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生理不順と不正出血の違い、併発時の見分け方、治療法まとめ

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生理が予定よりも早まったり、遅れたり……。ストレスや疲れ、生活のリズムの乱れなどによって、生理周期は不安定になりやすいものです。でもその生理だと思っているものは、もしかしたら不正出血かもしれません。生理不順と不正出血の違いや併発時の見分け方、治療法をまとめました。生理は体調のバロメータ、普段からチェックしておきましょう!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030012665
目次 不安定な出血…これって生理不順?不正出血?
そもそも生理不順とは?原因と症状
そもそも不正出血とは?原因と症状
生理不順時に不正出血を見分けにくい理由
生理不順時に不正出血を見分けるポイント
生理不順時の不正出血はすぐに受診を
生理不順対策、ホルモンバランスの整え方
まとめ

不安定な出血…これって生理不順?不正出血?

生理予定日以外に出血があったらどうしますか? 

生理周期が安定している人なら、「もしかしたら不正出血かも…?」と体調の異変を察して病院に行ったり、日常生活を改善したりして対策ができるかもしれません。

しかしもともと生理不順な人にとっては、予定日なんてあってないようなもの。突然出血をしても「生理が来たのか」と勘違いして、不正出血を見逃してしまうおそれがあります。

そもそも生理不順とは?原因と症状

そもそも、どのような状態を生理不順と言うのでしょうか。

生理周期とは、前回の生理開始日から次の生理が始まる前日までの日数を指しています。正常なら25日~38日の間におさまっています。こうした周期にあてはまらなかったり、周期がバラバラである場合を生理不順としています。

初潮からずっと生理不順の女性もいれば、一時的に不順になったり、更年期症状のひとつとして40代後半から急に不規則になることもあります。

多くの女性は平均12歳で初潮を迎え、性成熟期にあたる年齢では、
3日から7日の日数で、25~38日くらいの間隔をもって、
子宮からの出血を繰り返します。

原因

・ストレス
・疲労
・ダイエット
・肥満

これらの要因によって、脳の視床下部の働きが低下して女性ホルモンが不足し、卵胞の成長が停滞してしまうと考えられています。皮下脂肪からも過剰に女性ホルモンが分泌されることで、肥満によっても卵巣の機能が低下し生理不順になります。

症状

25日~38日の周期に外れて生理が来ることが多く、1ヶ月に2回生理が来たり、40日以上生理が来なかったりします。2~3ヵ月不規則になっても正常に戻ればあまり心配はいりませんが、日常的に生理不順の場合は卵巣の働きが落ちていたり、排卵していないこともあるので注意が必要です。

そもそも不正出血とは?原因と症状

不正出血とは大まかに言って、生理の時以外に女性器から出血することです。

①器質性出血

子宮の腫瘍などの異常や病気が原因で出血を起こす場合、器質性出血と呼びます。腫瘍は良性であったり、悪性であったりさまざまです。代表的な病名は以下の通りです。

■良性腫瘍
子宮筋腫・子宮内膜症・子宮膣部びらん・子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープなど。

■悪性腫瘍
子宮頸がん・子宮体がん・卵管がん・膣がん・外陰がん・子宮肉腫など。

②機能性出血

卵巣の働きが衰える更年期や、子宮や卵巣が未発達の思春期に起こりやすい出血です。

女性ホルモンである、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌バランスが崩れることによって起こります。過度のストレスが加わったり、不規則な生活が続いたりすると、このバランスは容易に乱れてしまい不正出血につながります。

女性ホルモンの分泌が急激に減って子宮内膜を保てなくなることを「消退出血」、卵胞ホルモンの分泌が過剰になって子宮内膜が以上に分厚くなることを「破綻出血」と言います。

③中間期出血

生理と生理の間の排卵期前後に起こる不正出血の一種です。「排卵出血」や「排卵期出血」とも呼ばれます。生理的な現象なので、成人している女性なら誰でも起こる可能性があります。

■ホルモン分泌の乱れ
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が交互に分泌されているのが通常の状態ですが、排卵のタイミングで卵胞ホルモンの分泌量だけが急激に減って、黄体ホルモンの分泌が間に合わないことで引き起こされます。

■排卵時の出血
卵巣から卵子が排出される時に、卵子が卵巣の殻を破って飛び出していきます。この際に出血して卵管から子宮内に血液が流れ込んで、不正出血となります。

生理不順時に不正出血を見分けにくい理由

生理不順の方はそもそも生理周期が安定しないため、生理が予定日より早かったり遅かったりしても特に不審には思いません。そのため不正出血が起こったとしても、ただの生理だと勘違いして、不正出血を見逃したまま日常生活を送ってしまいがちです。仮に「おかしいかな…?」と思っても、今起こっている出血が生理によるものなのか、それとも他の原因によるものなのかわかりにくいということも多いのです。

