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多嚢胞性卵巣症候群とは?症状、原因、対策、予防法まとめ。妊娠への影響は?

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排卵がうまくできなくなる多嚢胞性卵巣症候群は、若い女性に比較的多くみられる病気です。妊娠を希望するなら一刻も早く治療を始めておきたいもの。多嚢胞性卵巣症候群の症状や原因、対策、予防法と妊娠への影響についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28197000407
目次 多嚢胞性卵巣症候群とは
多嚢胞性卵巣症候群の症状
多嚢胞性卵巣症候群の原因
多嚢胞性卵巣症候群の対策
多嚢胞性卵巣症候群の予防法
妊娠への影響
まとめ

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)とは、PCOS(polycystic ovarian syndrome)とも呼ばれ、若い女性の排卵障害として多く見られる病気です。

名前の通り、卵巣に卵胞(卵の入った袋のようなもの)がたくさんできて滞留し、なかなか排卵ができない病気です。卵胞が育つまでに時間がかかり、排卵までの時間が長くかかるというのが主な症状です。 そのほかに、無排卵になったり、月経周期が長くなる、黄体機能不全になる、多毛になるなどさまざまな症状があります。

超音波で多嚢胞性卵巣症候群の人の卵巣を確認すると、10mmほどの大きさの卵胞がたくさんできており、これが卵巣の外側に1列に並び、その大きさがあまり変わらないという状態がみられます。これをネックレスサインと呼びます。

多嚢胞性卵巣症候群の症状

多嚢胞性卵巣症候群の代表的な症状は、月経不順や無月経です。これらは排卵がうまくできないことから起こります。また、排卵障害のため、少量の出血がだらだらと続くこともあります。いずれも妊娠を望む人にとっては、妊娠しづらくなる要因になってしまいます。

主な自覚症状には、以下のようなものがあります。

・排卵が起こりにくいことによる月経不順・無月経・無排卵月経
・月経周期が35日以上
・月経が以前は順調だったのに現在は不規則
・にきびが多い
・やや毛深い
・肥満(日本人ではやせ型の女性も多くいます)
・黄体ホルモンの分泌異常による月経過多・不正出血
・排卵障害による不妊

多嚢胞性卵巣症候群の原因

多嚢胞性卵巣のはっきりした原因は解明されていませんが、以下のような原因から引き起こされると考えられています。

■ホルモンバランスの乱れ
LH(黄体化ホルモン)の分泌が増えてFSH(卵胞刺激ホルモン)との分泌バランスが乱れ、卵胞がうまく発育できなくなることで、排卵が起きにくくなると考えられています。

また、多嚢胞性卵巣症候群のにきびが多い、毛深いなどの症状は、卵巣内の男性ホルモンが多いことから起こります。これには、脳から出ているLH(黄体化ホルモン)と血糖値を下げるインスリンというホルモンが作用しています。すい臓から分泌されるインスリンは、増加することで男性ホルモンの量が増えると言われ、糖代謝の異常が関係している可能性があります。多嚢胞性卵巣の人は、血中の男性ホルモンの値も上昇しているケースもあるようです。

以下は、主に東洋医学(漢方)で考えられている原因です。

■消化器系の異常
消化器系の異常による血行の滞りが考えられます。

■自律神経異常
自律神経の異常による、ホルモンバランスの乱れが考えられます。

■血行が悪いことによるうっ血
血行が悪いことによる血行の滞りが考えられます。

■排泄機能の低下
便秘などによる血行・循環機能の滞りが考えられます。

多嚢胞性卵巣症候群の対策

東洋医学では、古血によるうっ血、血行の滞りは女性のあらゆる不調を引き起こすと考えられています。 また、ストレスや生活習慣、食事の乱れなども原因になるとされています。

■生活習慣の見直し
食事内容を見直したり、運動を取り入れるなどといった生活習慣の改善で解決することもあります。また、喫煙やアルコールもやめると女性の体にとってはプラスになるでしょう。また、日ごろから基礎体温を測り、自分の生理周期を知っておきましょう。

■排出機能を高める
生活習慣の改善で、体内の毒素を排出することも期待できます。運動はハードな筋トレなどよりも、ウォーキングなどの有酸素運動の方が効果が高いとされています。半身浴や足湯で汗をかくこともデトックス効果が期待できます。

また、以下の食材はデトックス効果が高いとされています。
・玄米、雑穀米や七分つき米などを主食にする
・根菜、海藻類、豆類、イモ類、しょうが、大豆食品
・肉や魚は全体の1割程度に抑える

また、白砂糖を大量にしようしたお菓子や脂っこいスナック菓子、過剰な水分の摂取は良くないとされています。甘いものなら、黒砂糖やりんごジュースなど内臓に負担の少ないものを選ぶと体内から腸内環境が改善されていきます。

多嚢胞性卵巣症候群の予防法

多嚢胞性卵巣症候群にははっきりとした予防法はわかっていません。ホルモンバランスの乱れや糖代謝の異常が関係している可能性があるので、生活習慣を改善したり、甘い物を食べ過ぎているなら少し控えるなどといったことが予防につながる可能性もあります。

肥満が関係しているという説もあるので、太り過ぎているなら適度な運動と食生活の改善で、適切な体重を目指しましょう。いずれにしろ、適度な運動とバランスの良い食事、正しい生活習慣を心がけるといいでしょう。夜はゆっくり半身浴や足湯をして体を温め、汗をかくのもおすすめです。

妊娠への影響

多嚢胞性卵巣症候群は排卵障害を引き起こす代表的な病気です。排卵障害は代表的な不妊原因のひとつではありますが、子宮や卵管の問題ではないので、正常に排卵できるようになれば妊娠率は高いとされています。

もちろん重症度は人によって違い、ほとんど無排卵であれば妊娠は難しくなりますが、遅れても自力で排卵できるなら妊娠の可能性はあります。月経周期が短い(30日に近い)ほど妊娠率が上がると考えられます。

いずれのケースでも、妊娠を希望するなら医師の指示に従って治療を進め、正常な排卵を目指すことが重要です。

まとめ

月経周期が多少長めであっても、基礎体温グラフが低温期と高温期の2層に分かれているようであれば、排卵が起こっている可能性が高いと考えられます。多嚢胞性卵巣症候群であっても症状が比較的軽いようなら、弱めの排卵誘発剤を用いて排卵を促し、超音波検査で医師に性交渉のタイミングを図ってもらうことで妊娠する確率を上げることが期待できます。

また、現時点で妊娠を希望しない場合はカウフマン療法とよばれるホルモン療法を行うほか、月経を周期的に起こすために低用量ピルなどのホルモン剤を使う療法など、治療方針や体質などに合わせた治療法をとることが可能です。今すぐでなくても、いつか妊娠したいと考えているなら、早めに医師に相談しましょう。

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