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  4. GW明け注意!子どもにもある「5月病」ー防ぐために親ができること

GW明け注意!子どもにもある「5月病」ー防ぐために親ができること

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新入園、入学から一ヶ月。子どもの様子がいつもと違う!?登園・登校したくないと言い出した!?それって子どもの5月病かもしれません。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030003696

それは、4月の緊張が途切れるときに起こる

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大人にはポピュラーな『5月病』

正式な医学用語ではありませんが、「だるい、しんどい」と言った体調面や、「憂鬱、心が晴れない、何事も億劫になる」など精神面もあわせて、5月の連休明けにこれらの症状を訴える人が増えることから、5月病という名称で呼ばれるようになりました。

そして実はそんな5月病の症状は大人だけでなく、子どもにも同じように起きます。


小学校1年生の担任を受け持っているK先生に話を聞いてみると、

「大人に限らず子どもも、4月は新入学・進級で新しい環境に身を置き、緊張しながら頑張っています。その緊張の糸が、ひと月を過ぎて少しずつ慣れたころ、それも連休という学校・園生活に余白ができたそのとき、ぷっつり切れるのです。」

と、おっしゃっていました。


つまり、頑張りすぎて燃え尽きてしまったり、入学式・始業式などの非日常な行事が過ぎて日常に戻ったときに、強い不安感を抱くようになり、そこから5月病になる子どもがいるのです。

こんな症状が出ていたら、それはSOSかも

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子どもは自分の気持ちや状態を、大人ほどはうまく表現できません。

それでは5月病ーいわゆる過度な不安やストレス状態にあるとき、子どもはどんなサインを出すのでしょうか。
K先生、そして実際にこの季節、異変を感じて小児神経科で診察を受けたという複数のお母さんに聞いてみました。

・眠りが浅くなる、寝言が増える
・頭やお腹が痛いと訴える
・笑顔が少なくなる
・幼稚園・学校のことを話したがらない
・突然泣き出す
・いらいらしている
・まばたき(チック)、貧乏ゆすりなどの繰り返しの動作
・とにかく眠いと言う

原因が友だちとの関係にあったときは「ロールプレイング」をしよう

では子どもに上記であげたような症状が現れるまで、私たち親は何もできないのでしょうか?
いいえ、「5月病」は対策ができるといいます。


例えば、原因が「友だちとの対人関係」にある場合。

園や学校で新しい友だちと交わる4月は、まだ遠慮・緊張があり、関係も浅いため表面化していませんが、1ヵ月経ちだんだん遠慮がなくなり言い方がエスカレートしたり、また言われて我慢するのも限界になるなどの理由で、対人関係のほころびが明るみになりやすいです。

本気でぶつかる、喧嘩する経験が昔より大幅に減り、気持ちの折り合いのつけ方や加減がわからない子が増えたり、子どもながらに空気を読み、言いたいことを我慢する子が多いのも、5月頃に対人関係に変化が起きやすい理由でもあります。

そんなときに有効なのが、嫌だった、やめて欲しい…など、自分の気持ちを伝える練習ができるロールプレイングです。

我が家でも実際に取り入れていて、自分の感情と相手の感情を味わう「ドラマ(演技)」をよくやっていました。
実際のシーンを想定して演じることで、いざというとき言葉が出てきて、効果があったように思います。

園や学校生活でつまずいている時こそ、「親のサポート」が大切!

「保育園、幼稚園や学校が始まると、整理整頓が苦手・集団行動が苦手・時間やものの管理が苦手な子と、色々個性が出てきます。新しい環境になればなおさらです。だからこそ保護者の方のサポートが大切になるのです」とK先生。

例えば保育園、幼稚園なら、自分のロッカー(かご)の整理整頓が苦手な子には、ものの定位置がわかるように、最初に「ものを正しい位置に置いたときの全体像」を写真で撮らせてもらい、かごの前面にはりつける。

小学生で忘れ物が多い子には、チェックリストをつくって毎晩自分で用意させる(チェックは最初は一緒にやり、あとは自分で点検させて後で親がこっそりチェックする)。

勉強は、低学年では(思考のクセなどもつかむために)親が見るのが鉄則ですが、つまづきが見られる子には、子どもからその単元のまとめや学習の要点を子から保護者に説明させ、親からコメントをもらうように指導することもあるそう。習熟度も、保護者がどの程度子どもの学習について把握しているかも一目瞭然とのこと。
ということは、今日習ったことを、子どもが先生役になって授業してもらえばいいのです。

ただ、これら以上に大切なことは、「保護者の方の家庭の言動です。怒られてばかり、比べられてばかりだと自信を失い、やる気もそがれます。あくまで影から支えてやり、優しく見守る姿勢でいることです」。(K先生)

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この記事を書いた人

吉田 瑞穂

KDDIを経て2001年より現職。美容ライターとして独立し15年目。1児の母。CLASSY.、JJ、VERY、STORY、美ST(光文社)、美人百花(角川春樹事...

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