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公開 2016年05月20日  

毎日「イヤイヤ」の嵐!そんな2歳児とは、向き合い方を変えてみよう!!

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2歳児あるあるでしょうか?


「魔の2歳児」と言われるように、2歳児は自分で何でもやりたがる時期です。

そのため、やること為すことやたら時間がかかったり、イヤイヤをして泣きわめいたりすることも、日常茶飯事ですよね。
これに毎日何度も付き合っていたら…お母さんのほうがイヤになってきます(笑)。

しかし、そんなわが子と向き合うときに「もういいかげんにして!」と怒るのではなく、まずは2歳児の気持ちを受け止めてみませんか?

まずは気持ちを受け止める。我が子の言葉を繰り返してみよう

2歳くらいの子どもは、人の言っていることは分かるけれど、自分の言いたいことが上手く伝えられない場合がよくあります。
自分が言ったことがちゃんとお母さんに伝わっているかどうか、不安なことも多い。

そういった不安感や、言いたいことが上手く言えない苛立ち、また「お母さんに話を聞いてほしい、僕・私のことを見てほしい」といった気持ちから、イヤイヤをすることがあるのです。

私は、そんな子どもの気持ちを知って、改めて自分の行動を振り返ってみると、子どもが何か話しかけてきたときに、「あ、そう~」というような返事では、不安を仰いでしまっていたんだな、ということに気が付きました。

ただ聞き流すのではなく、子どもが言ったことを繰り返して言ってあげる。
例えば、子どもが「みず」と言ったら「水が飲みたいの?」と聞いてあげる。
「むし、いた」と言ってきたら「虫がいたの?」と聞き返してあげる。
それだけで、子どもの心持ちは大きく変わると思うのです。

子どもの要求にすぐに答えられなかったり対応できない場合でも、「子どもの気持ちを理解したこと」だけはすぐに伝えましょう。

例えば、外へ行きたいと訴えてきたら「外へ行くの?じゃあ、お母さんが洗濯物を畳み終わったら行こうね!」というふうに応えてあげられるといいですよね。

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とはいえ、2歳児の発言は大人にとってちんぷんかんぷんなことも多いのも事実です。

でもそういう場合は、子どもの言っていることが分からないのに、分かったふりをして適当に「うん」とは言うのではなく、こちらが分かった単語や部分だけでも繰り返して言ってあげると良いですね。
言っていることが全く分からない時は、こう言っているのかも…と推測して「飛行機で遊びたいの?」などと、子どもの言葉や気持ちを引き出す言葉をかけてみるといいなと思っています。

そうすると、こちらが間違った解釈をすれば、子どもは違うということを何かしらのサインで伝えてくれます。

我が子の「気持ち」を受け止めてあげることが大切。
言ったことを繰り返してあげるだけでも、子どもは「自分の伝えたいことや気持ちを受け止めてもらえている」と安心して、もしかしたらイヤイヤが減るケースも出てくるかもしれませんね。

イヤイヤしている時には、無理矢理させるのではなく一工夫を

お着替え・トイレ・お風呂など、親が子どもに何かさせたい時、子どもが嫌がることもよくありますよね。
そんな時我が家では、子どもに「手伝って~」と言うと、すんなりやってくれることが多いです。
特にトイレに行きたがらない時は、「お母さん1人じゃ怖いから、一緒に来て~」と声をかけると喜んで来てくれます(笑)。

ただ、子どもによってはどう工夫しても嫌がってダメ、ということもあると思います。また、眠たかったりお腹が空いていたりしても、手に負えなくなることが多いかもしれませんね。

ちなみに我が家では、そんな風にお手上げ状態になったら、私がその子どもの姿を「真似っこする」ようにします。
子どもが暴れるのと同じようにお母さんが暴れると、あら不思議!
今まで泣いていた子が思わず噴き出して笑うことが多いんですよ。ただ、人前では恥ずかしくてできないので、家の中限定ですが…。

また、このような時に暴れて叩いてくる子に対しては、こちらは怒るかわりに我が子を抱きしめてあげましょう。すると、暴れて興奮状態になっているお子さんの気持ちが落ち着くことが多いです。

2歳児だからこその可愛さもある!

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イヤイヤ期の2歳児との毎日は、こちらが自分の思い通りにさせようとすると正直疲れます。ですが、ちょっと視点を変えて我が子とイヤイヤゲームで遊んでいると思えば、案外深刻に考えなくてもいいかもしれません。

そして、いつも「可愛い、可愛い」と声に出して我が子に言っていると、本当に可愛く思えてくるものです。
私もうちの子に、赤ちゃんの頃から可愛い可愛いと言い続けていたら、うちの2歳児は最近「お母さん、かわいいね!」なんて言ってくれるようになりました。私のようなおばさんにこんなこと言ってくれるのは、きっと2歳児の今のうちだけでしょう(笑)

我が子のイヤイヤに付き合うのは辛いけれど、2歳児だからこその可愛さもあります。
その可愛さを1つでも見つけられたら、この時期の育児を今よりもちょっぴり楽しく思える日がくるかもしれませんね。

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