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公開 2016年07月14日  

「考える力」をつけさせようとした声掛けが、子どものやる気を奪ってしまった理由

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よかれと思ってしていた勉強方法、実は我が子に合っていなかった!?


子どもに「考える力」を身につけさせるつもりが…!?

我が家には、現在小学2年生の長女がいます。
今の小学生は毎日宿題が出されるんですね!

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子どもに「自分で考える力」を見につけさせよう!と思い、
私からはヒントを与えるのみで、答えは自らの力で導き出すというスタイルでやっていました。

しかし、この方法は合う子にとってはとてもよいものなのかもしれませんが、
長女にはあまり合っていなかったようで、なかなか答えが出てきません。

途中からまるで連想ゲームのようになっていくヒント…。

それでもなかなか答えにたどり着かない長女に対して、
ついついイライラしてしまったりしていました。

イライラしていると、やっぱり長女にも伝わるものです。

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みるみる内にやる気がダウン!!
せっかく勉強をしていたのに、なんだか険悪な雰囲気に…

保護者懇談で先生が教えてくれた「教え方」

そこで、以前、小学校の保護者懇談で先生に
宿題の教え方について質問してみたことを思い出しました。

「ヒント」を出すやり方と相性の合わない子は
すぐに答えを教えてしまった方がよいというのです!

「これはこういう漢字を書くんだよ。」
「これはこうやって計算するんだよ」と見せてあげる。

そうすると子どもは、「こういう問題の時はこう解けばよいのか」とパターンを自ら見つけるらしいのです。

そう言っても、「考える力」が伸びないのでは…?と半信半疑の私でしたが
さっそく教えてもらったやり方で勉強を教えてみることに…。

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答えを知ったあとでも、子どもって自分なりに色々考えるんですね!

答えを知ってそこで終わり~だと思っていた私は、必死にヒントばかり出していましたが
我が子には、先に答えを教えてしまうというやり方が合っていたようです。

もちろん、子どもにはそれぞれの個性があるので、勉強の方法もそれぞれ違うと思います。
自分の子どもに合った方法を一緒に見つけていけたら、いいですよね!

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