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便利な「液体ミルク」を日本でも当たり前に!署名活動をするママに聞いた。

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フィンランド企業が日本フィンランド友好議員連盟を通じて熊本地震の被災地に提供したことで話題になっている「液体ミルク」。日本でも「液体ミルク」製造販売ができるよう、署名活動をしている末永恵理さんに、お話を伺いました。

目次 「液体ミルク」ってどんなもの?
大震災の度に注目されてきた「液体ミルク」は、日本では製造されていない
日本にも普段使いの「液体ミルク」を。一人のママが、立ち上がりました。
2万人以上の署名を集めた末永恵理さんに、お話を伺いました。

日本では、乳幼児の食事といえば母乳か粉ミルクですよね。

でも、実はもう一つの選択肢「液体ミルク」があることを知っていますか?

「液体ミルク」ってどんなもの?

乳児用の液体ミルクは、紙パックやペットボトルに入っており、開けてすぐに赤ちゃんに飲ませることができる優れもの。海外では、多くの国で一般的な商品として使われているようです。

何と言ってもメリットは、

常温で保管することができ、密封されているため衛生的な上に、哺乳瓶を消毒したり作ったミルクを冷ましたりする手間も必要ない!ということ。

粉ミルクと格闘しているママパパにとっては、夢のような商品ですよね。

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大震災の度に注目されてきた「液体ミルク」は、日本では製造されていない

阪神淡路大震災の際に日本ではじめて注目され、さらに東日本大震災の際には、海外の液体ミルクを被災地に送る大規模な運動もあったにも関わらず、規制とコスト等いくつかのハードルがあり、日本では未だに「液体ミルク」は製造販売されていません。 

一番のハードルは厚労省が許可を出していないことです。業界団体(企業)から「液体ミルク」製造の要請がないため、これまでの規制を変える必要性についてまだ理解が進んでいないのが現状のようです。

一方国内メーカー企業はというと、消費者のニーズが本当にあるのか把握できていないということと、もう一つは、液体ミルクのほうが製造コストや流通コストが大きいことや、その結果の高価格が日本の消費者に受け入れられるかどうか。また広報面での課題をどうクリアするか、まだ見通しが立っていないのが現状のようです。(※注2)

そして状況は変わらないまま、今回の熊本地震でも、フィンランドの乳製品メーカーから無償提供された「乳児用液体ミルク」が、被災地に贈られることになっています。

災害時は特に、ライフラインが十分に整っていない状況で、衛生面に配慮しながら粉ミルクを作るのは至難の業です。また、被災したストレスで母乳が出にくくなる場合もあります。

完全母乳育児をされていた方にとっては、自分の母乳が唯一の食料と考えるとさらにプレッシャーを感じていらしゃることでしょう。

長期避難生活を余儀なくされている乳幼児の人数は、熊本県内で公表されているだけでも1,173名。(※注1)

母乳育児かミルク育児かに関係なく、すでに調整されているミルクを用意できるこの商品は、被災地にいる親子にとって、大きな安心と希望ですね。

※注1)熊本地震における避難者数䛾推移と 今後䛾予測について Ver.1.2

※注2)液体ミルクを日本にも・署名キャンペーン 「森永乳業様 ミーティング議事録」2015.2.18

日本にも普段使いの「液体ミルク」を。一人のママが、立ち上がりました。

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大震災の時に限らず、もっと日常的に使われていいはずの「液体ミルク」。

これがあることで、

・乳幼児期の育児の負担が軽減される。
・調乳時の衛生面のリスクも軽減される。
・粉の測り間違いなどもなくなる。
・お出かけ時に粉ミルクセットをあれこれ持たずに済む。
・面倒くさがり屋なパパもミルクをあげやすくなる。(笑)

などなど、メリットがたくさんあります。

デメリットとしては

・1回あたりの価格がおよそ粉ミルクの2倍
・消費期限が6ヶ月程と短い(US基準では1年のものを日本基準に直すとそうなる)

などが考えられます。

実は、これだけ便利な商品をなんとか日本のメーカーで製造販売できるようにしたいと、政府と企業に働きかけている一人のママがいるのをご存知でしょうか。

2万人以上の署名を集めた末永恵理さんに、お話を伺いました。

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【国内粉ミルクメーカーさま各位】お出かけや災害の時に赤ちゃんがすぐ飲める乳児用液体ミルクを、日本でも製造・販売してください!

ーーものすごい数が集まりましたね。

末永:
 はい、今もどんどん集まっています。

ーー「液体ミルク」とても便利だとは思います。でも厚労省や企業に直談判しに行くママって、あまりいないと思うのですが・・・。

末永:
 始めは、署名だけメーカーに届けて終わる予定でいたんです。でも、寄せられた署名のコメントを読んだら、これはけっこう切実な要望だなと思ったので、力になりたいというか役立ちたいと思ったのがひとつ。

ーーなるほど。

末永:
 あとは、行政や企業の話を聞いてみると必ず、まず「ニーズがあるのか?」という話になって。そこは、あるよ!と言いたい。だから、まずは広く国民に知ってもらって、署名をさらに集めることから進めています。

ーー寄せられた署名のコメント拝見しましたが、ミルク育児をしている方だけでなく、完全母乳派の方の声もありましたね。

末永:
 普段は完全母乳だけど、子供の命を自分の母乳だけでつないでいるというのは災害や万が一のことを考えると恐ろしい、いろんな選択肢を備えたいという声ですね。意外と多かったです。

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ーー「液体ミルク」は海外ではいくらくらいですか?

末永:
 アメリカだと、60mlの新生児用で1本あたり1ドル20セント(約130円)くらいですね。

ーーああ〜、やはり粉ミルクに比べたら高いですね…。

末永:
 そうですね。なので海外でも、基本家では粉ミルクで、お出かけや産後すぐの時に液体ミルクを使う、という感じで使い分けされているようです。

ーーそれなら、やりくりできそうですね。最後に、この記事でも署名を呼びかけようと思いますが、何かコメントをお願いします。

末永:
 もし主旨に賛同してくださった方は、ぜひ署名をお願いいたします。ニーズがあることを目に見える形にして、企業や行政に届ける予定です。一つポイントとしては、署名の際に任意でコメントが書き込めるのですが、企業のかたも、行政のかたも、そこを一番ご覧になります。コメント欄がいちばん手軽に直接意見を届けられる方法なので、もし文字数に余裕があったらぜひ、みなさんの想いを書いていただければ嬉しいです!

ーーありがとうございます。Conobieは今後も応援しています!!一緒に盛り上げていきましょう!

賛同した方は、コチラから署名しよう!! Link icon

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[Conobie編集部]

Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...

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