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3歳までの乳幼児の予防接種スケジュール。月齢・年齢別の種類・回数・効果・副作用まとめ

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赤ちゃんが産まれると数多くの予防接種を受けることになります。予防接種は、種類が多く、どんな効果や副作用があるのか、何回、いつごろ接種すれば良いのか、把握するのは大変ですよね。

今回は、代表的な予防接種について接種適齢、効果、接種回数、副作用などを簡単にまとめました。予防接種スケジュール作成の参考にして下さい。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174008272
目次 子どもが受ける予防接種の分類・特徴
時期別に確認!予防接種の種類・回数・副作用
予防接種を受ける前にかかりつけの医者に確認したいこと
乳幼児用の予防接種、最近の変更点
まとめ

子どもが受ける予防接種の分類・特徴

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赤ちゃんの予防接種の役割

赤ちゃんは免疫力が弱いため、病気に感染しやすく、またかかった病気も重症化しやすい傾向にあります。そこで大事なのが予防接種です。事前にワクチンを接種することで病気になるのを防ぎ、万が一感染してしまっても、重症化しないようにすることができます。

定期接種と任意接種

予防接種には市町村が実施する定期接種と、対象者の希望によって行う任意接種があります。定期接種に関しては市町村によって補助が出るので無料です。任意接種は基本的に自己負担となり、摂取するかどうかの判断も保護者や医療機関の判断に任せられています。

■定期接種(平成26年4月1日時点)
・ヒブ感染症
・小児肺炎球菌
・四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)
・BCG(結核)
・MR(麻疹・風疹混合)
・水疱瘡
・日本脳炎

■主な任意接種
・ロタウィルス
・おたふく風邪
・B型肝炎(平成28年10月より定期接種に移行予定、後に詳しく説明します)
・インフルエンザ

生ワクチンと不活化ワクチン

また、ワクチンには大きく分けると「生ワクチン」と「不活化ワクチン」に分類されます。

「生ワクチン」:毒性を弱めたウイルスを体内に接種することで、その病気にかかった場合と同じように免疫力をつけるものです。効果が出るまで1ヵ月ほどかかります。

「不活化ワクチン」ウィルスの毒性を取り除き、免疫力をつけるために必要な成分を取り出してワクチン化したものです。「生ワクチン」よりも多くの回数、接種が必要となります。

複数の予防接種を同時に受けることも可能ですが、生ワクチンは次の接種まで4週間、不活化ワクチンは1週間ほど間隔を空けなければなりません。

予防接種のスケジュールは、ワクチンのあけなければならない必要な間隔、感染してしまうと重症化しやすい病気のワクチンから優先的に接種するなど、複合的に考えて決めるとよいですね。かかりつけの小児科や予防接種センターなどに相談することもできますので、一人で悩まず気軽に相談してみましょう。

小児科 たかのクリニック 予防接種スケジュール

時期別に確認!予防接種の種類・回数・副作用

生後2カ月までの乳児が受け始める予防接種

まずは、生後2ヶ月までに乳児が受け始める予防接種と副作用についてみていきましょう。

■ヒブワクチン(定期接種)

防げる病気:ヒブ感染症(細菌性髄膜炎と喉頭蓋炎)
ワクチン種類と接種方法:不活化ワクチン、注射
接種回数:4回(初回3回、追加1回)
主な副作用:注射部位が赤くなる、硬くなる、腫れる。1週間以上続いたら念のため医者に診てもらいましょう。
備考:細菌性髄膜炎にかかる人の半数以上が0歳の赤ちゃんなので、必ず受けましょう。

■小児肺炎球菌ワクチン(定期接種)

防げる病気:小児肺炎、髄膜炎
ワクチン種類と接種方法:不活化クチン、注射
接種回数:4回(初回3回、追加1回)
主な副作用:発熱、注射部位が赤くなる、硬くなる、腫れる。1週間以上続いたら念のため医者に診てもらいましょう。

■B型肝炎ワクチン(任意接種。2016年秋定期摂取移行予定)

防げる病気:B型肝炎、将来の肝臓がん
ワクチン種類と接種方法:不活化ワクチン、注射
接種回数:4週間隔で2回、さらに20~24週経ってから1回の合計3回接種
主な副作用:発熱、発疹、筋肉痛や関節痛、下痢など。高熱やけいれんなどの異常な症状が出た場合は医者に診てもらいましょう。
備考:基本的に予防接種は生後2ヶ月以降順番に接種していきますが、B型肝炎ワクチンは生後間もなくもでも接種することが可能です。

■ロタウィルスワクチン(任意接種)

防げる病気:ロタウィルス感染症(下痢、胃腸炎、脳炎の症状がでる)
ワクチン種類と接種方法:生ワクチン、経口
接種回数:2回
主な副作用:ぐずり、下痢、おう吐、胃腸炎、発熱など。また、初回接種から31日間は腸重積という病気のリスクが高まります。腸重積になった子のほとんどが、7日以内に症状が現れるので、接種後1週間は赤ちゃんの体調に変化がないが注意して観察してください。
備考:出来るだけ早い時期に接種することが望ましいワクチンです。万が一ロタウィルスに感染し下痢が続くと、体力が低下し他の病気にかかる可能性が高まります。

生後3カ月~1歳までの乳児が受け始める予防接種

次に、生後3ヶ月から1歳までの乳児が受け始める予防接種と副作用をみていきましょう。

■四種混合(DPT-IPV)または、三種混合(DPT)ワクチン+不活化ポリオワクチン(定期接種)

