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生理周期が40日以上なのは大丈夫?原因と対策、妊娠の可能性は?

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女性にとって長い付き合いになる生理…生理は一般的に28日周期でやってきます。
もちろん個人差があるので多少の誤差はつきもの。生理周期にも正常の範囲があり、この周期から外れると何らかの異常があると考えます。
周期が短すぎても長すぎてもダメな生理周期。その中でも、ここでは生理周期が40日以上ある場合についてどのような問題があるのかをお伝えしていきます。

目次 生理周期40日以上、「稀発月経」とは?
そもそも標準的な生理周期は?
原因①ホルモンバランスの乱れ
原因②脳の下垂体や視床下部の機能障害
原因③多嚢胞性卵巣症候群
原因④早期閉経
原因⑤過度のストレス
原因⑥過度なダイエット・食事制限
生理周期40日以上でも妊娠はできる?
生理周期40日以上になりにくい予防法
心配なときは病院へ

生理周期40日以上、「稀発月経」とは?

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通常生理とは、始まってから終わり、次の生理が来るまでを1つの周期と考えます。その1つの周期が28日で巡るようになっており、この前後3日ほどは誤差があっても正常の範囲ととらえます。

しかし、生理の周期は長すぎても短すぎても良くありません。ですから、正常の範囲を超えた周期で起こる生理は何らかの異常が生じたために起こったものとして考えます。

生理の周期が28日を超えて更に39日以上の周期で起こるようになった場合には「稀発月経」と呼びます。このような状態になっている場合には何らかの異常がある可能性もあります。もしあなたが今このような生理の周期になっていて、不安を感じている場合はできるだけ早く病院へ行くことをオススメします。

そもそも標準的な生理周期は?

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ではそもそも、標準的な生理周期とはどのような症状が起こる期間なのでしょうか?

生理周期は、前回の生理が終わった日から数えます。生理が終わると、まず卵子のもとである原始卵胞が成長を始めます。この成長により卵胞刺激ホルモン「エストロゲン」が分泌され、その働きにより前回の生理により子宮内膜がはがれてしまった子宮内で再び子宮内膜を形成していきます。

そしてエストロゲンの分泌がピークに達したとき、黄体ホルモン「プロゲステロン」が分泌され、卵胞から卵子が排卵されます。ここまでにかかる日数が、前回の生理が終わって約14日かかるといわれています。

その後、プロゲステロンの分泌で受精卵が着床しやすいように子宮内膜をやわらかくします。排卵した卵子が精子と結合して受精卵となり、厚くなった子宮内膜に着床すれば妊娠が成立です。

しかし、受精卵が着床しなかった場合には経血となって使用されなかった子宮内膜とともに体外に排出されます。これが生理で、排卵からここまでの日数が約14日かかります。

よって、これらを合わせると約28日になります。この28日の周期が女性の標準的な生理周期とされているのです。

原因①ホルモンバランスの乱れ

では、そんな稀発生理はどうして起こってしまうのでしょうか?原因と考えられることがいくつかありますので、ここからはその症状や原因、対処法・治療法についてお伝えしていきましょう。まず第一に考えられる原因としてホルモンバランスの乱れが挙げられます。

■原因・症状
生理はエストロゲンとプロゲステロンが正常に分泌されることで正しい周期で起こるようになっているのですが、ストレスや食生活の乱れ、自律神経の失調などが原因でこのホルモンのバランスが乱れてしまうことがあります。

そうすると、生理の周期が崩れるとともにPMSが重くなってしまうなどの症状が現れるのです。

■対処法・治療法
まずはホルモンバランスを整えることに努めてみましょう。生活習慣を改善してストレスケアをきちんとすることでホルモンバランスが整うことがあります。

それでも改善が見られない場合には病院を受診すれば低用量ピルなどの治療で人工的に生理を起こしていく治療が施されます。

原因②脳の下垂体や視床下部の機能障害

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次に考えられるのは、脳下垂体や視床下部の機能障害によって起こる稀発生理です。

