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水疱瘡(みずぼうそう)の症状、対処法、予防接種、治療後の対応まとめ

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水疱瘡は、子どもがよくかかるとされている病気のひとつです。平成26年10月からは、水疱瘡を予防するための水痘ワクチンが定期接種となりました。水疱瘡とはどのような病気なのでしょうか?潜伏期間、症状、対処法、予防策、治療後の対応などについてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179006954
目次 水疱瘡ってどんな病気?
水疱瘡の症状チェックリスト
水疱瘡の治療法・対処法
水疱瘡の治療中の過ごし方
水疱瘡の感染の予防策
まとめ

水疱瘡ってどんな病気?

水疱瘡とは

水疱瘡とは、「水痘・帯状疱疹ウイルス」への感染によって発症する病気のことで、10歳までに90%以上の人が感染すると言われています。発症すると、顔やお腹など身体の中心に汗疹や虫刺されに似た発疹(赤いぽつぽつ)が出はじめ、発症した人の70%は発熱も伴います。また、他の人に感染する病気のため、家族への感染拡大が懸念されるほか、保育園や幼稚園に登園することもできません。

土浦協同病院なめがた地域医療センター

水疱瘡の潜伏期間と完治までの期間

水疱瘡の潜伏期間は2週間程度と言われていますが、ウイルスの量や個人差により10日~20日の潜伏期間を経て発症することもあるようです。発疹が出た翌日あたりからかゆみの強い水ぶくれになり、通常は1週間程度でかさぶたになって自然にはがれ始めますが、かさぶたが全部はがれて完治するまでには3週間程かかります。他の人への感染力があるのは、発疹の出現2日前~出現1週間後あたりまで、目安としては水泡がかさぶたになるまでの期間だと言われています。

重症化する場合もある

軽傷の場合は熱がなかったり発疹の数が少なかったりしますが、重症化した場合は合併症を引き起こす可能性もあります。かかる可能性がある合併症は以下の通りです。

・皮膚の細菌感染
・脳炎
・肺炎

皮膚の細菌感染は特に多く見られます。水疱瘡はかゆみが強いため、発疹を掻いてしまうことで皮膚のブドウ球菌などが傷口に侵入し、膿んでしまったり、とびひになったりしてしまうことが原因です。

再発の可能性がある!?

水痘・帯状疱疹ウイルスに一度感染すると、将来「帯状疱疹」という病気になる可能性があります。水疱瘡が治った後も水痘ウイルスが脊経節に潜んでおり、大人になってから、年齢やストレスによって免疫力が落ちたタイミングでウイルスが再び暴れ出すためです。主に胸にできることが多いですが、おしりや手足、顔などどこにでもできる可能性があり、痛みを伴うこともあります。

水疱瘡の症状チェックリスト

水疱瘡にかかると、一般的には以下の流れに沿って症状が出てきます。「水疱瘡にかかったかも?」「よく遊ぶお友達の間で水疱瘡が流行しはじめた」と感じたら、以下のような点をチェックをしてみましょう。

1. 微熱がある/あった(重症の場合は高熱になることもある)。
2. 発熱後、赤い発疹(ぷつぷつ)が顔や体に急に現れた。
3. 半日~1日で発疹の範囲が広がってきている。
4. 口の中にも発疹ができ、痛みがある。
5. 発疹が水ぶくれになってきて、強いかゆみがある。
6. 発疹がかさぶたになってきている。


上記の項目の中にいくつか該当するものがあれば、水疱瘡の疑いがあります。予防接種を受けている場合には、水疱瘡にかかっても軽症となることが多く、チェックリストにほとんど該当しないという場合もあるようです。周囲への感染の心配もある病気なので少しでも気になるようであれば、なるべく早く病院に行きましょう。

水疱瘡の治療法・対処法

水疱瘡の治療の基本は、「抗ウイルス剤による体内でのウイルス増殖の防止」「抗ヒスタミン剤によるかゆみの軽減」「塗り薬によるかゆみ・炎症の抑制と傷口保護」の3つとなります。発疹が膿んで腫れてしまった場合には、化膿止めとして抗生物質が処方されるケースもあります。

