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子宮がん検診の結果がくるのはいつ?結果の見方を紹介

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自治体や勤務先で受ける子宮がん検診。この検診を受けた後の結果連絡はいつごろ知らされるのでしょうか? ここでは子宮がん検診の結果の通知時期や診断結果の見方について紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021005366
目次 そもそも子宮がん検診とは?
子宮がん検診の結果はいつ分かる?
結果は電話でくる?
子宮がん検診の結果の見方
クラス分類の結果の見方は?
ベセスダ分類の結果の見方は?
まとめ

そもそも子宮がん検診とは?

子宮がん検診を受けましょう、とはよく聞かれますが、実際にどのような病気か詳しく理解している人はあまり多くないのかもしれません。子宮がんには2つの種類があり、一つが子宮体がん、そしてもう一つが子宮頚がんです。

子宮体がんとは、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンからの刺激が長く続くことで発症するがんです。出産経験がない人や閉経が遅い人などの場合、発症する確率が高くなると言われています。

一方の子宮頸がんとは、ヒトパピローマウイルスというウイルスの感染が関係しているといわれているがんです。出産経験の多い人や比較的若い年代での罹患率が高くなっています。

子宮がん検診は、子宮体がんと子宮頸がんの両方を表す場合もありますが、一般的には子宮頸がんの有無を調べる検診を指します。国民健康保険に加入する人なら年齢に応じて自治体の検診を受けられるほか、会社勤めをする人なら勤務先の健康保険の検診を受けられます。

子宮がん検診の結果はいつ分かる?

子宮がん検診では、内診で専用の器具を使い子宮内膜を少し取り、細胞に異常がないかを確かめる病理検査・病理診断などをします。病理検査は人によっては細胞を取る際に、チクッとした痛みを感じる方もいるようです。この結果は陽性、偽陽性、陰性の3つの段階で出されます。

病院にもよりますが、子宮がん検診の結果は10日から1ヶ月程で結果が届くことが多いようです。検査を受けてすぐに結果が分からないのは、専門の医師によって検査内容の判断がなされるためです。

特に個人病院などの比較的規模の小さな医療機関の場合、病理専門の医師が在籍していないことがあります。そうすると、検査センターに回して調べてもらう必要があります。そのセンターの体制によっても、結果が分かる日数は前後します。

陰性か陽性かの検査結果によって、通知までにかかる日数に大きな違いは出ません。ただ、病状が進んでおりすぐの治療が必要となる重度のケースでは、早い段階で結果の連絡をされる可能性もあります。

結果は電話でくる?

子宮がん検診の結果は、郵送されるケースもあれば、検査を受けた病院の受付で診断結果の文書を渡されるケース、診察室で医師から説明をされるケースなどいくつかの通知方法があり、検査機関によって異なります。自治体が実施する子宮がん検診の場合は郵送にて知らされることが多いようです。

精密検査を受ける必要があるなど緊急性の高い場合には、直接電話連絡が来るケースもあるようです。

子宮がん検診の結果の見方

クラス分類

子宮がん検診の細胞診の結果では、クラス分類と呼ばれる方法を採り入れています。細胞の状態を1から5までにクラス分けし、その結果によってがん細胞がどの程度の異常を示しているのか判定します。

このうち、正常範囲とされているのがクラス1とクラス2です。クラス3以上の診断結果の場合は、異常形成細胞が見られるとして再検査をしたり精密検査を受けたりすることになります。

ベセスダ分類

従来のクラス分類という結果を出す方法以外に、近年はベセスダ分類という新しい方法が採用され、日本国内でもこちらが推奨されるようになりました。この分類では従来のクラス分類より、異常の程度をより正確に伝えられるとされています。

ベセスダ分類には扁平上皮系の異常と頸部腺系の異常があります。扁平上皮系の結果がNILM、LSIL、ASC-US、ASC-H、HSIL、SCCの6項目、そして頸部腺系がAGC、AISなど4項目が出されますが、診断結果としては扁平上皮系となる場合が多くなります。

クラス分類の結果の見方は?