■原因・症状
先程も述べたように、生理はエストロゲンとプロゲステロンというホルモンの分泌バランスによってきちんと正しい周期で起こるようになっています。

その中でも卵胞刺激ホルモン「エストロゲン」は、脳下垂体や視床下部からの指令のより分泌されるのですが、その指令が何らかの機能障害によって正しく分泌されないことがあります。そうすると、卵胞の成長が遅れてしまい生理の周期も長くなってしまうのです。

■対処法・治療法
この場合は、まず脳下垂体や視床下部そのものに何らかの異常がないかを検査します。

脳下垂体や視床下部に腫瘍がある場合、こうした機能障害が起こってしまうことがあるためです。検査の結果、腫瘍などがあればその腫瘍に対する治療をすれば、機能障害も改善され、合わせて稀発生理も改善されます。

腫瘍などの直接的な原因がない場合には脳下垂体や視床下部を正常に機能させるためのホルモンが欠乏していることが考えらます。そのときには、欠乏しているホルモンを特定してそのホルモンを補充する治療を受ければ、稀発生理も改善します。

原因③多嚢胞性卵巣症候群

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多嚢胞性卵巣症候群という病気が原因で、生理周期が崩れ稀発生理になっていることもあります。

■原因・症状
多嚢胞性卵巣症候群という病気は、卵巣内で卵胞が成長するもののうまく排卵できず、卵巣内に排卵できなかった卵胞が溜まってしまう病気です。

こうした病気が起こる原因ははっきりしていませんが、脳下垂体からの指令により分泌されるホルモンバランスの異常と、すい臓から分泌されるインスリンの分泌異常により男性ホルモンの量が増加することが原因と考えられています。

多嚢胞性卵巣症候群になると、排卵が起こらないことで無排卵生理や生理不順、肥満などの症状が起こり、酷くなると排卵障害による不妊などに陥ってしまうと言われています。

■対処法・治療法
この病気は今も根本的な治療が見つかっていないので、対症療法が主な治療法になります。病気により排卵ができないため排卵を誘発する薬を服用して人工的に排卵を起こしたり、低用量ピルで生理周期をコントロールする治療なども行われます。治療に一定の効果が見られれば、稀発生理も改善していくようです。

原因④早期閉経

稀発生理が起こる原因として更に考えられることに「早期閉経」というものがあります。

■原因・症状
何らかの原因で卵子が老化して卵子の成長や排卵が難しくなったり、エストロゲンの分泌量は減ってしまうと、年齢が若くても閉経に近付いた状態になってしまいます。

完全に閉経する前にはホルモンバランスが崩れ、生理周期が長くなり稀発生理となってしまうのです。このような状態になると、ホルモンバランスの乱れからいわゆる更年期のような症状が引き起こされてしまうのです。

■対処法・治療法
早期閉経には更年期障害に対する治療と同じような治療が行われます。ホルモン補充療法やプラセンタ療法などで欠乏している女性ホルモンを補充し、細胞を若返らせることで早期閉経を改善していきます。

これによりホルモンバランスがきちんと整えば、稀発生理も改善します。

原因⑤過度のストレス

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稀発生理が起こる大きな原因は「ホルモンバランスの乱れ」なのですが、そのホルモンバランスの乱れを引き起こすのが過度のストレスです。

■原因・症状
正しい生理周期を作ってくれるカギは、生理周期の前半に分泌される卵胞刺激ホルモン「エストロゲン」です。このエストロゲンは、脳下垂体や視床下部からの指令により分泌されています。

しかし、この脳下垂体や視床下部が脳の中でもとてもストレスに弱い場所で、多忙な仕事や精神的な要因で過度なストレスがかかる機能が低下してしまいます。その影響により、生理周期が長くなり稀発生理という症状が起こってしまうのです。

■対処法・治療法
過度なストレスに対処するには、やはり規則正しい生活とストレス解消が一番の治療法です。

仕事が多忙で時間が不規則な生活ばかりしていると脳下垂体や視床下部に大きなダメージがかかってしまうので、そうならないように溜まったストレスはきちんと解消するように心掛けましょう。そうすれば、稀発生理も自然と改善していくでしょう。