薬を服用する場合の注意点

抗ウイルス薬はアシクロビルや塩酸バラシクロビルが処方されるケースが多いです。薬の性質上、発症から48時間以内に飲み始めることで最大の効果を発揮されると言われています。

高熱が出た場合は解熱剤を使うことがありますが、水疱瘡にかかっている子どもがアスピリン系の鎮痛解熱剤を使うと、ライ症候群と言われる重い脳症を引き起こす可能性があります。市販の解熱剤にはアスピリン系の成分が含まれることもあるため、必ず医師や薬剤師の指示に従って薬を服用するようにしてください。

発疹を掻きつぶさないことが大切

水疱瘡にかかるとたくさんの発疹が出て、水泡がつぶれて一時的に皮膚が荒れてしまいますが、つぶれた水泡を触らないようにすれば、跡も残らずきれいに治療することが可能です。水泡をつぶさないことは、先にご説明した細菌感染を防ぐことにもつながります。

水疱瘡にかかったら、子どもの爪を短く切り、手をなるべく清潔に保つよう心掛けましょう。かゆみがひどい場合は、タオルにくるんだ保冷剤などで患部を冷やすと、ある程度はかゆみを抑えられます。

水疱瘡の治療中の過ごし方

発疹がすべてかさぶたになるまで自宅で安静

重症化しなければ、何度も通院する必要はありません。医師に処方された薬を使いながら、すべての水泡がかさぶたになるまで自宅で安静に過ごしましょう。

水疱瘡は感染力が強いため、しっかり完治するまでは保育園や幼稚園に登園することができません。すべての水泡がかさぶたになってからの登園が目安で、個人差がありますが5日~10日かかるケースが多いようです。医師からの登園許可がないと登園できない場合もあるため、症状が軽快したら医師に診察してもらって指示を仰ぎましょう。

水泡がある間は、ぬるめのシャワーを

熱が下がったらお風呂に入りたいと思いますが、水泡があるうちは湯船には入らず、シャワーで清潔を保つようにしてください。水ぶくれやかさぶたをこわさないように注意しましょう。体を温めるとかゆみが強くなる場合があるため、ぬるめの温度がよいでしょう。

水疱瘡の感染の予防策

予防接種を受ける

水疱瘡の主な予防法は、水痘ワクチンの接種です。水痘ワクチンはこれまで任意接種でしたが、平成26年10月からは定期接種に移行しており、対象期間内(生後12ヶ月~36ヶ月にまでの子ども)であれば基本的には無料で受けることが可能です。詳細は医療機関や自治体に問い合わせてみてください。

1回でも接種することで、水疱瘡にかかったとしても重症化することをほぼ確実に予防できるほか、2回の接種することで、感染自体の予防効果もより高くなると考えられています。

水痘ワクチンは緊急接種をすることも可能

水痘ワクチンを受けていない子どもが、家庭や園などで水疱瘡にかかった人と接触してしまった場合は、ワクチンを緊急接種することも可能です。感染してから72時間以内に接種すると、約80%の確率で感染を予防することができると考えられているため、気になる場合は医療機関で相談してみてください。

まとめ

水疱瘡の症状や対処法、予防法など、ぜひ覚えておきたい一連の流れをご紹介しました。水疱瘡は感染力が強いですが、しっかり対処すればきれいに完治させることができる病気です。対象年齢に該当する人は予防接種を受けるようにして、気になる症状が出た場合には、先述のチェックリストを参考にして早めの対処を心がけてください。

医療法人 及川医院

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病気・怪我・健康 病気 水疱瘡

この記事を書いた人

ままとともに

IT系の仕事を十数年。それから主婦。
のんびりマイペースに一児(2歳♂)の母をやってます。
IT系、カラーコーディネーターの資格を持っています。

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