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赤ちゃんの視力はどう発達する?月齢別の見え方、目のトラブル、対処法まとめ

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生まれたばかりの赤ちゃんは、目が開いていても、実はまだよく見えていません。赤ちゃんの視力は、どのように発達していくのでしょうか?月齢別の目の見え方や、視覚を刺激するために効果的な関わり方、赤ちゃんの視力に関する疑問やトラブルなどについてまとめてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006338
目次 赤ちゃんの視力はどう発達する?月齢別まとめ
赤ちゃんの視力の発達を促すために、日常生活で心がけたいこと
赤ちゃんの視力に関する心配ごとは、なるべく早期に相談を
まとめ

赤ちゃんの視力はどう発達する?月齢別まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんは眠っていることが多いですが、目が開いていても、実はまだよく見えていません。赤ちゃんは、いろいろなものを見たり触ったりする経験を通して、少しずつ目に入った情報を判断できるようになっていきます。こうした積み重ねによって、脳の発達とともに少しずつ視力を獲得していくのです。

今回は、月齢別の赤ちゃんの視力についてご紹介します。赤ちゃんが視力を獲得していく過程については、現段階では諸説あるほか、個人差も大きいため、参考程度にしてくださいね。

生まれたとき

生まれて間もない赤ちゃん(新生児)は、大人のようにくっきりとものを見ることができません。明暗の認識はできますが、色の判別もまだできないため、赤ちゃんが見ている世界はセピアやモノクロです。

視力で言うと0.01~0.02程度、焦点距離は16cm~24cmだと言われており、ピントがうまく合っていない状態です。ちょうど、授乳するときの赤ちゃんの顔と、覗き込んだお母さんの顔ぐらいの距離が一番認識しやすいようです。

生後1~2か月

生後1~2ヶ月になった赤ちゃんの視力は、0.01~0.02程度で、生まれた時とそれほど変わりません。ただ、パパママとの生活の中で様々な刺激を受け、「ものを見る」ということに少しずつ慣れ始めているので、20~50cmくらいのものをじっと見つめるようになります。赤ちゃんに顔を近づけたり、抱っこをしてあげたりして、しっかりパパママの顔を見せてあげてくださいね。

生後3~5ヶ月

生後3~5ヶ月になると、視力はだいたい0.04~0.08くらいになります。生後3ヶ月頃はまだくっきりとは見えないものの、明暗の区別がはっきりしてきて視界が明るくなり、焦点も徐々に合うようになっていきます。生後4~5ヶ月になると、奥行きが少しずつ分かるようになっていき、目と手が連動して発達するようになります。

最初はセピアやモノクロの世界にいる赤ちゃんですが、まずは赤いものから認識できるようになり、徐々に色の区別がつくようになります。早い子では、生後3ヶ月くらいから動くものを目で追いかけられるようになり、これを「追視」といいます。また、ひとつの物をじっと見つめる「固視」もするようになるでしょう。

生後3ヶ月~4カ月頃に行われる自治体の定期検診では、視力に関する項目もチェックします。おもちゃを動かして追視ができるかどうか、光を当ててまぶしそうな反応を見せるかどうか等を確認することが多いようです。何か心配な点がある場合は、健診の時に確認してみましょう。

生後6か月

生後6ヶ月になると、視力は0.1程度にまで成長しています。近くであれば、物の輪郭や、顔の細部などもぼんやり分かるようになってきます。ただし、大人と同じ理解力や判断力が備わっているわけではないので、視力だけでママなど身近な人を判断するのは難しいようです。家族を認識する時には、視力だけではなく、声や匂いなども含めて総合的に判断している段階です。

生後8か月

生後8ヶ月になると、少しずつ遠近の判断ができるようになってきます。ものを立体的に見たり、しっかりと奥行きが分かるようになったりして、視力の発達が著しい時期です。ちょうどハイハイを始めたりして、赤ちゃん自身の動きが活発になるタイミングでもあり、好奇心もどんどん成長していきます。

1歳~3歳

1歳になるころには、視力は0.2~0.3程度まで成長すると言われています。その後、歩くようになって世界がどんどん広がるのに合わせて視力も急速に発達し、3歳になるまでに半数以上の子が1.0程度見えるようになるようです。

6~7歳

視力が確立する時期だと考えられており、ほぼ全ての子どもが1.0程度見えるようになります。

両国眼科クリニック 子供と視力について

赤ちゃんの視力の発達を促すために、日常生活で心がけたいこと

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ものを見せる時の距離を意識する

生後6ヶ月~8ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、ある程度近くにあるものしか認識することができません。赤ちゃんに話しかけたり、「いないいないばぁ」をして遊んだりする時には、30㎝くらいの距離で接することを心がけましょう。