原因⑥過度なダイエット・食事制限

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過度なストレスと同じように、過度なダイエットや食事制限が原因で稀発生理が引き起こされることもあります。

■原因・症状
「痩せたい」という思いは、女性であれば誰もが一度は抱く思いでしょう。ですが、この思いが強くなればなるほど過度なダイエットや食事制限に走ってしまいがちです。

このような過度なダイエットや食事制限は、栄養バランスが乱れてしまい、ホルモンバランスも崩れてしまいます。それが稀発生理の原因となるのです。

■対処法・治療法
まずは過度なダイエットや食事制限を止めて、適度な運動や栄養バランスの取れた規則正しい食生活でダイエットをするように心掛けましょう。生活習慣が改善されれば、ホルモンバランスも元に戻り稀発生理も改善していくはずですよ。

生理周期40日以上でも妊娠はできる?

ここまで稀発生理が起こる原因を様々な角度から探ってみましたが、やはり大きな原因は「ホルモンバランス」であることが分かってきました。

ホルモンバランスが崩れて生理周期が40日以上の稀発生理となってしまうと、排卵にも支障が出てきます。では、正しい生理周期ではなく生理周期40日以上の稀発生理となってしまった場合でも妊娠は可能なのでしょうか?

稀発生理でも排卵がきちんと行われていれば妊娠はできますが、生理周期が乱れている状態なので妊娠のタイミングが分かりにくいということが懸念されます。ですから、妊娠する可能性はあってもタイミングが合わないので不妊傾向になりやすいといわれています。

生理周期が40日以上の稀発生理の可能性がある場合には、多嚢胞性卵巣症候群のような病気が隠されている場合もありますから、ぜひ一度病院を受診してみましょう。そうすることで、排卵がきちんと起きているかも確認することができます。

生理周期40日以上になりにくい予防法

では、生理周期が40日を超えるような稀発生理にならないようにするためにはどのような予防法を行っていけば良いのでしょうか?

先程も述べたように、稀発生理になってしまう大きな原因は「ホルモンバランスの乱れ」です。ですから、ホルモンバランスを整える生活習慣をしていけば稀発生理を予防することができます。

■食事
過度なダイエットや食事制限をせず、栄養バランスの整った規則正しい食事を摂るように心掛けましょう。特に、女性ホルモンのバランスを整えるビタミンや大豆イソフラボンのような栄養素を含んだ食事を摂るようにすると更なる予防につながります。

■睡眠
睡眠時間はあまり短すぎても長すぎても良くありません。ホルモンバランスがきちんと整う適切な睡眠時間は約8時間前後だといわれています。適度な睡眠でホルモンバランスを整えていきましょう。

■運動
運動不足もまた、ホルモンバランスの乱れにつながります。軽く汗がかけるようなウォーキングやストレッチ、ヨガ、スイミングなどで日常生活に適度な運動を取り入れるようにしましょう。

■ストレス解消等
過度なストレスもまた、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。ストレスが溜まったと感じたときには、適度にストレスを解消してストレスが過剰に溜まらないように心掛けていきましょう。

散歩や森林浴で気分転換をしたり、読書や映画鑑賞など…自分に合ったストレス解消法を見つけておくことも、稀発生理を予防する方法になるのです。

心配なときは病院へ

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このように、稀発生理はホルモンバランスの乱れにより様々な問題を引き起こし、不妊症にもつながる大きな問題となっていくものなのです。

ですから、ここに書いてあることをぜひ参考にしていただき、稀発生理を改善し予防していくことが大切です。また生理周期が長くなれば長くなる程、その周期を元に戻すことは難しくなります。

生理周期が40日以上の稀発生理の状態が何ヶ月が続くことがあれば、何らかの異常があるかもしれません。生理周期で気になることや心配なことがあれば、早く病院に受診するようにしましょう。

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