人間がある年齢に達してからの「自己中心的(利己的とかわがまま)な性格」は、極端に言えば自分さえよければ相手はどうでもいいと、自分を優先して相手を軽視することです。
しかし、幼児期の「自己中心性」はこれとは大きく違います。自分を中心に考え行動する子どもを見ていると、表面的には「自己中心的」だとつい思ってしまいますが、実はこの2つは全く別物なのです。
2歳から7歳くらいまでの子どもは常に自分が世界の中心にいて、自分を客観視することや、自分とは違う考え方・気持ちがあるということを理解できないといわれています。著名な児童心理学者のピアジェ氏によると、「自分が楽しければ、相手も楽しい」「自分が悲しければ、相手も悲しい」というものの捉え方こそが、幼児期の特性である「自己中心性」だといいます。
この年齢では、まだ自分と他者との違いが明確に分からないため、「他者の気持ちを考える」という発想さえない時期。つまり発達が未成熟なんですね。
うちの子は「自己中」?いいえ、それは正常な発達段階にある「自己中心性」かもしれません!

「自分が楽しければ、相手も楽しい」「自分が悲しければ、相手も悲しい」。著名な児童心理学者ピアジェ氏によれば、この「自己中心性」こそが幼児期の認知(ものの捉え方)の特性なのだとか!うちの子はなんで自分のことしか考えられないの?これって自己中心的?と嘆く前に、幼児期の自己中心性について学んでみませんか。
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