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子どもの目が赤く充血!原因・症状・考えられる病気・対処法・予防法まとめ

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子どもの目が真っ赤に充血していたり、腫れていたりすると、何かの病気かも?と不安になります。しかも、子どもは目がかゆいとすぐに擦ってしまうので、しばらく様子を見ていても大丈夫なのか、早めに眼科に連れて行ったほうがいいのかも迷ってしまいます。子どもの目が充血したときに考えられる原因や対処法などについてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030001598
目次 子どもの目が充血しているとき、まず確認するべきこと
子どもの目が充血する原因①結膜充血
子どもの目が充血する原因②毛様充血
子どもの目の充血に伴う主な症状
子どもの目の充血の種類と間違いやすい病気
子どもの目が充血したときの自宅での対処法
注意したい目の充血。こんなときは病院へ
子どもの目の充血の予防法
まとめ

子どもの目が充血しているとき、まず確認するべきこと

子どもの目が充血しているとき、考えられる原因はさまざまです。

疲れ目や逆さまつげのように「病気ではないが対処が必要なもの」から、細菌やウイルスへの感染による「すぐに治療が必要で、周りへの感染予防もしなければならない病気」まで多くのケースが考えられます。

子どもの目が赤いことに気付いたら、まず以下の点を確認してください。

・目のどの部分が、どのように赤いか
・目の充血以外にどのような症状があるか(かゆみ、目やに、涙目など)
・目以外の部位に何か症状があるか(喉、耳前リンパ、発熱など)

こちらを踏まえたうえで、子どもの目の充血の原因や対処法などについて詳しくご説明します。

子どもの目が充血する原因①結膜充血

結膜とは、白目の表面とまぶたの内側を覆っている薄い膜のことです。

結膜充血は、結膜を通る毛細血管の血液量が増えて血管が拡大することで、結膜の下にある白目の部分が赤くなったように見える症状のことをいいます。

■結膜充血の特徴
・よく見てみると、白目の上に枝分かれした毛細血管が見える
・まぶたの裏まで充血している場合もある
・目やにや涙を伴う

■結膜充血の原因
・細菌性結膜炎
・ウイルス性結膜炎
・ハウスダストや花粉などによるアレルギー

細菌やウイルスへの感染による結膜炎の場合は感染力が強く、最初は片目だけ症状が見られていてもすぐに両目に広がってしまうほか、周りの人にも感染してしまうので注意が必要です。

子どもの目が充血する原因②毛様充血

毛様充血は、 別名「強膜充血」ともいわれます。強膜とは、いわゆる白目のことで、眼圧を支えて眼球を保護する役割があります。

■毛様充血(強膜充血)の特徴
・結膜のような枝分かれした血管は見えない
・紫がかった赤色やピンク色のような充血
・黒目(角膜)の周りが赤くなる
・涙は出るが、目やには出ない
・まぶたの裏まで充血することはない

■毛様充血(強膜充血)の原因
・疲れ目
・ブドウ膜(毛様体・虹彩・脈絡膜とそれに隣接する組織を総称)が炎症するブドウ膜炎
・強膜自体が炎症を起こす強膜炎

参照:結膜炎の鑑別診断 - 日本眼科学会

参照:田辺三菱製薬のヘルスケア

子どもの目の充血に伴う主な症状

目の充血に伴う症状は、原因によってさまざまです。主なものをご紹介します。

■結膜充血による症状

・細菌性結膜炎

細菌への感染が原因で起こる結膜炎で、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌など病原菌はさまざまです。

主な症状は、目の充血と粘り気があって黄色っぽい目やにです。


・ウイルス性結膜炎

アデノウイルスが原因となる「流行性角結膜炎(はやり目)」や「プール熱(咽頭結膜熱)」が代表的です。

症状としては、目の充血、かゆみや痛み、多量の目やに、目に何かが入っているようなコロコロした違和感が現れます。瞳に小さな斑点が現れたり、白目から少し出血したりすることもあります。また、目の症状以外にも、高熱、喉の痛みや腫れ、耳前リンパ節の腫れなどが合併することもあります。

