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公開 2015年10月23日  

今日の夕食は何つくろう・・困った時には”給食の予定献立表”が使える!

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今日のご飯、どうしようかなぁ・・・と悩むママたち、多いですよね。そんな時こそ、お子さんが月初めに学校や保育園から持ちかえる、給食の予定献立表をじょうずに活用してみてはいかがですか?また、「今日の給食何だったT~??」と話すことで、話も弾みます♪そんなお話から、お子様の好きなメニューもさりげなくチェックしてみて、献立を考えるときに活かせそうですね。


給食は、バランスのとれた食事の見本です。

主食のごはんを中心に、主菜(肉、魚介類、大豆製品)と副菜(やさい、いも類)そして海藻、くだものを加えた、バランスのよい食事を作るのは本当に大変です。なにせ毎日のこと、献立がなに一つ思いつかない日もあるかと思います。

料理本を見たり、ネットを見たり、人それぞれだと思いますが、もう一つ参考になるモノがあります。お子さんが月初めに必ず、学校からもらってくるお便りの中に、給食の予定献立表がありますね。給食こそが、国家資格を持った食のプロ「栄養士」が作った、バランスのとれた食事の見本なのです。

現在はコンビニエンスストアが乱立し、夜中でも、いつでも、食べる物が買えるようになりました。コンビニやスーパーで売っているお惣菜の中には、「おふくろの味」と呼ばれる日本古来の食べ物がないことに、気付いておられる方も多いのではないでしょうか。

私たち日本人は農耕民族で、主食はお米です。ところが戦後、アメリカからの食糧支援によって、パンがもたらされ「米」文化に「粉」文化が加わり、食生活が欧米化しはじめました。

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25,000個~30,000個くらいあるかな。卵は片手で割っていきます。

お米を中心とした「日本型食生活」

お米を中心とした食事を、「日本型食生活」といいます。「農耕民族」の私たち日本人が、戦後「狩猟民族」である欧米諸国との貿易により、さらに食生活が欧米化したのはいうまでもありません。どんなに食生活が欧米化しても、「日本型食生活」を、かたくなに守ってきたのが学校給食なんです。

給食は、親子共通の話題です。

お子さんが、「ママ~、今日の給食おいしかったよ!」なんて言いながら、上機嫌で学校から帰って来た日があったと思います。「給食はなんだったの?」と聞くと、「きなこ揚げパン!」とか、「スパゲッティナポリタン!」とか、以外にも、「粉もの」なんですね。

かくいう、自分もそうでした。かつては日本人泣かせだった「粉」文化を、みごとに子どもが喜ぶメニューに変身させた学校給食は、親世代と変わらない親子の共通の話題です。給食の献立は簡単にできるものばかりなので、さっそく給食の予定献立表を食事づくりの参考にして、親子で楽しく食卓を囲んでみてはいかがでしょうか。

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