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逆行性射精とは?妊娠できる可能性は?原因・症状・治療法について

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逆行性射精は男性不妊の原因のひとつとして考えられます。しかしそれを引き起こしている原因を見つけ、対処し治療することで妊娠は可能です。ここでは、逆行性射精の原因や症状、対処の仕方や治療法をご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000249
目次 逆行性射精とは
逆行性射精の原因
逆行性射精の検査方法
逆行性射精の治療法
治療後に妊娠できるようになるのはいつ?
まとめ

逆行性射精とは

精液は正常な状態であれば陰茎を通って放出されますが、そうならず、膀胱の方へ向かって逆方向に精液が流れ込んでしまうことを逆行性射精といいます。精液が陰茎から放出されないため、本人は射精をしたと感じても精液は対外に出ていません。

逆行性射精は不妊の原因になる

逆行性射精は不妊の原因になります。逆行性射精の男性が射精をしても精液が放出されないため、子宮には届かず卵子と結びつくことはできません。その結果、何度排卵日近くに避妊をせず性交を行っても妊娠しません。ですが、逆行性射精にもさまざまな症状があるため、少量でも射精される程度の逆行性射精だった場合、妊娠が叶うこともあります

出典:セントマザー産婦人科

逆行性射精の原因

逆行性射精が引き起こされる原因は様々です。その中でも代表的な原因は以下のようなことです。

糖尿病
糖尿病にかかっていると、逆行性射精だけでなくEDや射精障害など不妊の原因を引き起こす可能性が高くなります。不妊の症状の治療も大切ですが、糖尿病の治療をしっかり行い生活習慣の改善をすることが不妊の改善につながります。

脊髄の損傷
何らかの事故などにより脊髄を損傷すると、神経の障害のため射精自体がかなり難しくなります。勃起はするものの射精ができないという人の割合が多く、逆行性射精もその症状のひとつです。この場合、治療は難しくなります。脊髄損傷に詳しく性機能とあわせて診断できる医師が少ないため、どちらにも対応している医師を探すことが必要です。

薬の副作用
前立腺肥大症にともなう排尿障害を改善する薬の副作用として、逆行性射精が起きてしまうことがあります。副作用を起こす薬は複数存在しますが、服薬した人すべてが逆流性射精の症状が起こることはありません。

ユナイテッドクリニック 逆行性射精

逆行性射精の検査方法

逆行し膀胱へ届いた精液は尿と一緒に排出されるため、尿検査をしてその中に精子が含まれているかを調べれば逆行性射精を判断できます。射精後、尿検査のためにとった尿の中に大量の精子が含まれていれば、逆行性射精の確率は高くなります。

この時、ほんの少し含まれる程度では逆行性射精の確率である可能性は低いでしょう。それは、正常な射精直後には尿道内に精子が残っていることが多いからです。

また、 血液検査を行いホルモン量や精巣の容積をはかりますが、逆行性射精の場合、これらの数値は正常です。もしホルモン値が極端に低いときには、精子がつくられていないなど逆流性射精以外の障害などの可能性が疑われます。

HIURA CLINIC 射精障害

東邦大学大森病院 リプロダクションセンター

逆行性射精の治療法

逆行性射精の治療法には、薬物治療と精子回収治療の2つがあります。

■薬物治療

薬物治療は薬の力を使って精子の逆流経路をふさぐことで、射精を正常に戻します。薬を飲むことで、射精時に交感神経系が活発になり、内尿道口という尿の通り道が閉じるようになります。薬は定期的に飲み、また性交前にも飲む必要があります。

ただし、使われる薬は飲むと眠気が強く出る可能性が高いので、内服後は運転をしない、飲んだあとは横になれるようにしておくなど注意が必要です。

■精子回収治療

精子回収治療とは、主に赤ちゃんを授かりたいと思っている男性に行われる治療です。膀胱内に逆行した精子を直接回収して人工授精や体外受精を行う方法です。射精後の尿を回収すると精子が死んでしまうので、特別な処置を行います。

具体的には、まず膀胱にある尿をカテーテル(医療用の細い管)などを使って抜き、代わりに電解質の含まれていないブドウ糖液を膀胱内へ入れます。その後、射精し、先ほど入れたブドウ糖液をカテーテルで回収し、その中の精子を採取します。もし、この方法で精子の採取が難しい場合には、精巣から直接精子を採取する「精巣内精子採取術(TESE)」を行います。

治療後に妊娠できるようになるのはいつ?

薬物治療を始めてからどのくらいで正常な射精ができ、妊娠可能になるかは人によって異なります。原因となっている病気の具合によって完治までの時間は変わります。

薬を飲みながら他の病気や障害の治療に取り組むことで妊娠の可能性は上がるでしょう。いつまで薬物治療を続けるか医師との相談の上で決めていきましょう。

薬物治療では逆行性射精の症状が改善されない場合は、人工授精や体外受精を選ぶこともできます。逆行性射精と診断されても、精巣内でつくられる精子は正常であればそれらの方法は可能です。

まとめ

逆行性射精で悩む男性は少なくありません。しかし、症状があったとしても、薬の内服で症状を改善できる可能性はあります。また、原因の病気や症状が回復していけば、あわせて治療を行うことで改善される可能性はあります。

薬物治療での改善が見込めないとしても、人工授精など他の手段で妊娠することは可能です。もし気になる症状がある場合は、早めに医師の診察を受けて治療を開始してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

まあるいお家

出産して0歳の子どもがいます。産後は子どもに付きっきりで大変なことも多々ありますが、子どもと一緒に一歩ずつ成長していきたいです。...

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