私には長年疑問に思っていたことがありました。
子どもたちが努力と根性で頑張った授業よりも、半分遊びのような授業の方がなぜ成果が上がるのかです。
たとえば担任時代、理科の授業で牛の心臓を解剖してその仕組みを観察したあと、
フライパンで調理してみんなで食べました。
別にそこまでのことをしなくてもよかったのですが、子どもたちがおもしろがるだろうと思いました。
音の伝わり方を「見える化」したこともあります。
黄色い旗を手にした子どもたちに校庭から山の斜面まで並んでもらい、
私が運動会で使うピストルをパンと打ち、音が聞こえたら旗を上げてもらうのです。
音がすると黄色い旗が連続して次々と上がっていきました。
これで音の伝わり方を子どもたちは理解しました。
日本人は集中と緊張を混同している。集中はリラックスから生まれる。

「だから、子ども時代に一番学習しなければいけないのは、幸福です ママたちとの対話から生まれた 子育ての知恵ツイート41」(著:陰山英男)より、全10回にわたり「知恵ツイート」の一部をご紹介いたします。
第4回目は「日本人は集中と緊張を混同している。集中はリラックスから生まれる。」をご紹介します。
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