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いよいよ出産!陣痛から出産までの流れ・呼吸法・分娩時トラブルまとめ

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陣痛が始まったら、いよいよ出産です。赤ちゃんはどのように降りてきて、ママはそれをどうサポートしたら良いのでしょうか?陣痛が始まってから出産までの流れや、スムーズなお産のための呼吸法、注意するべき分娩時トラブルなど、赤ちゃんが生まれるまでの流れについてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10449000036
目次 陣痛とは?
陣痛から出産までの流れ
分娩第1期
分娩第2期
分娩第3期
スムーズな出産のための呼吸法
注意したい分娩時のトラブル
まとめ

陣痛とは?

陣痛とは、赤ちゃんをお腹の外へ押し出すために子宮が収縮する時の痛みのことです。陣痛には、大きく分けて「前駆陣痛」と「本陣痛」の2段階があります。

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はじめは「前駆陣痛」と呼ばれる不規則な陣痛がきて、その後「本陣痛」が始まります。本陣痛が始まると、痛みが規則的に来るようになり、少しずつ間隔が短く、痛みも大きくなっていきます。

陣痛から出産までの流れ

陣痛から出産までの分娩の流れは、大きく次の3段階に分けられます。

分娩第1期:本陣痛が10分間隔になってから子宮口が全開になるまで
分娩第2期:子宮口が全開になってから赤ちゃんを生み出すまで
分娩第3期:赤ちゃんが生まれてから胎盤などをすべて排出し終えるまで

各段階の陣痛の間隔や体の状態について、詳しくご紹介していきます。

分娩第1期

分娩第1期は、本陣痛が10分間隔になってから子宮口が全開になるまでのことを指し、陣痛の痛みが次第に強くなっていきます。この中でさらに「準備期」「進行期」「極期」の3段階に分けられます。

準備期

陣痛の痛みはありますが、まだ余裕のある時期です。お産は体力が必要になるので、陣痛が軽いうちに眠ったり食事をとったりしましょう。なかなか陣痛が強くならない場合や、間隔が短くならない場合は、安全に十分注意しながら階段の上り下りをするのも効果的です。

・子宮口の開き:0~3cm
・陣痛間隔:8~10分
・陣痛時間:20~30秒

進行期

陣痛の間隔が短くなればなるほど、痛みも強くなっていきます。四つん這いやあぐらなど、自分にとって少しでも楽なポーズを探しましょう。陣痛の痛みの軽減には、背骨や腰を指圧すると効果的です。パートナーにマッサージをお願いするのもいいでしょう。

陣痛と陣痛の間は痛みがないため、できるだけリラックスして休むようにしてください。水分補給をこまめにし、トイレにも行っておきましょう。

・子宮口の開き:4~7cm
・陣痛間隔:4~7分
・陣痛時間:30~45秒

極期

ここまで進むと、子宮口が全開になるのも目前です。痛みが非常に強いため、いきみたくなってしまいますが、子宮口が全開になるまではいきんではいけません。子宮口が全開になる前にいきむと、子宮口が開きにくくなったり、会陰が裂けたりすることがあります。

助産師さんから許可が出るまでは、いきみを逃すようにしましょう。ゆっくりと長く息を鼻から抜くようにして下さい。その他にも、テニスボールで肛門を押す方法などもあるので、自分に合ったいきみ逃がしを見つけて下さい。

・子宮口の開き:8~9cm
・陣痛間隔:2~3分
・陣痛時間:45~60秒

分娩第2期

いよいよ分娩台へ

子宮口が全開大に近づくと、陣痛室から分娩室へ移って分娩台へ上がります。分娩台は高さなどの調整がきくので、助産師さんに伝えて1番力が入れられるところに調整してもらって下さい。

子宮口が全開大になると、陣痛と腹圧のおかげで、赤ちゃんの頭は産道を押し広げながらどんどん下降していきます。医師や助産師さんの指示に従っていきむようにしてください。基本的には、子宮収縮が起こっている間にいきみます。子宮収縮がおさまったら、大きく深呼吸をして、赤ちゃんに酸素を十分送ってあげて下さい。痛みがおさまったらリラックスして次の子宮収縮に備えます。

・子宮口の開き:10cm
・陣痛間隔:1~2分
・陣痛時間:60~90秒

いきむときの注意点

しっかりといきむためには、姿勢が大切になってきます。次のポイントを確認した上で、詳細は医師や助産師さんの指示に従ってください。

・目はしっかり開く
・あごを胸にくっ付けて、おへそを見るイメージでしっかりと引く
・しっかりと握れるものにつかまる
・背中や腰は、分娩台にしっかりとくっ付ける
・太ももやひざを大きく外側に開く
・お尻(肛門)は突き上げるようなイメージ

赤ちゃんの誕生へ!

