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  5. 妊娠初期の恥骨痛の原因は?病院の目安は?対処法・予防法まとめ

妊娠初期の恥骨痛の原因は?病院の目安は?対処法・予防法まとめ

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妊娠すると、からだにさまざまな変化が現れます。それまでは意識することのなかった恥骨という場所が痛むことがあり、妊婦さんにとっては辛い症状のひとつです。妊娠中期から後期に現れやすい恥骨痛ですが、中には妊娠初期から悩まされる人も。恥骨痛の原因や対処法、予防法についてまとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174006926
目次 恥骨ってどこ?
恥骨痛はいつから出始める?どんな痛み?
妊娠初期の恥骨痛の原因
妊娠初期の恥骨痛の対処法
妊娠初期の恥骨痛の予防法
恥骨痛がひどい!病院へ行く目安は?
まとめ

恥骨ってどこ?

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おへそから下がって、股の部分を触ると硬くなっている部分が恥骨です。恥骨は骨盤の前面部を形成する左右一対の骨で、真ん中の恥骨結合部でつながっている板状の軟骨です。いわゆる、恥骨の痛みというのは、この恥骨結合部付近の痛みを指します。

恥骨痛はいつから出始める?どんな痛み?

妊娠すると、胎児の成長とともに骨盤が徐々に開き、恥骨結合部に負担がかかるようになります。このため、胎児やお腹が特に大きくなってくる妊娠7~9か月頃に痛みを強く感じる妊婦さんが多いようです。この時期の恥骨痛は「キシキシ痛む」「ヒリヒリ痛む」、「寝返りをうつのもやっと」など、日常生活に支障が出るような強い痛みを感じる人もいます。

しかし、中にはお腹がまだ大きくなっていない妊娠初期にも、痛みを感じる人がいます。

妊娠初期の恥骨痛の原因

胎児が小さくお腹も目立たない妊娠初期に、なぜ恥骨痛が起こるのでしょうか。それには以下の原因が考えられます。

1.リラキシンの分泌
妊娠をすると、「リラキシン」というホルモンが分泌されます。生理前にも少量、数日間分泌されますが、妊娠するとずっと分泌が続きます。これは、リラキシンが骨盤などの靭帯をゆるめる働きがあるためです。出産の際、お腹の赤ちゃんが狭い産道を通りやすいよう、妊娠するとリラキシンが分泌されるようになるのです。

このリラキシンの影響で骨盤を形成する恥骨もゆるみ、恥骨痛の原因となると考えられます。関節に作用するので、恥骨痛の他にも膝痛、腰痛などの関節痛を引き起こすことがあります。生理前にこのリラキシンの影響で、これらの痛みが生じることもあります。

2.血行不良
妊娠すると、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの女性ホルモンの分泌が急激に増えることで自律神経が乱れ、血行が悪くなりやすいといわれます。このため体の冷えを招きやすく、下腹部を冷えが恥骨痛を引き起こすことがあります。妊娠後期には赤ちゃんが大きくなって骨盤を圧迫して血行はさらに悪くなり、恥骨痛も悪化しやすくなります。

3.妊娠初期症状
妊娠に伴うホルモンバランスの乱れから自律神経が乱れ、胃腸の消化運動が滞り、胃腸がキリキリするなど下腹部の痛みを感じることがあります。このような胃腸症状が原因で恥骨が痛むことがあります。また、受精卵が子宮に着床した時に出血や下腹部が痛むことがあり、この下腹部の痛みが恥骨の痛みとして感じることもあるようです。

4.流産の可能性
下腹部から恥骨にかけての痛みと同時に出血がある場合は、流産の兆候かもしれません。少量の出血が断続的に続く場合や痛みがだんだん強くなる場合は、すぐに産婦人科へ行きましょう。

妊娠初期の恥骨痛の対処法

適度な運動

前述した通り、妊娠中は骨盤のゆるみが恥骨痛につながってしまうことがあります。そこで、骨盤の周りの筋肉を鍛えることで、骨盤のゆるみやゆがみを軽減できます。筋肉を鍛えると出産の際にもいきみやすくなるので、妊娠中にも経過が順調なら適度な運動を続けましょう。運動はウォーキングなどのほか、以下のマタニティヨガもおすすめです。

