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公開 2016年04月22日  

子どもの前で「他人の悪口」や「愚痴」を言っていませんか?

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生まれてきたヒナがはじめてみたものをママだと思い込んで後をついてくるように、子どもはパパママの言動を倣っていくものです。だからこそ良い言動を見せていきたいですよね。私自身、他人に対する愚痴めいた言葉を子どもに聞かれて、ドキッ!としたことがあります。


独り言のような悪口、聞かれてますよ!

テレビを見ながらタレントさんや番組の良くないと思うところを言っていたり、サッカーの試合を見ながら相手チームの悪態をついていたり、ついつい、子どもの前で他の人や物事を批判してしまった経験ってありませんか?
ママやパパが発する何気ない一言を、子どもはよ~く聞いています。

子どもは親の言葉を真似します

子どもが一年生のときの担任の先生は大学を出たての新人の先生でした。
社会人としても一年目だったために、配布すべきプリントを配布できていなかったり、
電話などの対応や保護者会での仕切りが不慣れで、伝えるべきところが抜けていたり、というところがありました。

事あるごとに、私はよくパパに

「先生、まだ若いからね」
「新人さんだから、まだ不慣れで困るわ~」

などと愚痴をこぼしていました。
小声で話していましたし、子どもには聞かれていないと思っていました。

しかし、ある日、子どもが突然

「ママー、ぼくの先生ってまだ若いからだめなんだよね」

と言うのでびっくり。

「そ、そんなことないよ!なんでそんなこというの?」と聞くと

「だって、ママが言ってたじゃん~」とのこと。

子どもって、よく聞いているんですね。
特に子どもに聞かれたくない話って、大人の声のトーンが変わるようなのです。
子どもはちょっとしたトーンの変化を察知して、耳をすましているのです。

口は災いのもと!誤解を生まないために…

特に意図としていない軽い独り言だったとしても、それを子どもが聞いてしまえば、子どもは、外で言ってしまうこともあります。他人のことをちょっと悪く言ってみたり、嫌味を言っていると、子どもが口外して、他人に下手な誤解をあたえてしまうかもしれません。
パパやママの言動は、子どもが小さいうちであればあるほど影響を与えやすいのです。

簡単に他人のことを評価するような言動はひかえたほうが良いでしょう。

「口は災いのもと」

普段から良い言動を心がけて、子どもと一緒に親も成長していきたいですね。

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