1. >
  2. >
  3. >
  4. 新生児の母乳・ミルク量、授乳間隔や注意点まとめ

新生児の母乳・ミルク量、授乳間隔や注意点まとめ

新生児の母乳・ミルク量、授乳間隔や注意点まとめのタイトル画像

生まれたばかりの赤ちゃんの成長に欠くことのできないのが「授乳」です。個人差が大きいこともあり、授乳する量や回数などで悩む方は多いようです。そこで今回は、生後1ヶ月~4ヶ月までの赤ちゃんの「授乳」にスポットをあて、間隔・量・注意したい点などをまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021006915
目次 母乳育児・ミルク育児・混合育児
月齢別!摂取量・授乳間隔・回数目安
母乳・ミルクの飲みすぎ!赤ちゃんに与える影響はある?
母乳・ミルクを飲まない!赤ちゃんに与える影響はある?
授乳のポイント
まとめ

母乳育児・ミルク育児・混合育児

授乳方法には、次の3つがあります。

・母乳育児:赤ちゃんを母乳だけで育てる方法
・ミルク育児:ミルクだけで育てる方法
・混合育児:母乳とミルクの混合で育てる方法

混合育児について

混合育児の場合、授乳方法には以下の3つがあります。

① 母乳を飲ませた後にミルクを飲ませる
まずは母乳を飲ませ、母乳が足りないようならミルクを20mlずつ足していく方法です。

②ミルクを飲ませた後に母乳を飲ませる
まずミルクを標準量を目安に飲ませ、その後母乳を飲ませる方法です。この場合、赤ちゃんは、お腹はいっぱいだけど、スキンシップをとりたくておっぱいを吸うことがあります。

③ 母乳とミルクを交互に飲ませる
最初の授乳時間に母乳を飲ませたとすると、次の授乳時間にはミルクのみを飲ませ、次は母乳のみ、というように交互に母乳とミルクを飲ませる方法です。

母乳は赤ちゃんに吸われる回数が減ると、自然に母乳の分泌量が減少していきます。また赤ちゃんも哺乳瓶のほうが吸う力が弱くて済むので、ミルクしか飲まなくなる場合もあります。そのため、少しでも母乳育児を頑張りたいというママには、①の母乳をベースに足りない分をミルクで補うという方法をおすすめします。反対に、仕事復帰や妊娠などの事情によりミルクに切り替えたい場合は、②のミルクをベースにする方法がいいかもしれません。

ただし、母乳(またはミルク)が大好きな赤ちゃんがミルク(または母乳)に移行する場合、なかなかうまくいかないこともあります。その場合でも焦らず、ママと赤ちゃんに合った方法を探してみて下さいね。

月齢別!摂取量・授乳間隔・回数目安

赤ちゃんの摂取量・授乳間隔・回数の目安を離乳食が始まる前まで、月齢別にご紹介します。ご紹介する数字はあくまで目安です。赤ちゃんにも個人差があるので、赤ちゃんのペースに合わせて焦らず進めて下さいね。

・生後0ヶ月:80~120mlを3時間おきに7回
・生後1ヶ月:120~160mlを3時間おきに6回
・生後2ヶ月:120~160mlを3時間おきに6回
・生後3ヶ月:200mlを4時間おきに5回
・生後4ヶ月:200mlを4時間おきに5回

ミルクはメーカーによって適切な摂取量が異なります。ミルク缶に記載がありますので必ず確認をするようにして下さい。

また新生児は、生後1ヶ月くらいまで母乳を飲み始めて約15分で満腹になり、その後2~3時間睡眠をとるとされています。睡眠時間には個人差もありますが、栄養分の貯蔵が少ないため、半月程経つまではできるだけ3時間以上の間隔をあけないようにしましょう。夜であればもう少し時間があいても構いませんが、お腹が空いたら授乳を行うようにして下さいね。

参考文献:辻 祐一郎『いちばんためになる はじめての育児』(成美堂出版)  

母乳・ミルクの飲みすぎ!赤ちゃんに与える影響はある?

