「こんにちは、ママ!今日はお話あるんだけれど、なんだと思う?」
そんなメッセージとともに動画は始まります。
「いつどんな時もステキなママ。
ママが私たちやパパのためにやってくれたすべてのことが、
私たちを幸せで特別な気持ちにしてくれたよ!
ママと今まで過ごしてきた6年は魔法のようにステキな時間でした」
「私たちは、私たち家族がだーいすき!
でもね、私たち家族は何か欠けていると思いませんか?
ママだけ『ウォーガンさん』じゃないよね?」
「私たちがママのフラワーガールをやって、
ママがかわいくてキレイな花嫁さんになったら、ステキだなぁと思っているの。」
「だから…
ママ、パパと結婚してくれませんか?」
「ぼくと!お願い!!」
この映像をソファに座って一緒に見た、家族4人。
ママのケイトさんの答えは、もちろんYES!!!!
「こんなにかわいいプロポーズを、断ることなんてできるわけないわ!」とコメントしています。
今回プロポーズを行ったウォーガンさんファミリーが住んでいるオーストラリアや欧米諸国では、結婚というかたちを取らずに一緒に暮らしているカップルが日本と比べて圧倒的に多くいます。
法的にも結婚しているカップルと同等に扱われる国も多いことから、子どもを授かっても籍を入れないカップルも多いとのことです。
籍をいれる、いれない。
子どもがいる、いない。
どこに住む、誰と住む。
日本は、家族のステレオタイプがまだまだ色濃く残っているように感じますが、小さな枠組みから大きな枠組みまで、自分たちらしい家族のかたちを築くという視点から、様々なことを考えられ、家族のかたちも多様化していくといいなと思っています。