クラス1

クラス1は、異常細胞がなく正常との検査結果を表します。再検査や精密検査を受ける必要はありませんが、引き続き定期的な検診は津付けましょう。

クラス2

クラス2は良性の陰性と呼ばれ、この場合もクラス1同様に異常なしと判断されます。これは月経が来ている方を基準にしている検診で、異常が見つからなくても年齢によってはクラス2と分類されてしまう方もいます。いずれにしろ、検査結果として問題はありません。

クラス3

クラス3はaとbに分かれています。クラス3aは細胞が少し変化している状態で、一時的な炎症などでもこの診断がなされることがあります。3か月程度時間をおいてからの再検査を指示されますが、再検査でクラス1か2の結果が出て異常なしとされることが多いようです。連続して同じ結果が出る場合は、より詳しい検査で調べることになります。

一方、クラス3bはがんの一歩手前の状態が疑われることを示します。再検査や精密検査が必須で、子宮を残したままがんを完治させる手術の1つである円錐切除術を受ける場合もあります。

クラス4

クラス4は陽性との判定で、がんがあることが疑われます。精密検査などを早急に行い、円錐切除や子宮を取る手術といった治療が必要になります。

クラス5

クラス5はがん細胞が多く検出される状態で、クラス分類の中では最も病状が進行している段階です。この場合はすぐさま治療が必要で、臓器への転移があるのかを調べるほか、子宮の全摘出手術が必要になることも多いようです。

ベセスダ分類の結果の見方は?

NILM

NILMは結果が陰性との判定です。従来のクラス分類では、クラス1と2の段階にあたります。再検査は不要ですが、その後も定期的な健診は必要です。

LSIL

クラス分類の3aにあたるLSILは、HPV感染や軽度異形成が疑われます。この判定ではコルポスコピー検査と組織診といった精密検査を受けることになります。コルポスコピー検査とは、子宮の出口に器具を入れて粘膜や血管の様子などを観察する検査のことです。組織診は組織を取るため痛みを伴いますが、コルポスコピーは見るだけなので痛みもありません。

ASC-US

ASC-USはクラス分類では2と3aに当てはまるもので、軽度扁平上皮内病変が疑われるという判定です。この結果の場合は、子宮頸がんの原因であるHPVに感染しているかどうかを調べるHPV検査を行います。HPV検査の結果によっては、組織診やコルポスコピー検査が必要となります。

ASC-H

ASC-Hは、確定ではないが高度扁平上皮内病変が考えられるという状態です。従来のクラス分類では3aと3bの段階にあたります。ASC-Hとの検査結果が出た場合は、精密検査の組織診とコルピスコピー検査を受けることになります。

HSIL

HSILは中程度異形成、高度異形成、また上皮内がんが想定されるという判定です。この診断結果が出た場合はコルピスコピー検査と組織診の精密検査を受ける必要があります。

SCC

クラス分類の5に相当するSCCは、明らかに扁平上皮がんがあると考えられる状態です。精密検査を行い、子宮の出口のみを取る円錐切除かそれ以上の子宮全摘出手術などの対応が取られます。

まとめ

子宮頸がんは中高年の女性だけでなく、若い女性もかかりやすいがんです。早期発見できれば決して治らないがんではないので、定期的に検診を受けることが何より重要です。

検査結果は数日で通知されることもあれば、1ヶ月以上かかることもあり、検査を受けた医療機関によって異なります。検診を受けたのにいつまで経っても連絡が来ないと心配になりますが、こればかりは気長に待つしかないでしょう。

結果が届いたら内容をしっかりチェックし、再検査や精密検査が必要との記載があれば、必ず指示通りの検査を受けるようにしましょう。

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くりむりん

子育てをしながら在宅で記事を書いています。育児の疑問や悩みに寄り添った記事を届けていきたいです。...

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