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生理中の下痢の原因・対策・予防法は?病気や妊娠の可能性と見分け方は?

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生理中になるとお腹が緩くなったり、下しやすくなることがあります。生理のたびに下痢になると、外出先でもトイレが気になったり思うような行動がとれません。中には「ただの下痢」と放置していたら、実は病気が原因だったということもあります。生理中の下痢について、原因や対策、予防法に加え、下痢にひそむ病気や妊娠の可能性についてまとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030021477
目次 生理中の下痢が辛い...
生理中の下痢の原因は?
生理中の下痢の対策は?
生理中の下痢の予防法は?
生理中の下痢がひどい、病気の可能性は?
生理中の下痢・吐き気がひどいと月経困難症かも?
生理中の下痢は妊娠の可能性も
生理中の下痢がひどいときは病院へ
まとめ

生理中の下痢が辛い...

生理中の下痢でトイレからなかなか離れられない状態は本当に辛いものです。また、お腹の違和感や下腹部痛などの症状も同時におこっていることも少なくありません。

生理だけでも憂鬱なのに、下痢までとなると一日がブルーになってしまいますよね。下痢になると食欲も出ず、食べることでまた下痢するかも……という不安から思うように食事もとれなくなり、悪循環に陥ることも。なぜ、生理中には下痢になってしまうのでしょうか。

生理中の下痢の原因は?

原因その①黄体ホルモン(プロゲステロン)の減少

排卵後から生理前までの間に多く分泌されるのが黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる女性ホルモンです。黄体ホルモンは妊娠を継続させるよう身体に働きかけ子宮収縮を抑えてくれます。その際、子宮収縮を抑えるだけでなく、腸の動きまで抑えるため、黄体ホルモン分泌が多い時期には便秘傾向になります。

妊娠が成立しなければ、黄体ホルモンが生理前には減少していきます。黄体ホルモンで抑えられていた腸の動きが元に戻るため、腸の動きが活発になり便秘は解消されますが、下痢にまで進行してしまうことがあるのです。

原因その②プロスタグランジンの分泌

プロスタグランジンとは、子宮の内膜で黄体ホルモンから産生される物質で、子宮の筋肉を収縮させる働きがあります。この物質は腸の活動を活発化させる働きもあり、分娩のときには、陣痛を起こす働きもあります。

黄体ホルモンの働きで子宮内膜を厚くしたり、子宮の収縮を抑えて妊娠継続への環境を整えていたのが、妊娠が成立しなかったとなると、今度はプロスタグランジンが分泌しはじめ、子宮の筋肉を収縮させ、子宮内膜を体外に排出しやすくします。  

子宮内膜が厚い人ほど、プロスタグランジンが多く分泌されて、腸の活動が活発化し下痢になりやすいといわれます。プロスタグランジンの分泌が一番多いのが生理開始から48時間といわれ、その間がもっとも腸も影響を受けて下痢しやすくなります。

生理中の下痢の対策は?

対策①身体を温めて血行をよくする

身体の冷えは血液の巡りを悪くし、さまざまな臓器や器官の代謝を鈍らせてしまいます。腸も冷えた身体の体温を上昇させようと、活発に動くため下痢をしやすくなるという説と、冷えは水がたまりすぎた状態であるため体が体温を均等に保とうと余分な水分を排出するために下痢がおこるなど諸説はあります。いずれにしろ身体を温めて血行をよくすることで改善が期待できます。

また血行がよくなると自律神経やホルモンバランスの乱れが軽減され、下痢が改善することもあります。冷房がかかる場所には羽織ものを持参したり、靴下をはいて足下を暖めるなどといった対策も効果的です。

対策その②下痢を起こしやすい食べ物は避ける

身体を冷やす作用のある生野菜や冷たい飲み物や食べ物、アルコールやカフェイン入り飲料などは、下痢の原因になりやすいので控えましょう。胃に負担がかかりやすい辛いものも控えた方がいいでしょう。

ゴボウ、サツマイモ、インゲン、ブロッコリーなどに多く含まれる食物繊維は不溶性で、腸を刺激して下痢をおこしやすくします。

一方、水溶性食物繊維(きのこ、わかめ)などは水分を取り込んで下痢の予防の効果があるとされますが、とりすぎるとやはり下痢しやすいので適量にしましょう。

低カロリー甘味料(キシリトール、ソルビトール、還元水飴など)は腸で吸収されず下痢しやすくなるため、低カロリー甘味料入りの食品も控えた方がいいでしょう。

対策その③規則正しい生活

私達の呼吸や消化・吸収・排泄などの活動は自律神経が司っています。しかし不規則な生活や不規則な食事をしていると自律神経のバランスが乱れ、下痢がおこりやすくなります。

精神的な疲れ、ストレスなどによっても自律神経はバランスをくずしてしまうので、規則正しい生活を心がけ、十分な休息と睡眠をとって心も休ませてあげることも大切です。

生理中の下痢の予防法は?

