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  5. 不妊原因となる「抗精子抗体」とは?特徴や検査方法、妊娠の可能性について

不妊原因となる「抗精子抗体」とは?特徴や検査方法、妊娠の可能性について

不妊原因となる「抗精子抗体」とは?特徴や検査方法、妊娠の可能性についてのタイトル画像

抗精子抗体とは、精子を異物ととらえて排出させる抗体のことです。女性にも男性にも起こる可能性があり、この抗体があると自然妊娠は難しくなります。抗精子抗体の特徴や検査方法、妊娠に向けた取り組みなどについてご紹介します。

目次 抗精子抗体とは
抗精子抗体の種類
抗精子抗体検査の内容と費用
抗精子抗体があっても、妊娠できる可能性はある?
まとめ

抗精子抗体とは

抗精子抗体とは、精子を外敵とみなして攻撃する抗体のことです。女性の体内で抗精子抗体が作られると、精子を敵とみなして攻撃してしまうため、治療を受けない限り自然妊娠が不可能な「絶対不妊」となってしまいます。なぜ抗精子抗体ができるのかは、現在のところ解明されていません。

女性だけでなく、まれに男性に抗精子抗体ができる場合もあります。精子は本来男性の体内にあるため抗体はできませんが、手術や外傷などで精子と血液が接触した場合に、この抗体が作られることがあるようです。

抗精子抗体は、不妊症患者のうち男女ともに3%程度に見られる不妊原因で、治療をしながら顕微授精や体外受精を試みることになります。

抗精子抗体の種類

抗精子抗体には、2つの種類があります。

■抗精子凝集抗体
精子の頭部同士や尾部同士、頭部と尾部などを結合させてしまう抗体です。結合された精子は正常な動きができないだけでなく、結合されて大きな塊となることで、他の精子が子宮内へ進む道を邪魔するため、健康な精子も卵子のもとにたどり着くことができません。

■抗精子不動化抗体
精子の尾部に触れると、精子全体の動きを止めてしまう抗体です。精子は自力で卵子のもとまでたどり着くことができなくなるので、受精することができません。

抗精子抗体検査の内容と費用

抗精子抗体の検査は、男性と女性とで内容が異なりますが、ともに保険が適用されないため検査費用が高額になります。不妊治療に対する補助金を出している自治体もあるので、詳細を問い合わせてみてください。

男性の抗精子抗体検査

「イムノビーズテスト」という検査をして、特殊なビーズがどれくらいの精子にどのように付着するのかを調べます。一定数以上の付着が見られる場合には、抗精子抗体が陽性であると診断されます。付着が特に多い場合には、十分な数の精子があるのに受精することができない「受精障害」であると診断されることもあります。費用は8,000円~40,000円と幅広く、調べる項目の数によってばらつきがあるようです。

女性の抗精子抗体検査

女性の抗精子抗体検査には、血液検査が用いられます。8,000円~10,000円程度の検査費用が必要となります。

抗精子抗体があっても、妊娠できる可能性はある?

女性側に抗精子抗体が見つかった場合、自然妊娠は難しいといわれています。しかし、顕微授精や体外受精などを通して受精することは可能です。必ずしも着床して妊娠に至るとは限らないため、医師に相談しながら何度も挑戦することになる場合もあります。

まとめ

ご紹介したように、抗精子抗体は不妊の原因のひとつとなります。抗精子抗体があると自然妊娠は難しくなってしまいますが、精子や卵子自体が健康である場合には、顕微授精や体外受精をで通して妊娠することができます。可能性が疑われる場合には、パートナーとともに専門医を受診して検査するようにしてください。

諏訪マタニティークリニック

セントマザー産婦人科医院

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この記事を書いた人

まあるいお家

出産して0歳の子どもがいます。産後は子どもに付きっきりで大変なことも多々ありますが、子どもと一緒に一歩ずつ成長していきたいです。...

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