新生児はまだ満腹中枢が未発達です。そのため生後3ヶ月頃までは、体が「満腹だ」という判断ができず飲み過ぎてしまうことがあります。

母乳

母乳育児の場合、極端に多くなければ赤ちゃんが欲しがる分だけあげても良いとされています。母乳をベースに足りない分をミルクで補う混合育児の場合、赤ちゃんがミルクを吐くようであれば、「赤ちゃんは母乳でお腹いっぱいになっている」というサインになります。ママの母乳が出過ぎてしまう母乳過多の場合は、乳腺炎にもかかりやすくなってしまうので、母乳外来などを受診することをおすすめします。

カノン助産院

ミルク

ミルクの場合、1日に飲ませる量が決まっていますが、中には規定量以上のミルクを飲んでしまう赤ちゃんもいます。ママは「飲ませ過ぎかしら?」と心配してしまうかもしれませんが、赤ちゃんの機嫌がよく、健康面で特に問題がなければ、心配し過ぎる必要はありません。

しかし、それでも不安に思う場合は、まず、赤ちゃんが泣いたらすぐにミルクを飲ませるのではなく、泣いている原因をひとつずつ取り除いてあげるようにしましょう。おむつは汚れていないか、暑すぎたり寒すぎたりしていないか、抱っこして欲しいのではないかなど、赤ちゃんの気持ちを察してあげることが大切です。

考えられる要因を取り除き、それでも泣き続けているのであれば、ミルクを飲ませてあげましょう。飲み過ぎがどうしても気になるという方は、一度、小児科の医師や地域の助産師、保健師などに相談してみるとよいでしょう。

母乳・ミルクを飲まない!赤ちゃんに与える影響はある?

適切な量を飲まなかったとしても体重が増えているようであれば問題ありません。一般的に赤ちゃんの体重は、生後3日目をピークに出産時より約10%減り、生後1ヶ月で出産時より約1kg増えるといわれています。もしご家庭にg単位まで正確に計れる体重計があれば、毎日時間を決めて測定することをおすすめします。しかし、赤ちゃんの体重が計れる体重計を準備されているご家庭も少ないと思いますので、ここでは他の方法をご紹介します。

新生児用体重計をレンタルする

赤ちゃん用品をレンタルしてくれるお店では、1ヶ月単位で赤ちゃん用の体重計をレンタルしてくれるところがあります。母乳育児・混合育児の場合は、授乳の前と授乳後の赤ちゃんの体重を測り、「(授乳後の赤ちゃんの体重)-(授乳前の赤ちゃんの体重)」で計算をすれば赤ちゃんが飲んだ母乳量を知ることができます。この場合、単位は「g=ml」です。

おしっこの回数で確認する

母乳やミルクの水分から栄養補給をしている赤ちゃんは、飲んだ分と同じくらいのおしっこを出すのが自然です。そのため、1回に汚れるおむつの面積が、左右の親指と人差し指を合わせてつくった円の大きさ以上で、少なくとも6~8回以上出ていれば問題ありません。

参考書籍:SOLANIN /『最強母乳外来』(朝日新聞出版 2011年 )

|赤ちゃんの機嫌で確認する

泣き声に元気のなさを感じたり、肌つやがあまり良くなかったりする場合には、栄養が不足している場合があります。母乳育児の場合は、母乳の出が良くない、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えていないということが考えられるため、一度医師に相談することをおすすめします。

ミルク育児の場合は、以下の理由が考えられます。対処法も一緒に記載しておきますので実践してみて下さい。

・哺乳瓶や乳首が嫌い
 →哺乳瓶や乳首の形を変える

・ミルクの味が苦手
 →ミルク・水のメーカーを変える

・ミルクの温度が低い
 →40度を目安につくり、出来立てを飲ませる

・便秘で苦しくて飲めない
 →母乳に比べて消化に時間がかかるため、授乳の間隔を少し開けあり、医師に相談する

片村クリニック

授乳のポイント

赤ちゃんもママも上手に授乳ができるようになるには、時間がかかることもあります。ここでは、授乳がスムーズにいくポイントをいくつか挙げてみましたので、参考にしてみてくださいね。

母乳

■食べ物
母乳はママの血液をもとにつくられているため、食べたものがそのまま赤ちゃんの食事になります。偏った食事は便秘や肥満の原因にもなるので、なるべく多くの食品をバランスよく摂取するようにしましょう。また授乳中に食べてはいけないと決められている食品は特にありません。しかし玄米や乳製品、カフェインを含くむ食品には注意が必要です。食事に気をつけて赤ちゃんもママも健康な生活を送って下さいね。

■乳頭マッサージをする
乳頭が硬いと、赤ちゃんがうまく母乳を吸えなかったり、赤ちゃんの強い吸引力によって乳頭部分が傷ついてしまうといった問題が生じやすくなってしまいます。乳頭マッサージをして乳頭をやわらかくし、赤ちゃんの吸引力に負けない強い皮膚を作りましょう。

