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公開 2016年05月31日  

自分の親を『ちゃん付け』で呼ぶのはあり?なし?TV番組バイキングでの議論から考えたこと

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Twitterの意見も参考にしながら考えて、辿り着いた私の答えとは。


目次
多かった、反対派の意見
続いて、賛成派の意見
尾木ママは否定派。木下優樹菜さんは、部分的に賛成派。
ここまで書いてなんですが、別に、どっちでもいいのかも。

あなたは、自分の親をどんな風に呼んでいますか?


・お父さん、お母さん。
・パパ、ママ。
・おとう、おかあ。
・おやじ、おふくろ
・パピー、マミー。(あまりいないですかね)


などなど、いわゆる呼称は様々用意されています。

しかし、2016年5月23日のお昼番組『バイキング』ではこんな問いが投げかけられました。

『親を友達のように「ちゃん付け」で呼ぶ子ども 許せる?許せない?』

最近は、親のことをニックネームや下の名前で呼ぶという親子も増えているのだとか。

番組の調べでは・・・。

・親を友達のように呼ぶ理由…
 1位 なんとなくノリ 
 2位 親しみを込めて 
 3位 親に求められて

番組中に行われた視聴者アンケートの結果では、

「許せる」が30%、「許せない」が70%。

この結果、みなさんはどう思いますか?

多かった、反対派の意見

続いて、賛成派の意見

尾木ママは否定派。木下優樹菜さんは、部分的に賛成派。

番組中では、出演者同士の議論もありました。

教育評論家の尾木ママは「親の方が悪い。子供はちゃんとしつけなきゃ」と批判的な立場。

木下優樹菜さんは「人前ではダメだと思う」としながら「(親と子が)話しやすい環境を作るために、親友みたいな感じで話すこともある」と発言しました。

この問題に、教育評論家の松本肇(はじめ)氏は5月24日のJ-CASTニュースの取材に、こう答えたそうです。

「外に出て他人と接するようになれば、年齢による上下関係は必ずつきまといます。子どもが目上の人に失礼な態度を取らないためにも、親と子の立場をしっかりと意識できるような呼び方をするべき」

ここまで書いてなんですが、別に、どっちでもいいのかも。

ごめんなさい。そう言ってしまったらこの記事の意味がないと思われてしまいそうですが、正直に、そう思いました。

不思議なもので、一番最初に「許せる?」「許せない?」と聞かれると、どちらかに答えがあるような気がしてしまいますが、それは錯覚でした。

この問題については、親子関係のカタチの数だけ、あり方も違って当たり前。だと思います。

一つの理想的な家族像のようなものを掲げて、それに当てはめながら「正解」を考えるこの問い自体を、疑うべきなのでした。

家族のカタチ。親子関係のカタチは無数にあります。

それぞれの家庭にあったスタイルが出来上がっているのなら、他人が干渉する必要は、ないと思うのです。

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