の原因
夜尿症は遺伝性がとても強い病気だと言われています。
子どもが夜尿症なのは、9割程度の確立で遺伝の可能性が高いです。
両親のどちらかが夜尿症だった場合は、子どもも夜尿症になる可能性があります。
実際、私の両親も子どもの頃おねしょをしていたと祖母から聞いていました。
また、膀胱の容量が未発達の場合や、性格面でも大きく左右されます。
夜尿症のタイプは3つある。
①夜間に作られるおしっこの量が多いタイプ
②膀胱の用量が小さいことで起こってしまうタイプ
③膀胱が小さい上に、夜間に作られるおしっこの量も多いタイプ
どのタイプかは、問診や検査で調べることが出来ます。
夜尿症は治療しなくても自然に治る。
夜尿症は、基本的には何もしなくてもお子さんが成長していくことで自然と解消されていくものです。
遅くとも、小学校高学年には治る子がほとんどです。
気長に付き合えるといいですね。
おねしょした子を怒らないで。
お母さん自身も、洗濯物が増えてイライラしたり、「どうしてうちの子だけ…」と歯がゆい気持ちになると思います。
でも、おねしょは叱ったからといって治るものではありません。
治らなくて一番辛い思いをしているのはお子さんです。
どうか、寛容な心で受け止めてあげて下さい。
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