ミルク

■ミルクをきちんとつくろう
ミルクを嫌がる赤ちゃんの中には、ミルクの温度や味に敏感な子が多くいます。ミルクがさめていたり、水や粉ミルクの味が好みでない場合もあります。まずは粉ミルクメーカーが缶に記載している作り方通りにミルクをつくり、それでも嫌がる場合には粉ミルクのメーカーや水を変えてみるのもいいでしょう。

また栄養たっぷりのミルクは細菌などの大好物です。つくりおきはせず、つくりたてのものを与え、飲み残した場合はもったいなくても処分して下さいね。

■乳首をちゃんとくわえさせてあげよう
哺乳瓶の乳首の形や穴の大きさがその子に合っていないと、きちんとくわえられなかったり、くわえさせ方が浅すぎたり深すぎたりするとうまくミルクを飲むことができません。

上下の唇がアヒルのくちばしのようにきちんと開いてくわえているか確認してあげましょう。また哺乳瓶用の乳首にもサイズがあります。まずは表記通りの月齢の乳首を使い、あまりにも早く飲み終えてしまったり、時間がかかりすぎるようなら大きいものや小さいものに変えてもいいでしょう。10分程度で飲み終わるのが理想ですよ。

母乳・ミルク共通

■抱っこをきちんとしてあげよう
赤ちゃんにとって無理な姿勢になってしまうと、赤ちゃんは姿勢を気にしてお腹がいっぱいではないのに飲むのをやめてしまったり、せっかく飲んだものを吐いてしまう原因になります。ママにとっても腰痛の原因になるので、赤ちゃんとママにとってぴったりの姿勢を見つけて下さいね。以下に一般的な授乳の姿勢をご紹介します。

①横抱きにして飲ませる
最もポピュラーな授乳方法かもしれません。赤ちゃんの首の下に片手を入れ、もう片方の手は赤ちゃんの股の間から差し入れて、手の平で赤ちゃんのお尻をしっかりと持ち上げるように支えます。授乳に慣れないうちは、持ち上げた赤ちゃんをママの太ももにのせながら授乳を行うようにしましょう。授乳の姿勢が安定してきたら、赤ちゃんの顔をおっぱいや哺乳瓶が飲みいやすい高さまで持ち上げながら授乳してあげて下さいね。

参考リンクはこちら

②縦抱きをして飲ませる
赤ちゃんが吐きやすい時、ママの乳首が短い時、乳房の上がしこりやすい時におすすめの授乳方法です。新生児をママの太ももの間に座らせ、首を支えている手は離さず、お尻付近を支えている手を使って授乳を行います。

参考リンクはこちら

③添い寝をしながら飲ませる
夜中などの授乳の際、ママが赤ちゃんの横に添い寝をしながら母乳を飲ませる「添い乳」という方法もあります。しかし添い乳は、赤ちゃんの鼻をママのおっぱいでふさいでしまったり、赤ちゃんの体の一部を抑えつけてしまったりする可能性があります。特別な事情がない場合はなるべく避けた方が良いとされています。

■ゲップは忘れずに
新生児は授乳の際、母乳やミルクと一緒に空気も飲みこんでしまっています。その空気がお腹にたまってしまうことで、ミルクがきちんと胃の奥までいかず、お腹が圧迫された苦しい状態となってしまいます。赤ちゃんは自らゲップをしてお腹の空気を外に出すことができないため、授乳をした後にはゲップをさせてあげる必要があります。

ゲップをさせる方法には、新生児を抱っこして行う方法や膝に座らせる方法などがあります。いろいろな方法を試しながら赤ちゃんにあった方法を見つけてあげて下さいね。

参考リンクはこちら

■赤ちゃんの体調や排便を記録しよう
体重や排便、赤ちゃんの機嫌は健康のバロメーターです。赤ちゃんが便秘ぎみだったり、具合が悪かったりすると授乳を拒否する場合もあります。病院の受診の際や健診の際の目安にもなるので、育児日記を付けるなど日頃から赤ちゃんの様子を観察し、記録しておくことをおすすめします。

まとめ

大切なのは赤ちゃんとたくさんスキンシップをとることです。育児に正解や不正解はありません。ママだけで悩みすぎず、家族や友人の力も借りながら、赤ちゃんとママにあった授乳方法を見つけて下さいね。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事を書いた人

てる

国際結婚をし、海外在住中の一児の母です。初めての子育て、しかも日本とは全く違う環境で日々悪戦苦闘中。
そんな中、日々発見した事や学んだ事を記事にし、皆さんに読...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. 新生児の母乳・ミルク量、授乳間隔や注意点まとめ