感染力が強いため、学校感染症に指定されている病気もあります。その場合、治るまでは登校停止となります。


・アレルギー性結膜炎

花粉やハウスダスト、動物の毛などによるアレルギーで現れる目の炎症です。

症状としては、目の充血やかゆみ、涙目、白っぽい目やに、まぶたの腫れがなどあります。アレルギー性鼻炎と合併して、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が出るのも特徴です。

他人に感染することはありません。


■毛様充血による症状

・疲れ目

目に負担がかかりすぎたことによる疲れが原因で起こります。

主な症状は、目の充血のほかにも目が重い、ショボショボする、かすむ、痛むなどが挙げられます。ひどくなると、頭痛や肩こり、吐き気が伴うこともあります。

・ブドウ膜炎

病原菌による感染や免疫異常によるものなどさまざまですが、原因不明のケースも多くあります。

症状としては、充血のほかにも目がかすんだり、まぶしく感じたりすることが多くあります。ものがゆがんで見えたり、虫が飛んでいるように見える症状(飛蚊症)が出たりすることもあります。

※参照:医療法人 藤田眼科 目の病気について/ぶどう膜炎

医療法人藤田眼科 結膜炎

子どもの目の充血の種類と間違いやすい病気

■子どもや赤ちゃんに起こりやすい目の充血

子どもの目が充血したときに多く見られる病気をご紹介しましたが、そのほかにも考えられる原因がいくつかあります。

・逆さまつげ

逆さまつげとは、上下のまつげが逆向きに生えて眼球に当たってしまう状態のことで、まぶたに脂肪が多く腫れぼったい赤ちゃんによく見られます。涙や目やにが出やすくなり、充血することもあります。

1~2歳になると脂肪が少なくなり、逆さまつげも自然に治ることが多いので、多くの場合は心配いりません。充血がひどい場合は、病院で抗炎症薬を処方してもらえるので、受診することをお勧めします。

・鼻涙管閉塞

目の表面を潤してさまざまな病原から保護するために、目には常に涙が流れています。涙が目から鼻へと流れ抜ける通り道の「鼻涙管」が詰まってしまう状態を鼻涙管閉塞といいます。

鼻涙管は、生まれたばかりの時点ではまだ開通していないことも多いので、赤ちゃんはよく目やにが出るのです。自然に鼻涙管が開通して治る場合がほとんどですが、目や鼻の病気が原因の場合には長引くこともあるので、気になる場合は受診してください。

・ものもらい(麦粒腫)

ものもらいとは、まぶたの縁にある脂腺に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して起こる化膿性の炎症です。まぶたの縁の皮膚が赤く腫れ、かゆみや痛みを伴います。症状が強くなると、リンパ節が腫れたり頭痛を起こしたりすることもあります。

他人にうつることはありませんが、汚れた手で目を触っていると、一度治っても再発してしまうこともあります。

・疲れ目

長時間にわたり熱中してものを見続けると、正確に見るためのピント調節筋が緊張し続けて機能が低下してしまいます。疲れ目になるとものが見えにくくなり、ひどいときには充血を伴うこともあります。目を休ませることが最も効果的なので、目薬でむりやり充血を解消することはなるべく控えましょう。

■目の出血

目の充血だと思っていたら、出血だったということもあります。

網膜の血管が破れて出血した場合、目が全体的に赤くなる充血の症状とは違って、目の一部分だけが赤く染まります。これは結膜下出血と呼ばれるもので、透明な結膜の下で出血が起きるので、強膜がべったりと赤くなります。

原因としては、目の外傷や結膜炎など、眼球に原因がある場合がほとんどです。ただ、動脈硬化や高血圧、糖尿病、白血病などによって出血する可能性もありますので、念のための注意が必要です。

結膜下出血は、出血が止まれば自然治癒するので治療の必要はありません。

子どもの目が充血したときの自宅での対処法

子どもは、目がかゆいときや違和感を感じるとき、我慢できずにすぐに擦ってしまいます。周りの大人は、なるべく目を触らないようにすることを繰り返し子どもに伝えながら、炎症を悪化させないように工夫してあげることが大切です。


