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公開 2016年04月16日  

「母乳をだすことがこんなに大変だと知らなかった」鈴木おさむさんが、母乳育児を見守る中で感じたこと

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父親の視点からは、母乳のことや母親と赤ちゃんのやりとりは、このように見えているそうです。


父勉真っ最中の鈴木おさむさん!

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バラエティーを中心としたテレビ番組の放送作家である鈴木おさむさん。

2002年にお笑い芸人の森三中の大島美幸さんと結婚し、昨年第一子である笑福(えふ)くんを授かりました。
そこから1年間の育休宣言をし、父勉に励んでいます。

家族3人の楽しい生活がスタート!しかしそんな鈴木さんファミリーを待ち受けていたのは・・・

初めての壁!「母乳」をあげることの難しさ

育児が始まり、早速初めての壁ぶち当たります。
それは「母乳をあげる」ということ。

鈴木さんはブログにそのときの気持ちをこのように語っています。

母乳。

母乳出してあげるのがこんなに大変なんだって知りませんでした。

聞いてはいましたけどね。

だけど、

なんでおっぱいマッサージするんだろ?とか

なんで乳首につけるクリーム違うんだろ?

とか思ってたんですが、

いざ、この状況になってわかりました。

母乳を出せるようになることって、こんなに大変なんですね。

そして痛みを伴うものなんですね。



そういえば。

中学の時、、マラソン大会に出るだけで、Tシャツで乳首がすれて

痛かったもんな~~~!

あの時超痛かったから、ママ達はあんなもんじゃないわけで。



母乳が出る体質と出ない体質・・・にわかれてるくらいのものだと

思ったけど、そうじゃないんだと。

そして赤ちゃんも、母親の乳首に慣れていく。

赤ちゃんと母親の共同作業なんだなと、ようやく気づけました。


すごいことですよね。

出産したら自然と母乳がでてくるものだと思ったら大間違いだった・・・。
大島さんのように、母乳が出るようになるまでに苦労した経験があるお母さんは多いと思います。

おっぱいや乳頭のマッサージにも慣れておらず、こんなやり方でいいのかな?!と不安を抱いたり、助産師さんに施してもらうマッサージが痛くて痛くて思わず涙目になったり、母乳が出るまでの期間って、結構しんどいんですよね。


鈴木さんはそんな奥さんの気持ちを痛いほど感じていたようです。

妻は出きれば母乳で育てたいと思っていて。

そしたら、知り合いが、妻の胸をマッサージしてくれて。

母乳が出やすい胸にしてくれてるとか。

胸とか乳首とかいろいろあるんですね。理由が。

と冷静に考えるとおもしろいもんですよね。

男性にとって、女性の胸って、セクシーな対象だったりするわけじゃないですか。


だけど、子供という目線を通すと、母乳が出やすいか出にくいかとか、
別の考え方になるわけで。

なんとか、妻の胸が母乳が出やすい胸になってほしいなと願っている、本日です。

あ、そういえば、前に「クイズ 正解は出さないで」で、日本全国の色んな神社を紹介した時に、母乳が出ることを願いにくる神社、紹介したな。
と思ってググってみたら。
愛知県小牧市の「間々観音」、おっぱい観音と言われている神社。
日本で唯一の授乳の観音様。

なんとお守りに、おっぱいのイラストが入ったお守りが売ってたり。

前は、おもしろ半分でしか見てなかったけど、
妻の母乳の不安とか聞くと、急に他人事じゃいられなくなる。

行ってこようかな・・・と考えたりね。

ちなみに、母乳で調べてみると、母乳外来とかまであるんですね。

その後も、試行錯誤をしながらがんばった大島さんと、それを見守ってきた鈴木さん。

そしてついにこの日を迎えました!

子供が産まれて一か月。

沢山の他人事が自分ごとになり、感じて勉強する日々ですが。



子供が産まれて、妻と息子が退院してから

妻にとってもすべてが初体験で

でも、産後、体が調子悪くて

家に来てからは

正直、ずっとずっと妻の顔から本当の笑顔というか

笑ってはいるけど、そこには本当の笑顔がない気がして。

それがすごく心配で。


寝る前に妻の背中を抱きしめても、
なんか、

しっくりこない感があって。


子供が産まれることって、こういう距離も出来ることなのかなとか
感じたりして。



ですが。
昨日。

僕が家を外していた時。

夕方ころ、ミルクが欲しいと泣きだした息子。

お母さんがミルクを作っている間に

あまりに泣くので、

無理だと思いながらも妻が、おっぱいを出してみたら
突然、保護機もないのに、乳首を吸い始め、
おっぱいを飲み始めたらしいのです。

右も。

左も。

そして、そのままぐっすり寝た。



僕が家に帰ると
本当に嬉しそうに報告する妻。



母乳を飲ますことが出来ず悩んではいるなとは思ったけど
そこは僕の想像以上で。

その時に妻に

本当の本当の笑顔が戻った気がしました。


その妻の笑顔を、
やっと見ることが出来たと思いました。


産まれて一か月。

息子は日に日に成長して、表情も動きも増えていく。
その中で
妻の中に、失ってしまったかと思うような
本当の笑顔と笑い声が戻ってきて。



僕はそれが一番嬉しい。

とてもとても嬉しい。



だから昨日、

嬉しそうな妻の背中をギュっとした時に

その温度が違う気がしました。

おっぱいがあるのはママだけ。

大島さんはもちろんのこと、代わってあげることもできず、ただ見守るしかなかった鈴木さんも、たくさん悩んできたのだろうということが伝わってきました。

母親として奮闘する妻を見守る夫の気持ちとは?

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母親がおっぱいをあげれば、赤ちゃんは喜んで自然に吸ってくれる。母乳をあげることは、そういうごく自然で当り前のことだと思っていた鈴木さんでしたが、現実は違っていました。

母乳育児に悩むお母さんの苦悩は、きっと男性には想像つかないこと。
父親になって、となりで見守るからこそ見えてくるものもたくさんあるんだろうと思います。

鈴木さんのブログでは育児に奮闘する母親としての妻の姿や、その妻を見守る夫の気持ちが赤裸々に綴られています。
こんな気持ちで夫は見守ってくれているのかもと思うと、ひとりきりでつらいと思っていた育児の感じ方も変わってきそうです。

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