下痢を促進させるプロスタグランジンは、アラキドン酸と呼ばれる物質が関係しています。アラキドン酸の摂取を控えることで、下痢の緩和に効果が期待できます。アラキドン酸を多く含む食材は卵黄やサワラ、レバー、すじこ、ブリ、カットわかめなどです。

逆に、プロスタグランジンを作る時の酵素の働きを阻害して症状を和らげる効果があるとされるのが、γリノレン酸や、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)です。これらの成分を含む食品を積極的に摂ると、下痢が軽減される可能性があります。DHAやEPAは青魚であるアジ、サバ、イワシなどに多く含まれています。

また、アルコール、香辛料など刺激物などを取ると胃酸が多く分泌され、腸の動きまで活発化して下痢しやすくなるため、なるべく控えるのがよいでしょう。

生理中の下痢がひどい、病気の可能性は?

生理中の下痢があまりにもひどい場合、子宮内膜症の可能性もあります。子宮内膜症は、子宮以外の場所に内膜が増えていく病気で、場所によって症状の現れかたが異なります。もし、子宮内膜症の病巣が直腸の周辺にできた場合には、腸に刺激を与えて下痢や排便痛が起こりやすくなります。

原因は解明されていませんが、経血が腹腔内に逆流することが関係していることがわかっていています。初潮が早く、妊娠回数も少ない、生理周期が短いなどの要因で生理の回数が多くなるほど、なりやすいとされます。

代表的な症状が、“痛み”と“不妊”で、子宮内膜症患者の90%に生理痛が現れています。通常の生理痛と、子宮内膜症による症状の違いは痛みの強さが子宮内膜症の方が強いということです。

■生理痛や下痢がひどいなら受診を
市販の鎮痛剤を飲んでも効かないほどの生理痛であったり、他にも腰痛、下痢、肛門の奥まで激痛が出て、生理がおこる度に症状がひどくなるなどがあるならば、子宮内膜症の疑いがあります。子宮内膜症は放置していると不妊の原因になるので、疑いがあるならすぐに受診しましょう。

生理中の下痢・吐き気がひどいと月経困難症かも?

生理中に、日常生活も困難になるほどひどい下痢や吐き気などの症状がある場合には、月経困難症の可能性があります。月経困難症には2つの種類があり、1つが機能性月経困難症といって、プロスタグランジンが過剰分泌されることで生理中の痛みなどの症状や下痢が強く現れているケースです。

もう1つが器質性月経困難症です。子宮筋腫、子宮腺筋症といった何らかの疾患が原因でおこるものをいいます。下腹部に違和感があったり、嘔吐や下痢が続き日常生活が困難になります。

子宮筋腫でも子宮にできる筋腫が大腸などを圧迫することで下痢がひどくなり、筋腫の固まりで排便困難もきたすこともあります。激しい下痢、吐き気がある場合には我慢せず、婦人科で診てもらいましょう。

生理中の下痢は妊娠の可能性も

生理中の下痢でもうひとつ考えられるのが、妊娠の可能性です。妊娠の超初期症状として、頭痛、腹痛、吐き気、下痢、腰痛などの症状が現れることがあります。生理だと思っていたものが実は着床出血であったと後から気づく方も多く、生理の出血なのか、着床出血なのかを見極める必要があります。

着床出血とは、受精卵が子宮に潜りこもうと子宮内膜を少し傷つけたときにおこる出血を言います。着床出血の場合、出血がごく少量で、長くても2~3日で終わるのが特徴です。

ただし、生理中の下痢症状だけで妊娠の可能性の判断するのは困難です。下痢以外にも、吐き気がある、おりものの量がいつもと違う、食の嗜好がかわった(酸っぱいものがほしい、今まで食べれたものが食べれなくなった)などの症状がある場合、妊娠の可能性が考えられるといえるでしょう。

生理中の下痢がひどいときは病院へ

生理中の下痢でも、症状がそれほどひどくないなら、できる範囲の予防策を取りながら様子をみていいでしょう。逆に、生理のたびに下痢がひどくなったり、症状が重くて日常生活に支障をきたしている状態なら、我慢せずに婦人科受診することが大切です。

まとめ

生理中の下痢は生理痛に伴うものだけではなく、婦人科疾患や妊娠の可能性があることがわかりました。下痢を起こさないよう生活習慣を見直すなど、できることから始めることも大切です。症状がひどい場合は、我慢せず医師に相談しましょう。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

子育てをしながら記事を書いています。宜しくお願いします♪...

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