
休日こそやってみたい!お出かけが子どもの成長につながる3つの工夫
行楽の季節ですね。春の子どもとのお出かけは新しい経験ができ、今までやったことのない課題にチャレンジできる絶好の機会です。単に遊びに行くだけではなく、工夫によっては子どもの大きな成長につながります。そんな実践例をいくつかご紹介いたします。
こんにちは。『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子です。
5月はまだ梅雨前で暑くもなく寒くもなく、家族で出かける予定を立てている家族も多いですよね。
平日は朝の限られた時間しかないので「早く、早く」と子どもをせかしたり、保育園の準備をつい親がやってしまうことも多くなりがちですが、週末や祝日は少し時間に余裕があります。
子どもにとっても楽しみの外出のための持ち物準備には意欲的になるもの。実物のお金を触ってみるなどちょっと背伸びした経験をさせてみませんか?

楽しいお出かけの準備は、子どもにやってもらおう
明日は遊園地にお出かけです。
前の晩に「明日は遊園地に行くけれど、何を持っていけばいいのかな?」と質問してみましょう。そして、出てきた持ち物をリスト化して書き出してみましょう。文字に興味を持つきっかけにもなります。
そして、水筒、ハンカチ・チリ紙・レジャーシート、ゴミ袋、お菓子など、持ち物リストに書いたものを確認しながら「明日のお出かけに必要な持ち物をリュックに入れてみようね」と声をかけると、自分でやりたい気持ちになり進んで行動できるようになりますよ。
小学校に入学すると時間割を見て教科書、ノート、体操着などをランドセルに入れて準備をすることになります。いつまでもお父さん、お母さんがやってあげることはできません。それに、持ち物準備は一朝一夕にはなかなか出来ないものなのです。
お出かけのワクワクする気持ちを意欲につなげ、事前準備を子ども自身でやってみる機会にしてみましょう。

休日の荷物準備に成功したら、週末明けはせっかくのこの経験を活かしませんか?
子どもは好きなおもちゃは自分で選んで取ってくることができます。
ですから2歳でも3歳でも保育園の準備をやらせてみると意外と自分でできるものなのです。
お便り帳や着替えなど、園バックの中に入れるものを視覚的にわかりやすいように写真にして壁に貼っておくと、子どもの助けになり、おすすmです。
ママも出勤前の忙しい時間、少しでも子どもが自分で自分のことができるようになってくれれば随分と楽ができますよ。
子どもに買い物の体験をさせよう
子どもって小さい穴に物を入れたがります。お金も投入口に入れたがります。駅で切符を買ったり、自動販売機でジュースやウーロン茶を買うのも親がさっとやってしまうのではなく、時間にゆとりのあるお休みの日には子どもに体験させましょう。
「自分で買えた」という達成感は大きな成長につながります。
さて、小学生の算数で「120は10の固まりがいくつ集まった数ですか」という問題があります。答えは、10が12個集まった数なのですが、これがなかなかわからない児童がいます。
“150円のウーロン茶を買うのに150の金額を見て10円玉を15枚、コイン投入口に入れる”また発展させて“100円玉1枚と10円玉5枚で自分でコインを入れる”など、普段からお金を使って買い物体験をしている子どもは、大きな単位を理解できる頭が育っています。
子どもは電車賃が無料ですが、お出かけの機会に親の電車・バスに切符を子どもに買ってもらったり、自動販売機で飲み物を買う体験をぜひさせてみませんか。

行く場所の下調べを子どもと一緒にしてみよう
普段の行動範囲とは異なる場所にでかけるときは、子どもと一緒に電車路線図で降りる駅を確認したり、行く場所を下調べをしてみましょう。
動物園ならばネットや図鑑でゴリラ、象など、どんな種類の動物がいるか子どもと一緒に調べてみるのです。これで「図鑑で見た象はグレーだったけれど今、僕も目の前にいる象は茶色だ」などの発見があったり、実物を見た時の感動は大きく違うはずですよ。
休日のお出かけも、親に連れて行かれるまま参加させるのではなく、事前に情報を入れておくことで知的好奇心に火が点きます。

まとめ
単なるお出かけも子どもの成長を促す場面がたくさんあります。
お休みの日のお出かけに、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。

1
寝かしつけで、ママの隣をめぐる争いぼっ発。平和的解決法は…コレだ!
コノビー編集部

2
嘘や反抗が増えてきたな…複雑な親ゴコロが一転した、ある日の出来事

丸本チンタ/KADOKAWA

3
呼び出しておいて扉を閉める。パパへの塩対応が気の毒だけど面白い

にくきゅうぷにお/講談社

4
「夕飯、何でもいいよ」夫の言葉は優しさと分かっている、でも…!

アベナオミ/KADOKAWA

大事な鉛筆キャップが壊れちゃった!?夫が娘にかけた言葉は?

ひいちゃん

なぜ夫は料理できないんだろう?人それぞれの「つまづきポイント」を探る

アベナオミ/KADOKAWA

何度も読まされる絵本の読み聞かせに母のオリジナリティが光る瞬間

まつざきしおり/KADOKAWA

愛犬にベッドを奪われても飼い主さんが「いい思い出」と語る理由とは?

コノビー ゆるっとフレンズ

「ヨウチエンイカンノ…」息子の幼稚園入園、最初のハードルはこれでした。
コノビー編集部

育児も家事も…全部がうまくやれない日。激しい怒りが、ついに夫に爆発した。

眠井アヒル『ママ友さんとアンコちゃん』

待ちに待った入学式。親も子も違った意味で「ドキドキ」する~!

まりお『だってどっちも1年生!』

わが家に並んだ3つのランドセル。それはまるで、3きょうだいの顔が並んでいるようで

ハネ サエ.