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病気になった子どもに「ごめんね」でなく「がんばったね」と言ってあげてほしい理由

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病院嫌いにどう対応するのか?!今回は上手な病院のかかり方シリーズの第2弾、『こどものトラウマが少なく、こども自身が少しでも前向きに治療が受けられるためのポイント』をお伝えします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030002518

子どもの具合が悪いって、家族にとってはとても心苦しく、なんとか少しでも何かしてあげたい気持ちになりますよね。そんな時に家族だからこそできるポイントについてお伝えしています。

ただでさえネガティブな印象のある病院への受診。病院にいくのは嫌だけど、こんな風に受診できたら、今よりも少しだけ心穏やかに病院へ行けるのでは?と私が考えた3点です。

1、スムーズに診察が受けられ、適切な治療を受けられる
2、子どものトラウマが少なく、こども自身がすこしでも前向きに治療が受けられる
3、おかあさん自身の心配やストレスがなるべく少ない

今回は看護師が伝える上手な病院のかかり方シリーズの第2弾、『こどものトラウマが少なく、こども自身が少しでも前向きに治療が受けられるためのポイント』です。

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子どもが前向きに治療を受けられること

これって、医療者にとっても、連れていくご家族にとっても永遠のテーマだと思います。

なんとか、病院へ対する嫌悪が少なく、そして、少しでも治療する意思をもって受診できたらと、毎回皆さん試行錯誤しているのではないでしょうか。
私たちも色々考えたり、研究結果を参考にしたりしながら、いかに子どもの気持ちに寄り添いながら診察や治療ができるのか検討しています。
そもそも「病院嫌いの原因はなんだろう?」「前向きに治療が受けられない原因ってなんだろう?」と考えてみたいと思います。

一つ目の子どもが病院が嫌いな理由って、主に「怖い」と「痛い」ではないでしょうか?

これが大きな原因だとすると、「痛みや恐怖を和らげることができれば、トラウマになりにくい」ということになりますよね。
では、「痛みや恐怖を和らげる」ために何ができるかをお伝えしていきたいと思います。

子どもの痛みや恐怖を和らげるためにできること

この痛いや恐怖を和らげられる最も根幹となる部分は、やっぱりお母さんの存在です。お母さんの匂い、触れてもらうこと、抱きしめてもらうこと、それ自体が癒しであり、痛みや恐怖があってもその負の感情を減らすことができるのです。
以前書いた「ママの手は魔法の手」の記事にも書きましたが、医学的にも証明されていることなのです。

お母さんが癒しの存在であることをまずは声を大にしてお伝えします。

知らない人(医療者)と会い、知らない場所に来て、触れられる。人みしりの子であればもうこれだけでも大きな苦痛になるかも知れませんよね。まして、そこに喉の奥を見るために口の中に棒を入れたり、注射をしたり、このストレス自体を小さくするために、なるべく触れないところから診察をしたりなるべく短時間にしたり色々とこちらも工夫したりするのですが、必要であれば痛いこともしなければいけないときがあります。

嫌なことをした後のケアの仕方で、ずいぶんそのときの痛みや恐怖が軽減されることもわかっています。

「ごめんね」ではなく「頑張ったね」

もう一つ大切なこととして「どのように声をかけるか」ということがあります。

「ごめんね」「かわいそうに」と声をかけている親御さんも見かけるのですが、「かわいそう」というのは、こどもにすると、一瞬混乱する原因になりますし、ご両親に「ごめんね」と言われるとこどもは混乱します。

ごめんねとお伝えしている方はきっと「私の管理のせいで病気になってしまった」と思っているかもしれません。でも、病気になるのはご両親のせいではありません。残念ですが、なるときはなってしまうものなのです。そして、誰よりこどもの苦しむ姿に苦しんでいるのはご両親だと思います。

だから、決してご自分を責めたりしなくていいのです。ご自分を責めるより、一生懸命病気と戦っている姿を応援してあげてほしいのです。何度かお伝えしてきましたが、ご両親の存在が何よりのお薬になります。悲しい顔して「ごめんね」というよりも、頑張ったことをねぎらってあげること、それでお子さんはとても安心できます。

そして、「かわいそうに」という言葉は、私たちにとっては少し悲しくなる言葉です。

痛い思いをした、こと自体は確かに『かわいそう』なことかも知れません。しかし、元気になるために必要なことだから行ったのです。その子にとって、必要で大切なことだから一緒にがんばるお手伝いをしたいと思っていますし、医師もなるべくなら注射も嫌なこともしたくないと思っています。

こども自身も、お母さんが話すことを一番に信じるので、「かわいそうなことをされた」「この怖い人たちに意地悪された」と認識してしまうことで恐怖や不信感を煽ることになってしまいます。

ぜひ、病院のあとには「頑張ったね」、良くなったら「元気になって嬉しいね」と一緒に喜んでくださいね。

恐怖感を和らげ、前向きに治療を受けられるようになるためには?

嘘をつかずに連れていく、病院にいく目的をしっかり伝える。

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病気・怪我・健康 病院 小児科 声掛け 子育て・育児

この記事を書いた人

*あかちゃん看護師❤︎みなみ*

こんにちは⭐️

*あかちゃん看護師みなみ*です。

これまでママとあかちゃんの絆に魅せられてNICU/小児科の看護師をしていました。

そのなかで...

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