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【保育園・幼稚園・認定こども園について】運営目的・特徴・費用・補助金制度まとめ

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共働きの家庭の子どもは保育園に通い、そうでない場合は幼稚園に通う。これまではそのような選び方が一般的でしたが、近年は保育園や幼稚園の運営内容がどんどん多様化して選択肢が広がっています。また、「認定こども園」という新たな選択肢も増えました。それぞれの違いについて、運営目的や特徴、費用面などからご紹介します。

目次 保育園・幼稚園・認定子ども園の違いとは?
「保育園」とは?
「幼稚園」とは?
「認定こども園」とは?
保育園・幼稚園・認定こども園でかかる費用と補助金
まとめ

保育園・幼稚園・認定子ども園の違いとは?

小学校に行く前の子どもが通う施設としては、「保育園」と「幼稚園」が一般的です。厚生労働省が管轄する保育園では「親に代わって子どもを保育すること」を、文部科学省が管轄する幼稚園では「子どもを教育すること」を主な目的としています。これに加えて、保育園と幼稚園のメリットを融合した「認定子ども園」の運営もスタートしました。

管轄や運営目的、運営時間、対象年齢などはそれぞれ異なります。3つの施設の違いは以下の図を参考にしてください。

【保育園・幼稚園・認定こども園について】運営目的・特徴・費用・補助金制度まとめの画像1

最近は、保育園でも種類豊富な習い事などの教育的要素が取り入れられたり、幼稚園でも延長保育を行って長時間預けることが可能であったりと、どんどん多様化が進んでいます。たくさんの選択肢のなかからより良い施設を選んでいただけるように、それぞれの特徴についてご紹介していきたいと思います。

「保育園」とは?

保育園の特徴

厚生労働省が管轄している保育園は、0歳~小学校入学前の子どもの「保育」を主目的としています。保護者の就労を理由に預かることが多いため、保育時間が長いことが特徴です。8時~19時くらいまで預かり可能な施設が多く、別料金で延長保育ができる場合もあります。職員に必要な資格は保育士で、保育補助として資格のない職員も配置されていることがあります。

利用できる保護者の理由
・就労(パート、アルバイトも含む)
・妊娠や出産
・疾病や障害
・親族の介護など

子どもの過ごし方
日々の子どもの活動には、お部屋遊び、お散歩、昼食、お昼寝などを規則正しい生活リズムで行います。自由に遊ばせることが多いですが、教育的要素を取り入れている保育園もあります。保護者が働いていることが多いので、基本的に平日の昼間に行われる行事は少ないです。土曜日だけでなく、夏休みや冬休みなどの長期休暇中も保育を行ってくれる場合が多いのが特長です。

昼食について
昼食は、給食が用意されているケースが多いです。週に1度はお弁当の日があったり、運動会や遠足の時にはお弁当が必要だったりする場合もあります。

保護者間の交流
保護者会・面談などは、なるべく仕事に支障の出ない夕方などに行われることが多く、保護者間の交流の頻度は少ないです。

「公立保育園」と「私立保育園」の違い

保育園には、「公立保育園」と「私立保育園」があります。「私立保育園」の中でも、「認可保育園」と「認可外保育園」とに分けられます。認可保育園とは、国が定めている認定基準をクリアしている保育園のことで、認可外保育園とは、それ以外の保育園を指します。すべて「保育をするところ」という同じ目的を持つ施設には変わりはありませんが、事前にどこに分類されるのかを知っておく必要があります。

■公立保育園
市区町村の自治体が運営しており、認可保育園に入ります。運営基準が設けられているため、カリキュラムなどは比較的均一であること多いです。プールや夏まつり、遠足や運動会といった子どもが楽しめる基本的な行事は行われます。数年ごとに先生の異動があることが多いです。

■私立保育園
認可保育園と認可外保育園に分けられます。運営母体は、社会福祉法人やNPO法人、学校法人や企業とさまざまです。それぞれ独自のカリキュラムを組んでいるところが多いです。例としては、英会話・夜間保育などです。そのため、公立保育園に比べると教材費や必要経費がかかることがあります。

「幼稚園」とは?

幼稚園の特徴とは?

