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「内診グリグリ」で陣痛がくる?卵膜剥離の方法、効果、痛みなどについて

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なかなか陣痛がこない時に、「内診グリグリをした!」という話を聞いたことがありませんか?内診グリグリの正式名称は「卵膜剥離」というもので、卵膜を子宮壁からはがして陣痛を促すための処置です。卵膜剥離の方法やその効果、気になる痛みや出血などについてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044014958
目次 卵膜剥離とは?
卵膜剥離で陣痛が始まるの?
卵膜剥離の注意点
卵膜剥離をした人の体験談
卵膜剥離をしても陣痛が始らない場合
まとめ

卵膜剥離とは?

卵膜剥離とは、妊娠37週目以降に出産を促すために行われる処置で、医師が内診の際に子宮下膜から卵膜を指ではがすことを言います。卵膜とは、赤ちゃんと羊水を包んでいる薄い膜のことで、これを子宮から剥がすことによって陣痛が促されることがあるのです。

■卵膜剥離の目的
陣痛がなかなか始まらず、適切なタイミングで子宮口が開かないと、ママや赤ちゃんに大きな負担がかかってしまうことがあります。妊娠40週目を過ぎても出産の兆候が見られない場合には、早くお産を始めるための処置として卵膜剥離をする場合があります。

■卵膜剥離の方法
内診の際に医師が手袋をつけ、子宮へと指を差し込みます。医師は指を円を描くようにして、赤ちゃんのまわりの膜を子宮頸部からはがします。この時の様子から、卵膜剥離は一般に「内診グリグリ」と呼ばれています。痛みと出血が伴う場合もありますが、問題はありません。

■卵膜剥離の効果
子宮壁から卵膜をはがすことによって、妊婦の子宮内膜からプロスタグランジンというホルモンが分泌され、それが子宮の収縮(陣痛)を促します。

卵膜剥離をするかどうかは、医師によって判断が異なります。初産の場合や骨盤内が狭い場合には、おなかの中で赤ちゃんが大きくなりすぎると難産につながってしまうため、人工的に陣痛を促すために卵膜剥離をするケースが少なくないようです。

卵膜剥離で陣痛が始まるの?

卵膜剥離をすることで、自然に陣痛が始まる可能性が高まるとされており、一定の効果は期待できます。実際に、卵膜剥離をすることによって、妊娠41週目以降になってから薬剤で出産を促進するケースが減少しているとの報告があり、卵膜剥離の効果を認める研究もあります。

人によっては、卵膜剥離をしてもおなかが張る程度で、陣痛にまでは至らないケースもあるようです。その場合は、陣痛が起こるまで卵膜剥離を何度か繰り返したり、バルーンや陣痛促進剤の投与を検討するなど、別の方法で陣痛を促したりすることもあります。

卵膜剥離の注意点

陣痛を促す方法はいくつかありますが、卵膜剥離は感染症や破水、母体への悪影響や副作用などの心配がないため、安全な処置だと言われています。以下のような注意点もありますので、不安なことがあれば担当医に確認するようにしてください。

・処置に軽度の痛みを伴う場合がある。
膣から出血する場合がある。
・処置後も効果がなく、陣痛が始らない場合もある。

卵膜剥離をした人の体験談

実際に卵膜剥離を体験した人の声を聞いてみると、痛かったという人や思ったほどつらくなかったという人など、感想は様々です。先輩ママたちの体験談をご紹介します。

卵膜剥離をしても陣痛が始らない場合

卵膜剥離をしても一向に陣痛が始まらない場合、他にどんな方法がとられるのでしょうか?一般的な方法を3つご紹介します。

バルーン
風船の形をしたメトロイリンテルという器具を使った方法で、一般的に「バルーンを使う」などと表現されます。カテーテルの先に風船がついたものを子宮に挿入し、中に殺菌水を入れて徐々に膨らませ、子宮頸管を開きます。バルーンの挿入には痛みを伴う場合もありますが、個人差が大きいようです。

陣痛誘発剤の使用
陣痛誘発剤には、プロスタグランジンとオキシトシンの2種類があります。どちらももともと体内に存在しているホルモンの一種で、陣痛を促す作用があり、点滴や注射、錠剤などの形で投与されます。妊娠42週近くになり、赤ちゃんが3000gを超えているなど、早く出産した方がよい場合に使用されます。

帝王切開
これらの方法を使っても陣痛が起きない場合、最後の手段として帝王切開になることもあります。母体や赤ちゃんの様子を総合的に判断して、帝王切開を選択するケースも多くなっています。

まとめ

卵膜剥離は珍しい処置ではなく、産婦人科ではよく用いられる方法です。陣痛が確実に始まるというわけではありませんが、実際に効果が認められているケースも少なくないので、医者からすすめられた場合にはよく話し合って検討してみてください。

大切な赤ちゃんに出会うためのお産で、なかなか陣痛が始まらないとなると悩んでしまうことも多いと思いますが、卵膜剥離もひとつの選択肢として取り入れ、ご自身が納得のいく出産を迎えられたらいいですね。

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出産・産後 出産の基本情報 陣痛

この記事を書いた人

こまもりすずめ

6歳と2歳の子どものママです。文章を通じて同じママたちの気持ちに寄り添えたら嬉しいです。...

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