やがて会陰の間から赤ちゃんの頭が見えるようになりますが、陣痛がおさまると、産道の抵抗で再び膣内に引き込まれるようになって見えなくなります。このように、陣痛の波とともに赤ちゃんの頭が見え隠れする状態を「排臨(はいろ)」といいます。

排臨を続けることで会陰がさらに伸びていき、赤ちゃんの頭が骨盤にしっかりと収まり完全に見えた状態になります。これを「発露(はつろ)」といい、この段階までくれば、陣痛と陣痛の合間にも赤ちゃんの頭が下がって隠れるようなことはありません。

発露になると、ママがいきまなくても、赤ちゃんは自然な腹圧だけで十分に娩出されることが多いようです。不必要にいきむと、会陰が裂けてしまうこともあるので、力を入れすぎないようにしましょう。発露の状態によっては、会陰切開の必要あると判断されることもあります。

そして、いよいよ赤ちゃんの誕生です。

分娩第3期

分娩第3期は、赤ちゃんが生まれてから胎盤が出るまでの時期のことをいいます。赤ちゃんが生まれた後に「後産期陣痛」という軽い子宮収縮が起こり、胎盤が押し出されます。自然と胎盤が娩出されるのを待つ状態なので、赤ちゃんを生み出すときのようにいきむことはありません。

スムーズな出産のための呼吸法

スムーズな出産のために重要になってくるのが、呼吸法です。陣痛の痛みに耐えるのは大変なことですが、息を止めないように気をつけましょう。ママが息を止めてしまうと、赤ちゃんに酸素が届きにくくなり、苦しくさせてしまいます。

痛みを和らげて娩出を助け、リズムをつけて出産を促す呼吸法をご紹介します。本番でいきなり実践というのはなかなか難しいと思いますので、陣痛が始まる前にリハーサルしておくことをおすすめします。

ラマーズ法

出産時の呼吸法として「ヒッ、ヒッ、フー」というリズムを聞いたことはありませんか?これがラマーズ法です。呼吸法によって、陣痛の痛みに対する恐怖などのマイナスイメージをなくし、「ママ自身の力で自然にお産をしましょう」という考え方そのもののことをいいます。

■やり方
1.子宮口が全開大になり、赤ちゃんがだいぶ下りてきてからも、助産師などの指示があるまでいきまずに我慢する
2.いきみを我慢した状態で、深呼吸をする
3.深呼吸をしたら、鼻から深く素早く息を吸う
4.「ヒッ」と2回短く息を吐いてから、「フー」と長く息を吐き出す

声を出す=息を吐くことになりますので、「ヒッ、ヒッ、フー」と、そのまま声に出して言ってかまいません。息を吐くときに、筋肉や産道がゆるむため、吐くことを意識するようにしてください。

どうしてもいきみたくて我慢できない場合は、最後の「フー」のあとで、「ウン」と短く声を出すことでいきみ逃しができます。適切なタイミングではないときにいきむんでしまうと、赤ちゃんの呼吸や下降の妨げになるため、注意して乗り切ってください。

参考 子宮口の状態・呼吸法など:岡山中央病院ウイミンズメディカルセンター お産のプロセスと呼吸法、過ごし方

ソフロロジー

ソフロロジーとは、ヨガの腹式呼吸法の出産応用版のような方法で、「積極的に陣痛を受け入れよう」という前向きなお産に対する考え方そのものを指しています。

■やり方
ソフロロジーは「息を吐く」ことを主眼においたやり方です。なるべくリラックスして、陣痛や痛みのリズムに合わせ、長くゆっくりと息を吐いていきます。ゆっくりしっかり吐いていれば、次に吸うタイミングは自然に訪れるだけでなく、長く吐いたあとなのでとても深く息を吸うことができます。

短促呼吸(発露の時)

これは、発露の状態になった時に有効な呼吸法です。一般的には、発露の状態からは自然な腹圧によって簡単に赤ちゃんが娩出されますが、あまりに痛みがひどい場合にはこの方法を試してみてください。

■やり方
ラマーズ法などの長く吐く呼吸を終えたあと、「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」と短く切るように吐く呼吸に切り替えます。このことにより、身体に余計な力を入れなくても良くなり、痛みも和らぐと言われています。

注意したい分娩時のトラブル

出産時には、思わぬトラブルが発生することもあります。可能性として考えられるトラブルと対処法をご紹介します。万一の時には、医師や助産師さんの指示に従いながら対処することになりますが、事前知識として頭の片隅に入れておくと安心です。

回旋異常

赤ちゃんは、狭い産道を通り抜けるために4段階で回転しながら下りてきます。この回転を「回旋」といいます。ママの骨盤が狭かったり、赤ちゃんの頭がママの骨盤と大きさが合わなかったりする場合に、赤ちゃんが上手に回旋できない「回旋異常」となることがあります。

お産が長引き、母子の健康が危ぶまれるようであれば、吸引分娩(専用カップを赤ちゃんの頭に付け、吸引圧をかけて体全体を引き出すこと)や鉗子分娩(かんしぶんべん:トングのような専用器具を使って、赤ちゃんの頭を挟んで引っ張りだすこと)の処置がとられます。場合によっては、緊急に帝王切開への切り替えとなることもあります。

児頭骨盤不均衡

児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)とは、ママの骨盤の大きさと胎児の頭の大きさが釣り合っていないため、分娩が困難になってしまうことをいいます。検査などで事前に分かっていれば帝王切開になることもありますが、実際にお産が始まってから分かるケースもあり、その場合には経膣分娩で様子を見ながら進行します。

まとめ

陣痛が始まってからの分娩の流れや、スムーズな出産のための呼吸法、頭に入れておくべき出産時のトラブルなどについてご紹介しました。初めての出産に不安になるママも多いと思いますが、陣痛が始まって分娩に進めば、間もなく赤ちゃんに会うことができます。正しい知識を持ち、助産師さんの指示に従いながら、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

参考文献  ママと赤ちゃんの様子が1週間ごとによくわかる妊娠・出産最新ケアブック/世界文化社・2008年刊

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この記事を書いた人

虹色ママ

6歳と3歳の女の子のママ。
周りに自分と同様の高齢初産経験者多し、です。
うれしい・たのしい・感動・かなしい・つらい・わからない、そして「助けて」
妊娠出...

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