文部科学省が管轄している幼稚園は、未就学児の「教育」を主目的としています。対象年齢は、学校教育法により「満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児」と定められています。

預かり時間は9時~13時の4時間程度ですが、幼稚園によっては週何回か午前保育を取り入れているところもあります。利用できる保護者の理由は、特に制限はありません。職員に必要な資格は、幼稚園教諭です。

子どもの過ごし方
教育的プログラムが行われ、学年ごとにさまざまな取り組みがなされています。英会話や体育、ひらがなや数字の学習などを行っているところもあります。お昼寝の時間はほぼありません。行事は、平日の昼間に行われることが多く、保護者参加型の場合が多いのが特徴です。

昼食について
昼食は、幼稚園ごとによってお弁当か給食かが決まっています。毎日、お弁当を持参するところもあれば、週に数回は給食というところもあります。

保護者間の交流
保護者が企画・運営するPTA活動やバザーなどの催し物が多く、保護者間の交流が欠かせません。

「私立幼稚園」と「公立幼稚園」の違いとは?

幼稚園にも、「公立幼稚園」と「私立保育園」があり、違いは次のようなことがあります。

公立幼稚園
市区町村の自治体が運営しており、先生たちは公務員です。市区町村によって指導要領が定められているので、それぞれの幼稚園による大きな教育的な差はほとんどありません。長期休暇中の預かり・通園バス・給食などは、ないところがほとんどです。費用は、私立幼稚園に比べて安いのが特徴です。

私立幼稚園
社会福祉法人や学校法人などが運営しており、教育方針もさまざまです。幼稚園の中には、サッカーや体操教室などを開いているところもあり、そのまま習い事ができます。長期休暇中の預かりをしていたり延長保育があったりする場合もあり、働くママにとっては助かりますね。通園バスや給食があるところもある分、費用は割高な傾向にあります。

「認定こども園」とは?

保育園と幼稚園のメリットを融合させた「認定こども園」についてご紹介します。管轄である内閣府によると、認定こども園とは「幼稚園と保育所の機能や特長をあわせ持ち、地域の子育て支援も行う施設」とされています。認定こども園は、以下の4つに分類されます。

認定こども園の分類
・幼保連携型 幼稚園と保育所の認可をもつ
・幼稚園型  幼稚園が長時間保育も行う
・保育所型  保育所が教育目標が達成されるよう保育を行う
・地方裁量型 認可外保育施設が教育目標が達成されるよう保育を行う

これまで、幼稚園や保育園の機能だけをもっていた園が、両方の機能を併せ持って認定こども園へと移行していくケースが多いようです。職員に必要な資格は、幼保連携型は幼稚園教諭と保育士資格の両方が必要です。それ以外の場合は、満3歳以下は保育士資格、満3歳以上は、幼稚園教諭と保育士の両方もしくは、どちらかひとつでも可能です。

認定こども園に入園するには?

認定こども園は、保護者の仕事の有無に関わらず、0~5歳の子どもが利用できます。利用するには、市区町村が認定する認定基準を満たす必要があります。申請すると次の3つのいずれかに認定されます。

・1号認定 保育を必要とする理由がない、3歳~5歳の子どもを持つ家庭
・2号認定 保育を必要とする理由がある、3歳~5歳の子どもを持つ家庭
・3号認定 保育を必要とする理由がある、0歳~2歳の子どもを持つ家庭


保育を必要とする理由とは、妊娠や出産、保護者の疾病や障害などです。1号認定された家庭は、認定こども園と直接申し込みをし、内定をもらえば入園することができます。2号認定と3号認定された家庭は、市区町村へ申請し、内定をもらえば入園できます。しかし、2号認定、3号認定された家庭が優先的に利用できるようになっています。

内閣府 認定こども園 4類型比較

認定こども園の特徴

認定子ども園での利用時間は、4時間から最大11時間までとなっています。利用時間については、1~3号のどれに認定されたかによります。

子どもの過ごし方
日中は、保育を必要とする理由の有無にかかわらず、幼児教育的なプログラムに沿って過ごします。昼食を過ぎれば4時間利用の子どもたちは降園し、親が就労等している子どもたちは園に残って、お昼寝したり自由遊びをしたりして過ごします。

昼食について
昼食は、基本的には給食ですが園によって異なります。内閣府により、2号認定・3号認定された子どもへは、給食の提供が義務付けられおり、こうした配慮は保育的といえます。

保護者間の交流
年に数回の保護者会、保護者参加型の行事があるところがほとんどです。保護者参加型の行事では、保護者が企画・準備することもあるので、あらかじめスケジュールを把握しておくといいですね。

