入院手続きに必要なものは、以下の4点です。
・母子健康手帳
・健康保険証
・診察券
・印鑑
妊娠中から母子健康手帳、健康保険証、診察券はセットで母子健康手帳ケースに入れておくと便利です。上記4点は入院の際に忘れてはいけないので、ひとまとめにして携帯することをおすすめします。また、赤ちゃんが生まれたら市町村役場に提出する出生届には、医療機関に出生証明を記入してもらう欄があるため、入院時から準備しておくと安心です。
入院準備は、妊娠28週頃から35週までに済ませておくといいでしょう。妊娠36週以降に入るといつ出産となるか分からないため、急に産気づいて入院となってから慌てることのないよう早めに準備しておくほうが安心です。あると便利な物や急いで準備する必要のない物については、出産経験のある人のアドバイスを聞くと参考になります。いつでも入院できるよう、入院に必要な持ち物をバッグに詰めて部屋にセットしておきましょう。
次に挙げる衣類や身の回りのケア用品は、入院日までに準備しておきましょう。
・パジャマ
・産褥ショーツ
・授乳用ブラジャー
・肌着
・タオル
・母乳パッド
・腹帯(ウエストニッパー)
・洗面用具
・基礎化粧品
・はし、コップ
・ティッシュ
・筆記用具
・時計
・小銭やテレホンカード
産後には産褥用ナプキンや清浄綿も必要です。産院から支給される場合もありますが、予備として自分で用意しておくこともおすすめします。
退院するまでには赤ちゃんとお母さんが着る退院用の衣類を準備しておきます。赤ちゃんには肌着とベビーウェア、おむつが必要です。季節に合わせて体温調節をしてあげましょう。アフガン(おくるみ)は寒い季節の退院時だけでなく、赤ちゃんのお出かけ時に何かと役立つアイテムです。お母さんの服装は入院時に着ていたもの、またはゆったりしたものがいいでしょう。退院時には入院費用を支払います。家族に持参してもらってもいいでしょう。
出産時の入院準備品に関しては産院から説明があるため、受け取った持ち物リストを確認しながら準備を進めていきましょう。産院によっても異なりますが、入院中に必要なアイテムのなかには産院から支給される物もいくつかあります。もし分かりにくいことがあれば助産師さんに相談して、指示に従って必要な物を入手していくといいでしょう。入院日までには準備を済ませておきたいため、早めに準備を始めておくことをおすすめします。
入院時には揃える物がたくさんありますが、リストにまとめてチェックすると効率良く準備できるでしょう。万全の準備を済ませておけば、急な入院が決まっても、気持ちに余裕を持って出産日を迎えることができるはずです。