介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由のタイトル画像
公開 2016年06月23日  

介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由

79,404 View

子どもは2歳前後になると、自分でなんでもやりたい時期が来ます。そして、お母さんはそれを見てもどかしさを感じ「つい、手が出ちゃう」そんなことはないでしょうか?


見守ることの難しさ

介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像1
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像2
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像3


子どもがなにかやっている時に
思わず、手が出そうになったことはありませんか?

特に時間がない時など

「わたしがやった方が早い!」

と思い、先にやってしまうことがあります。

たしかに大人が先にやってあげれば
失敗もなく、なんでも早いです。

ただ子どもの成長できる機会を
逃しているような気がします。

それに気づいたのは介護のお仕事をしていた時でした。

介護の職場で気づいたのは…

介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像4
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像5
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像6
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像7
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像8
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像9


私は介護現場で働いています。

自分で身の回りのことを全部できる人、
全介助の人も施設にいます。

働いていて、どうしてもできずに困っている人を見ると
すぐに手伝いたくなります。

もちろんできないことを介助することが
私たちの仕事なのですが、場合によって
自分でできるのに手伝ってしまうことがあります。

職場の先輩に指導されたのは

その人の残存機能(残されている活用できる機能)を
引き出すケアをしなければならない。

ということでした。

子どもの成長も、ゆっくり見守るために

見守るということは

簡単なようで1番難しいと思います。

介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像10
介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由の画像11

子どもが自分で頑張ろうとしている姿を
「見守る」のも立派なお母さんの仕事だと思うんです。


手を出してしまいそうな時には、

どうやったら子どもが「自分だけのカ」でできるようになるのか?

どうやったら「できない部分」だけ助けられるのか?

をまずは考えてみることが大事なんだと思いました。

私も、子どもの成長をゆっくりと見守り
できたことを一緒に喜べる母親になりたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Share!