また生理不順と機能性出血が併発する可能性もあります。生理不順も、不正出血の一種の機能性出血も、どちらもホルモンバランスの乱れが要因であるためです。機能性出血のうちでも特に、卵胞ホルモンの分泌が過剰になって子宮内膜が異常に分厚くなる「破綻出血」の場合、生理不順と併発しやすいと言われています。

生理不順時に不正出血を見分けるポイント

生理以外に女性器から出血することを総称して不正出血と呼びますが、どうやったら見分けられるでしょうか?不正出血が疑われる症状などを以下にまとめました。

出血のタイミング

通常の生理は排卵期から約2週間後に始まります。排卵日から高温期が続くので、基礎体温を測っているとわかりやすいですね。

排卵期であれば中間期出血が考えられますが、この出血は生理的なものなので心配はいりません。注意したいのは病気が原因の器質性出血です。器質性出血は不規則なタイミングでみられますが、性交時に出血することもあります。

出血の回数

回数は人によってさまざまです。1ヶ月に2回以上出血が起こり、1度の出血が10日~2週間くらい続くこともあります。逆に生理と生理の間が40~50日以上空いて、数カ月に1度しか出血がないこともあります。また、腫瘍などの病気が原因の場合は、不規則に出血します。

出血の量

下着が少し汚れるくらいから、生理と間違えるほどの量、あるいはナプキンで間に合わないくらいの大量出血をすることもあります。通常の生理はだいたい始まってから2~3日目に出血量が増えますが、不正出血の場合は4~5日目に出血量が増える傾向にあります。大量の鮮血が出た場合は、子宮頚管にポリープがある可能性があります。

出血の色

おりものに少量の血が混じってピンク色だったり、黒っぽい、または茶褐色の出血などさまざまです。鮮血が出る場合もあります。

生理不順時の不正出血はすぐに受診を

これまで説明してきた通り、不正出血にはいくつもの原因があって、自己判断がしにくいという特徴があります。また単なる出血だと思っていても、実は重篤な病気が隠れている場合も。「不正出血かな…?」と思ったらすぐに受診をしてくださいね。

どのタイミングで病院に行けばいいか迷うかもしれませんが、出血があってから期間が空くと、出血の痕跡がなくなって原因がわからなくなってしまいます。出血が治まる前に病院に行くのがベストですね。

病院では患者さんの状態を知ることが、原因を探るヒントにもなります。出血があったら以下ようなことをメモしておき、受診の際に医師に伝えるといいでしょう。

■問診されることが多い事項
・出血の時期
・出血量
・出血した時の状況
・最終生理
・痛みの有無
・これまでにかかった病気
・現在飲んでいる薬はあるか
・過去にも不正出血があったか

生理不順対策、ホルモンバランスの整え方

生理不順を引き起こす原因の多くは、ホルモンバランスの乱れが関係しています。正常な生理周期を保つためにも、生活習慣を見直すことが大切ですね。

ストレス発散

ストレスはホルモンバランスの乱れにつながります。自分がリラックスできる方法でストレスを発散しましょう。1日好きなことをしたり、音楽を聴いたり、買い物をしたり、体に溜まったストレスや疲れは意識して追い出すことが大切です。

ダイエットはほどほどに!

食事を極端に減らしたり無理な運動を続けたり、体に大きな負担となるダイエットはやめましょう。急激に体重が減少すると、体は生殖機能よりも生命維持に優先するように切り替わります。女性としての機能が低下する恐れがあるので短期的に無理な目標をたてず、ゆっくり体重を減らすようにしましょう。

睡眠

睡眠不足はストレスや疲れにもつながるので、きちんと睡眠を取るようにしましょう。寝つきが悪い時には寝る前に体を温めたり、テレビやスマホなどの刺激になるものを控えると睡眠の質が上がります。

栄養バランスの整った食事

肉食やスナック菓子の過剰摂取は、女性ホルモンが過剰に分泌される原因になります。野菜や魚中心のバランスの良い食生活を心がけましょう。また女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含む豆腐や味噌を取り入れるのも、ホルモンバランスを整えるのに効果的です。

まとめ

不正出血と言っても種類や原因がさまざまであることがわかりましたね。心配のない不正出血もありますが、病気のサインであることも。生理周期が正常ではなかったり、おかしいなと感じる時は受診してみましょう。早期発見・早期治療が肝心です。

また生理が不順気味の方は、基礎体温をつけると体調管理をしやすくなるのでおすすめです。見逃しやすい体の変化だからこそ、普段から意識的にチェックすることが大事ですね。

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この記事を書いた人

いずみ

4歳の娘と2歳の息子を育てる母です。

ちょっと前までは、こだわりが強くて癇癪持ちの娘に悩まされ、最近では息子のイヤイヤ期に翻弄されています。
同じく子育...

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