原色の色鮮やかなおもちゃを与える

赤ちゃんは、まず最初に赤を認識できるようになるなど、原色の方が判別しやすいです。なるべく原色に近い色鮮やかなおもちゃを与えると、視覚に良い刺激を与えることができます。音も鳴るおもちゃであれば、聴覚も一緒に刺激しながら楽しく遊ぶことができるので、おすすめです。

テレビは画面から離れて、時間を決めて見せるようにする

「赤ちゃんにテレビを見せるのは良くない」ということを聞いたことがある人は多いと思います。赤ちゃんにテレビを見せることと、視力の発達に関するリスクとの因果関係は、まだはっきりと分かっていません。

しかし、テレビを見る時の距離が近すぎると、光の刺激が強いことは事実です。まだ目がよく見えていない時期の赤ちゃんは、リズミカルに動くカラフルなテレビの刺激に惹かれて、それを見ようとどんどん画面に近づいてしまいます。テレビの前に柵などのガードを作ったり、離れた場所にイスを置いてあげたりして、なるべく画面から離れたところで見せるように心がけましょう。

また、テレビを見せすぎることでコミュニケーション上のデメリットが生じるのではないかという研究もあります。ママが家事をする時に少しだけテレビを見せるようにしたり、「1回30分まで」といった時間を決めておいたりして、あまり長時間見せすぎないように心がけましょう。

赤ちゃんの視力に関する心配ごとは、なるべく早期に相談を

赤ちゃんは、最初はあまり目が見えない段階から少しずつ視力を獲得していくので、その中で気になることも出てくるかもしれません。赤ちゃんによく見られる、視力に関する心配ごとについてご紹介します。気になることがあれば、定期健診の時に相談するか、心配であれば早めに小児眼科を受診するようにしてください。

視力に関する心配ごと①斜視

斜視とは、正面にあるものを見る時に、片方の目は正面を向いていても他方の目が内側や外側にずれており、両目の視線が正しく目標に向かっていない症状のことを言います。斜視にも様々な種類があり、常に目視線がずれていることもあれば、寝る前など一時的にずれてしまうということもあるようです。

斜視になる原因は、目の筋肉や神経の異常、目の病気、遠視、脳やその他の病気など、様々です。斜視であれば、なるべく早期に治療を開始する必要がありますが、子どもは鼻の根元が低くて広いいため、目が内側に寄った斜視のように見える「偽斜視」の可能性もあります。専門医による診断が必要となりますので、気になることがあれば早めに受診するようにしてください。

視力に関する心配ごと②弱視

赤ちゃんの視力がだいぶ発達してきた3歳ごろになると、3歳児検診で視力に関するチェックをすることがあります。この時に、弱視の疑いがあると指摘されるケースもあるようです。弱視とは、メガネなどの矯正器具を使っても目のピントが合わず、視力が出づらい屈折異常のことです。

弱視は、早期に治療や訓練をすることによって、正常な視力を得られることが多いと言われています。しかし、片目だけが弱視の場合には発見しにくく、その間にも少しずつ視力低下してしまうという危険があります。日頃から赤ちゃんの両目の動きや見え方などに注意して、見えにくそうにしていることがあれば、すぐ眼科を受診してください。

視力に関する心配ごと③目を合わせない

赤ちゃんは、生後3ヶ月を過ぎると徐々に目の前で動くものを追視したり、ママと目が合ってしばらくじっと見たりするようになります。しかし、中には赤ちゃんとなかなか目が合わず心配になるママもいるようです。

目が合わないと感じる場合は、赤ちゃんの目から30cmくらい離れたところで、赤色のボールなどを左右にゆっくり動かしてみましょう。赤いものを目で追っているかどうか確認してみてください。

赤ちゃんの成長には個人差があるため、生後3〜4ヶ月ごろまでは心配しすぎることはないでしょう。しかし、何度試しても追視する様子が見られなかったり、授乳の時などにあまりにも目が合わないことが続いたりするようであれば、早めに小児科や小児眼科などで相談するようにしてください。

まとめ

赤ちゃんは、生まれた時にはあまり見えていない状態から、周りとのコミュニケーションを通して少しずつ視力を獲得していきます。なるべく赤ちゃんの顔から近いところで話しかけるようにしたり、認識しやすい色鮮やかなものを見せたりして、赤ちゃんの視覚に良い刺激となるようなコミュニケーションを心がけましょう。気になることがあれば、なるべく早めに健診や小児科、小児眼科などで相談するようにしてくださいね。

視覚発達支援センター

赤ちゃんの視力と見え方の発達/池袋サンシャイン通り眼科診療所

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子育て・育児 子どもの成長・発達 身体能力の発達

この記事を書いた人

ままとともに

IT系の仕事を十数年。それから主婦。
のんびりマイペースに一児(2歳♂)の母をやってます。
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