また、認定こども園では、地域の子育て支援の働きも担ってます。入園していない子どもの子育て相談をしていたり、親子同士の交流を促す活動を行っていたりします。

保育園・幼稚園・認定こども園でかかる費用と補助金

保育園や幼稚園、認定こども園に通うには、主に以下の費用がかかります。

・入園料
・月額利用料(給食費・PTA会費・学習用品などがかかることもある)
・園で使うもの(制服・体操服・通園帽子・バッグ等)
・オプション(習い事・通園バス・冷暖房費等)
・その他(写真代・行事の衣装代等)


住んでいる場所によって、保育園か幼稚園かこども園かによって、かかる費用に違いがあるため、気になる園を見つけたら、確認してみるとよいでしょう。

入園料

入園料は、保育園では基本的に必要ありませんが、幼稚園ではほとんど必要になります。また、認定こども園でもかかることがあります。園によって金額が大きく異なるため、確認してみてください。

・保育園:認可外だと必要なことが多い
・幼稚園:1万円~10万円
・認定こども園:1万円ほどかかることがある

月額利用料

月額利用料も、保育園と幼稚園、認定こども園で決定方法や金額が大きく異なります。また、基本料以外にも毎月払わなければならない費用がある場合があります。

■保育園
・自治体が保護者の所得状況に応じて設定
・2人目以降は安くなることが多い

幼稚園
・公立幼稚園は自治体によって設定
・私立幼稚園は各施設によって設定

認定こども園
・自治体が保護者の所得状況に応じて設定

月謝以外に毎月払う費用としては、給食費や教材費やPTA会費などがあります。幼稚園は給食がないことも多いため、給食費が必要ないところもあります。教材費は、製作する時の画用紙代や絵本代としてかかります。

PTAは、保育園よりも幼稚園や認定こども園の方が活動が盛んであることが多く、活動が盛んなほどPTA会費も高くなる傾向があります。PTA活動には、バザーや学期末の掃除、ベルマーク活動などがあります。

園で使うもの

園生活で必要なため、用意しておかなければならないものとして、制服・体操服・通園帽子・通園バッグなどがあります。制服と体操着が一緒のところや、夏と冬で異なる帽子を買うところ、また、指定がなくても運動をしづらいという理由で「スカートは禁止」というところなどもあります。

■指定の有無
・保育園:指定がないことが多い 
・幼稚園:指定があることが多い
・認定こども園:幼稚園から認定こども園になったところでは、指定があることが多い


保育園では、好きなものを買って持たせることができるため、幼稚園よりも費用を抑えることが可能です。それに対して、幼稚園や認定こども園では、園指定のものがあったりブランドものであったりすることもあるため、費用が高額になってしまうこともあります。

そのほか必要となるものは、絵本バッグや上履き袋、食事用エプロンなどが必要になるところもあります。園によっては、「家庭で手作りしてください」と指定される場合もあります。

オプション代・その他

入園料や月額利用料、バッグや制服などの園で使うものなどの必ずかかってしまう費用のほかに、場合によっては以下のような費用がかかることがあります。

・習い事
・通園バス
・冷暖房費 (毎年年度初めに数千円かかることがある)
・写真代 (年間1~2万円かかることがある)
・行事の衣装代など


園によって異なりますので、確認してみるとよいでしょう。

入園料と月額利用料を下げる補助金制度

もっとも費用がかかる私立幼稚園に通う場合には、「私立幼稚園就園奨励費補助金」という制度を利用できる場合があります。補助額は、利用している子どもを扶養している保護者の収入や子どもの年齢などによって異なりますが、月額利用料と入園費を補助してくれる制度ですので、上手に活用して、家計の負担を軽減させましょう。

■申請に必要なもの
・家族構成を報告する書類
・自治体に収入のチェックを依頼する書類

■申請方法
・入園後に幼稚園を通じて申請する
※自分が住んでいる区や市町村以外の私立幼稚園に入園した場合は、自分で市役所などに行って手続きをする場合があります

まとめ

保育園と幼稚園に加え、認定こども園の運営も開始され、子どもの預け先にも選択肢も広がってきています。これらの施設にはそれぞれ違いや特色があります。ママやパパの状況やライフスタイルに合わせて選ぶのはもちろん、園が示す教育方針や保育内容がそれぞれの家庭にあったものなのかについても、しっかり調べて準備することが大切です。 気になる園があれば、事前に子どもと一緒に見学をしてみたり、その園に通っている親子に話を聞いてみたりして、情報を集めてみるといいですよ。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

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この記事を書いた人

ジェシカ555

はじめまして。現在5歳になる娘を育てているジェシカ555です。
毎日の子育ては新しい発見の連続です。
自分の経験を踏まえて、記事を書いていきたいと思います。...

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