・目や手を清潔に保つ

目やにがひどい時には、濡れたガーゼで目頭から目じりの方にやさしく拭いて、目を清潔にしてあげましょう。目を拭こうとすると子どもが嫌がって暴れるかもしれないので、特に綿棒を使う場合は、目を突いてしまわないように気をつけてください。

また、何度注意してもつい目を触ってしまうことが考えられるので、手も清潔にしてあげましょう。こまめに手洗いをするほか、目をこすったときに傷つけないように爪を短く切ってあげてください。


・目薬をさす

市販の目薬を使って、自宅でもケアしてあげましょう。ただし、大人用の目薬を子どもに使用すると刺激が強すぎます。子ども用目薬は、刺激が極力抑えられていて目にしみないので、なるべくこちらを使用したほうが安心です。


・目をゆっくり休める

寝不足やテレビの見すぎなど、病気以外のことが原因で充血することもあります。疲れ目が原因と思われる充血の場合は、まぶたを蒸しタオルで温めるたり、ゆっくり湯船につかったりすると、徐々に充血が引いていきます。


・周囲への感染予防を心がける

ただ目が充血しているだけではなく、かゆみや目やになどの症状を伴っている場合には、一度小児科か眼科を受診して原因を特定することが必要です。結膜炎が原因となっている場合は、感染力がとても強いため、自宅でも特に注意が必要です。家族に感染しないように、目やにはタオルではなくティッシュペーパーでふき取るようにして、その都度捨てましょう。また、顔を拭くタオルも家族とは別のものを使うようにして、なるべく接触を避けるようにしましょう。

注意したい目の充血。こんなときは病院へ

少し目を休めて充血が解消するようであれば受診の必要はありませんが、下記のような症状が伴う場合には早めに小児科か眼科で診てもらい、原因を特定するようにしましょう。

・目が充血している
・目がかゆい
・目が痛い
・目やにが出る
・目が開けられない
・目が腫れぼったい
・目の不快感が続く
・頭痛がする

原因が毛様充血の場合、充血のほかにも目の痛みや視力低下などの症状が現れます。重症化すると失明の危険もあるため、なるべく早急に病院を受診しましょう。

また、細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎などの結膜充血の場合は、感染力が強いので周りの人にうつしてしまう危険があります。こうした病気の場合は、抗菌剤や抗生剤、ステロイド、抗アレルギー剤などの点眼薬を処方してもらって治療をすすめます。保育園や幼稚園、学校は出席停止となる病気もあるので、早めの受診が必要です。

子どもの目の充血の予防法

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子どもの目の充血を予防するために最も有効な方法は、常に目を清潔に保つことです。
日常生活では、主に以下の点に注意しましょう。

・外出先から帰宅したら目を洗う
・手が汚れたら石鹸で洗って清潔を保つ
・花粉やダニ、ホコリなど、アレルギーの原因となるものを部屋に持ち込まないように工夫する
・部屋をこまめに掃除する
・長時間の目の使いすぎに注意する
・TVやゲームは使用時間を決める
・ビタミンA(レバー、緑黄色野菜、卵黄など)やミネラル(魚貝類、海藻類、乳製品、大豆製品など)を積極的に摂取する
・適度に目を休ませる
・十分な睡眠をとる
・疲労やストレスをためない

まとめ

いかがでしたか?このように、子どもの目の充血の原因はさまざまです。

春先には花粉症で目が充血したり、夏のプールの季節にはアデノウイルスによる感染症が流行したりと、季節によって注意するべきものもあります。疲れ目やハウスダストによるアレルギーなど、一年を通して対策が必要なものもあります。

まずは目や手、生活環境などを清潔にするように心がけて、目の充血を予防しましょう。自分で手や目を洗うことができる年齢の子どもであれば、一緒に洗い方をおさらいしてみるのもいいと思います。

症状が現れたときにはしっかりと様子を観察して、必要があれば早めに医療機関を受診して対処するようにしてください。

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この記事を書いた人

すくすくまま

現在5歳の娘と、只今二人目妊娠中の”すくすくまま”ママです。
10年間金融業界で働いていたので、社会制度や税金関係、お金にまつわる事は得意分野です♪
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