■ヨガの「ネコのポーズ」

1.四つん這いになる
床に四つん這いになり、両腕、両膝は肩幅に開く。指先はまっすぐ前に向け、腕と太ももを床に垂直になるように保つ。背中をのばしてひと呼吸する。

2.背中を丸める
息を吐きながら、背中を丸め、頭を腕の内側に入れておへそをのぞきこむようにする。

3.背中をそらせる
息を吸いながら顔を上げ、背中を反る。息を吐きながら、元に戻り、ひと呼吸する。何回か繰り返し、元に戻って一呼吸する。ゆっくりと正座になり、ひと呼吸する。

■寝て体をねじるポーズ

1.仰向けで膝を立てる
床に仰向けになり、ひと呼吸する。両膝を立てる。手は浮かないように注意する。

2.両膝を倒す
息を吐きながら、両ひざをゆっくりと左へ倒す。膝が床についたら、しばらく姿勢を保ち、呼吸を繰り返す。息を吸いながら元にもどり、ひと呼吸する。

3.反対も同様に行う
反対側も同様に膝を倒す。左右を何回か繰り返し、両手を離して、元の仰向けに戻り、一呼吸する。

骨盤ベルトの装用

骨盤がゆるむことで起きる恥骨痛に対して効果的なのが、骨盤を支える骨盤ベルトです。これを装用するだけで、恥骨痛が緩和されことも多く、愛用する妊婦さんは多いようです。

下腹部の保温

冷えが恥骨痛の原因になっているようなら、入浴やカイロ、湯たんぽ、腹巻などで下腹部を温めると、痛みが緩和されます。ただし、低温やけどの心配もあるので、カイロなどは直接肌にあてないよう使用には十分気をつけましょう。

姿勢を正しく維持する

お腹が大きくになるにつれ、重心のバランスをとるために、自然と腰を反らせたような姿勢になります。これが、恥骨の痛みを引き起こすことがあります。なるべく前傾姿勢になり、痛みを逃がす姿勢を心がけましょう。

妊娠初期の恥骨痛の予防法

ストレッチ

股関節の柔軟性を高めることは、恥骨痛や骨盤の痛みの軽減につながります。まず、あぐらで座り、足の裏を合わせて、手で持ち、膝を床につけるように上下に揺らします。ポイントは足の力を抜くことです。これを20~40秒行います。

体操

フラフープを回す要領で、腰をまわす体操をします。右回り、左回りと10回ずつ行います。簡単で、道具もいらないので、テレビを見ながらもできますね。

骨盤ベルト

妊娠したら痛みが出る前からケア用骨盤ベルトも着用することで、恥骨痛だけでなく腰痛など他のトラブルを防ぐ効果も期待できます。

痛みを引き起こさないような動作を心がける

1.股を開く動作を避け、小股で歩く。
2.水泳では、骨盤に負担のかかる平泳ぎを避ける。
3.床に直接座らない。クッションなどを敷く。
4.寝るときは、足の間にクッションを挟む。
5.長時間、同じ姿勢で座らない。

など、骨盤がゆがむような姿勢や動作を避けるだけで、痛みを予防することができます。

恥骨痛がひどい!病院へ行く目安は?

動きや姿勢に誘発されずに、常に激しく痛む場合は、妊娠による恥骨痛ではない可能性もあります。前述した通り、出血など他の症状が複数認められるときや、激しい痛みがある場合は、速やかに産婦人科を受診しましょう。場合によっては、流産や子宮外妊娠などのトラブルも考えられます。

流産は、不正出血と下腹部の痛みが前兆になり、基礎体温が急激に下がります。中には、何の症状もないまま、赤ちゃんが子宮内で死亡するというケースも。症状が出たからといって必ず流産するというわけではなく、約半分は妊娠の継続が可能なので、まずは治療を受けて医師の指示に従いましょう。

子宮外妊娠とは、名前の通り、子宮以外の場所で妊娠してしまうことです。母体にとってもとても危険なトラブルです。初期には、不正出血と軽い腹痛があり、場合によっては恥骨痛と感じるかもしれません。処置が遅れると命にかかわることもあるので、強い痛みや異常を感じたら速やかに受診しましょう。

まとめ

妊娠初期にはさまざまな体の変化があり、痛みやトラブルに悩まされることも多くなります。定期的に定められた妊婦健診を受け、気になることは医師に相談しましょう。恥骨の痛みは軽いものなら日常的なケアで緩和できることもあるので、痛みとうまく付き合い快適なマタニティーライフを過ごしてくださいね。

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この記事を書いた人

じょい

二人の男の子のママです。
正看護師と教員免許を持っています。
教員として10年働いていましたが、現在は、子育てに専念するべく、主婦しています。...

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