防げる病気: ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ
ワクチン種類と接種方法:不活化ワクチン、注射
接種回数:3~8週間隔で3回、3回目の約6ヶ月以後に4回目を接種
主な副作用:注射部分が赤くなる、腫れやしこりができる、発熱するなど。腕全体が腫れるような症状が出たり、めまいや吐き気を感じた際は、医者に診てもらいましょう。
備考:四種混合ワクチンは2012年11月に導入されたもので、それ以前は三種混合(DPT)+ポリオワクチンという形で接種していました。現在は原則として四種混合ワクチンを接種しますが、すでに1度でも三種混合ワクチンを接種したことがある子は、四種混合ワクチンではなく三種混合ワクチンを4回受けます。詳しくは母子手帳を持参のうえ、医療機関で相談してください。

■BCGワクチン(定期接種)

防げる病気: 結核
ワクチン種類と接種方法:生ワクチン、スタンプ方式
接種回数:1回
主な副作用:摂取跡がブツブツと腫れたり膿が出るなど。徐々に落ち着くので心配し過ぎることはありませんが、気になる場合は塗り薬を塗らずに医者に診てもらいましょう。
備考:四種混合ワクチンを3回受けた後の接種がおすすめです。昔、行われていたツベルクベリン反応テストは現在行われていません。

生後1歳~3歳までの幼児が受け始める予防接種

最後に生後1歳から3歳までの幼児が受け始める予防接種をみていきましょう。

■MRワクチン(麻疹・風疹混合)(定期接種)

防げる病気: 麻しん(はしか)、風しん
ワクチン種類と接種方法:生ワクチン、注射
接種回数:2回(2回目は小学校入学の前年)
主な副作用:1週間ぐらいで2割ほどの子どもが微熱を出すことがあります。高熱がずっと続くなどの症状が出た場合は、かかりつけの病院に相談して下さい。
備考:1歳になったらできるだけ早く受けるようにしましょう。

■おたふく風邪ワクチン(任意接種)

防げる病気: おたふく風邪
ワクチン種類と接種方法:生ワクチン、注射
接種回数: 2回
主な副作用:接種して2~3週間後に微熱がでて、耳下がはれることがあります。まれに、髄膜炎の症状を起こすことがありますので、悪化した際はすぐに、かかりつけの病院にいってください。
備考:1歳~1歳3ヵ月の間にうけるようにしましょう。

■水疱瘡ワクチン(定期接種)

防げる病気:水疱瘡
ワクチン種類と接種方法:生ワクチン、注射
接種回数:2回
主な副作用:注射してところが赤くなる、腫れる、硬くなるなど。症状がひどい場合や高熱が出た場合は医者に診てもらいましょう。
備考:1歳~1歳1ヵ月の間に受けるようにしましょう。1回だけでも効果はありますが、2回接種することでより効果が発揮されます。

■日本脳炎ワクチン(任意接種)

防げる病気:日本脳炎
ワクチン種類と接種方法:不活化ワクチン、注射
接種回数:基礎免疫3回(初回2回、追加1回)、9歳で4回目
主な副作用:注射してところが赤くなる、腫れる、痛みが出ることがまれにあります。接種後2日を過ぎて副作用がなければ大丈夫と考えてよいでしょう。
備考:生後6ヶ月から接種可能なので、海外渡航の予定がある時などは事前に接種することをおすすめします。

予防接種を受ける前にかかりつけの医者に確認したいこと

予防接種を受ける前には、以下の点をかかりつけの医者に確認をしなければいけません。

・予防接種を受ける前に、予診票の注意事項をよく読みわからない点を確認する
・予防接種を受ける前に、子どもの体温を計り体温を伝え問題がないか確認する
過去に予防接種を受けた後、体調を崩したのであれば報告し確認する
食べ物のアレルギーがあれば報告し確認する

予防接種は受ける間隔などに決まりがあるため、もし指定日に予防接種を受けることができなければ、今後の予定を医師に相談しましょう。

乳幼児用の予防接種、最近の変更点

予防接種は年々少しずつ制度が変わっています。ですから変更点を確認し、受け漏れがないか確かめてください。

【主な変更点】
・三種混合ワクチン→四種混合ワクチンに変更
三種混合にポリオワクチンが加わり、現在では四種混合となりました。2012年8月以降に産まれたお子さまは四種混合でポリオワクチンを接種していますが、2012年8月以前に産まれたお子さまは、ポリオワクチンの接種がすんでいるか確認して下さい。

B型肝炎ワクチン 任意接種→定期接種に変更
2016年10月以降に生まれたお子さまは、予防接種を無料で受けられます。地域によって異なることがありますので、詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせ下さい。

まとめ

予防接種の種類やスケジュールなどについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?予防接種を受けるにあたっては、副作用についての心配がつきものだと思いますが、重篤な副作用は接種後30分以内に出ることが多いと言われています。予防接種を受けてから30分間は、念のために病院内で待機し、子どもの様子を観察するようにしてください。

副作用については事前にしっかりと調べて理解した上で、分からない点があれば医師に相談してみてください。「予防接種を受けないリスク」もあるのだということを認識し、また「予防接種で助かる命もある」ということを心に留めた上で、必要に応じてスケジュールを組むようにしましょう。

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ぷぺぽ

都会の謙遜を離れて、家族で田舎暮らししてます。
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