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ひとり親家庭のために「母の日」の行事を廃止。それってホントに必要?(2ページ目)

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もうすぐ、母の日ですね。そして6月には父の日があります。最近では、ひとり親家庭の子どもも多く、母の日や父の日などの行事を廃止する幼稚園、保育園もあります。実際、父の日に「パパの顏」を描かせたら「離婚している家庭も多いのになんたることか!」とクレームがある話を園側から聞いたこともあります。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021006576

近年はひとり親家庭など、複雑な家庭事情を抱える子どもは増加の一途をたどります。「子どもが悲しい思いをしないように」と父の日、母の日を廃止したり、“家族の日”に替えている園もあります。父親参観日をなくして通常の保育参観にしている園もあります。

でも、そうやって子どもに配慮しても「うちにはパパがいない」「うちにはママがいない」という現実は変わらないわけです。

私も息子の通う保育園ではただ一人のシングルマザーでした。園全体で息子のことを考えて「父の日にパパの顔を描かせるのは止めよう」ということになり、園児全員がパパの顏ではなく“家族の顏”を描かされていました。これを見たときは「そこまで気を遣ってくれなくてもいいのに」と正直思いました。

なぜなら、ひとり親家庭の子どもは毎日、どちらかの親がいな環境で育っているので「うちにはママがいない」「うちはパパはいない。ママ一人で僕を育ててくれている」とちゃんとわかっています。シングルのママの人の中にも腫れ物に触るように扱われているような感じがして、私のように却って気を遣われ過ぎて窮屈に思っている人もいたりします。

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まとめ

こんな風になると、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが亡くなっている園児もいるから“敬老の日廃止”、男尊女卑になるから“雛祭り廃止”、“5月5日は子どもの日だから男の子のイメージが強い兜を飾るのは廃止”となってしまいますよね。クリスマスはキリスト教の行事だからとやらない園も実際あります。

私はそんなことはあまり気にしないで実施したらいいと思っています。

余談ですが私が50年前に通っていた幼稚園は神社が運営していましたが、神主さんでもあった園長先生がサンタさんの恰好をして子どもたちにプレゼントを配っていました。また、お寺が運営していてもハロウィンのイベントをやっている保育園もあります。季節の行事によって、子ども達はいろんな文化に触れられてよいのではないでしょうか。

表面的な言葉だけを変えることだけに神経を使うのではなく、“違いを理解して一人一人が多様性を受け入れる”そんな時代になることが何よりも大切だと思います。皆さんはどう感じますか。

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この記事を書いた人
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立石 美津子

子育て本著者、講演家、自閉症児を育てる母親

著書は『一人でできる子が育つ テキトーかあさんのすすめ』
『はずれ先生にあたったとき読む本』『子どもも親も幸...

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