息子が年中さんの時にムスメが生まれました。
いよいよ「お兄ちゃん」になった息子。
しっかりと面倒みてくれるかな?
仲良くしてくれるかな?
そんな母の気持ちとは反対に始まったのは、
赤ちゃんがえりでした。
ムスメがうまれて、2人育児となった毎日は、
思っていたよりも大変でいっぱいいっぱいな日々でした。
このとき、私は息子の気持ちに気付いてあげられていませんでした。
本当は、上の子(息子)を優先にしてあげるべきだったのでしょう・・
けれど、正直きちんと息子のことをみてあげれていなかったのかもしれません。
息子のさみしい気持ちを気付いてあげれなかったのかもしれません。
このときに言われた息子の言葉で反省したのです。
息子が
「いもうとなんていらない!!」
と言ったのです。
なんてこと言うの!!
とその時は正直思いました・・。
あれだけ楽しみだった妹をそんな風に言うなんて。
でも・・
きっと「さみしさ」の表れだったのでしょう。
妹がうまれてずっと我慢をしていたお兄ちゃん。
甘えたくてもいつも抱っこされているのは妹。
さみしい・・。
そんな気持ちが爆発したのでしょう・・。
この時、私は息子の気持ちにやっと気付いたのです。
ムスメが成長し、一緒に遊べるようになると
「お兄ちゃん」と言う気持ちが芽生えてきたようでした。
赤ちゃんがえりのあの日々を思いだすと
こんな小さなことでも、嬉しく思いました。