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これって生理痛?生理痛の症状・月経周期別の原因、対策と予防方法、病院への相談タイミングまとめ

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生理痛とは、定期的にやってくる女性特有の症状です。多くの女性が生理前から生理が終わるまで何らかの不快感を感じています。しかし、単に生理による痛みと思っていたら、婦人科系の病気であることもあります。厚生労働省のデータを見ながら、生理痛の症状や原因、対策・予防法をまとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030021477
目次 生理痛の症状一覧 
月経周期別の生理痛の原因・症状まとめ
生理痛の対策方法
生理痛の予防方法
痛みがひどくなる時は病院へ
日頃の生活習慣に気をつけよう

生理痛の症状一覧 

生理痛といっても実は、これも生理痛だったの?!と思うような物もあります。あるあるとうなずいてしまうような症状から意外な症状まで詳しく説明していきます。

なおデータは厚生労働省の報告書を参照しています。

生涯を通じた女性の健康施策に関する研究会報告書について

下腹部痛・腹痛

生理痛と聞いてすぐに思いつくものは、やはり下腹部を中心とした腹痛ではないでしょうか。こちらは、生理前、生理中の症状ともに一番訴える人が多い症状です。(生理まで45%、生理中で67%)

症状も、ちょっと気になる程度から、鎮痛剤を常用しても耐えがたいものまで大きな個人差があります。

頭痛

頭痛が起きたとき、偏頭痛持ちだから、肩が凝っているから。など思うことが多いと思いますが、よく観察してみると生理周期に合わせて定期的に起きていませんか?それは生理痛の一つかもしれません。

生理時のホルモン変化にともない脳の血管が拡張して起こるといわれています。生理に伴う頭痛の特徴として、生理周期に合わせて定期的に起こること以外にも、血液の拍動に合わせて痛みがする体を動かすと痛みが悪化することが挙げられます。

胃痛

生理中に起きる胃痛は、ホルモンの分泌の影響で起きる生理痛の一種です。しかし注意いないといけないのは、痛み止めとしてロキソニンを内服してる場合です。下腹部痛がひどい場合、ロキソニンを内服することが多いと思いますが、これは鎮痛消炎効果も強いですが、胃にダメージを与える強い薬です。

実際に、ロキソニンの常用で胃に穴が開いた事例もあります。通常は胃をロキソニンから保護するため、何らかの胃薬が同時に処方されています。また、痛いからと空腹時に飲むのも胃に悪いので、必ず食後に飲みましょう。

吐き気・食欲不振・だるさ

生理中の症状で多いもの第3位は、吐き気・食欲不振・だるさなどの全身倦怠感です。約36%の女性がこの症状を訴えています。生理が始まるとこの症状が急増するようです。

めまい

生理中に眩暈に襲われた経験がある人は多いのではないのでしょうか。眩暈の原因としてはやはり貧血があげられます。また、貧血がなくてもホルモンバランスの影響で眩暈が起こることもあります。

イライラ

生理に関係する精神的症状の代表的なものとして、なかなか自分の感情がコントロールできず、普段なら気にならないことでもとてもイライラしてしまい攻撃的になってしまうものがあります。

これは特に生理前に著明で、イライラする人は40%を占めています。また類似項目として怒りっぽくなるが28%となっており、生理前は70%近い人が普段よりも攻撃的になっていることがうかがえます。生理中も35%の人がイライラしているということです。

歯痛

生理中に歯が痛くなる人もいます。ホルモンバランスの影響も考えられますが、生理中の不快症状を耐える際に無意識に歯列接触癖を起こして、そのために痛くなることも考えられています。

関節痛

関節、特に下半身の関節に痛みがおきます。この症状を訴える人は下半身の浮腫みも同時に起こしていることが多いようです。

月経周期別の生理痛の原因・症状まとめ

月経前

排卵後しばらくすると、妊娠を助けるホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。これは受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態にし、また妊娠後は妊娠を継続させる働きがあります。

この時期は黄体期と呼ばれ基礎体温も通常より上がっています。このプロゲステロンの分泌が多い場合、腹痛、腰痛などの生理痛、浮腫み、精神的妊不安定などの症状が起こります。これはPMS(生理前症候群)と呼ばれます。

月経前半

生理が始まるとプロスタグランジンが分泌されます。これは子宮収縮作用があるため、出産の際の陣痛促進剤としてつかわれるますが、生理中には子宮内の子宮内膜と血液を体外に排出するために発生されます。

このプロスタグランジンの分泌量が多いと、子宮収縮が過剰になり、腰痛、下腹部痛などの生理痛を引き起こします。また血管を収縮させるために痛みが強くなったり、だるさ、浮腫みまどの気分不良も起こしやすくなります。

月経後半

生理後半になると、プロスタグランジンの影響は減少してきますが、骨盤、子宮周りの血液の循環が悪くなり、そのために下半身を中心に浮腫み、鈍い痛み、末端冷え性などが起こります。

生理痛の対策方法

鎮痛薬

生理痛の対策として、約30%の人が何らかの鎮痛剤を使用しているといわれています。ドラッグストアで手軽に入手でき、各製薬会社から様々な商品名の鎮痛剤が発売されていますが、どのような基準で様々な鎮痛薬の中から選んで購入していますか?

鎮痛剤を選ぶ際の基本的な基準として、その薬がピリン系か非ピリン系かということがあります。ピリン系は即効性、鎮痛性に優れていますが、場合によってはアレルギー反応を起こすことがあります。非ピリン系はアレルギーのリスクは減りますが、ピリン系と比べると効果が薄くなります。

体を温める

痛みがある部位をカイロなどで温める方法があります。仙骨部分(お尻の割れ目の上部あたり)にあてると良いでしょう。リラックス効果も望めますが、夏場にはあまりお勧めできません。

ツボ押し

特別な道具もいらず、副作用の心配もないツボ押しは、すぐに実行できるため覚えておくと便利です。
■三陰交(足の内くるぶしから指4本上)
■血海(ひざのお皿の内側、指3本程度上)
■気海(おへそから指2本真下)
■関元(おへそから指4本真下)
この四か所を手に指の腹でゆっくりと押してみましょう。

生理痛の予防方法

漢方薬

即効性はないですが、飲み続けることで体質改善を行う漢方薬。ドラッグストアでも手に入りますが、鎮痛剤のように即効性はないので辛抱強く飲み続けていくことが漢方薬の使い方です。

食事

女性ホルモンを増やすのに役立つ食べ物というものがあり、それらを摂取することで生理中のホルモンバランスの変化を補い生理痛に効果があるといわれています。

■大豆製品(納豆、豆腐、大豆加工品を拒否
■ヨーグルト
■ココア
■グレープフルーツ

しかし、生理痛に効果があるからといってこれらばかり食べると栄養に偏りが生まれるので、いつもより多めに摂るように気を付けつつ栄養バランスの良い食事をしましょう。

運動・ストレッチ

普段から適度な運動とストレッチを行うことは健康面、ダイエット面でも効果があります。ですが生理中は痛みやだるさ、気分不良などで運動・ストレッチはおろか、極力体を動かさないようにしている人も多いのではないでしょうか。生理はかなり体に負担がかかるため、通常の運動を休むか、量、負荷を減らして対応していく必要があります。

普段の運動はもちろん生理中にも簡単に取り入れられる運動を紹介します。

■腰回し運動
1)肩幅くらいに両足を広げて立つ。両手は腰。
2)ゆっくりと腰を右回りさせる。×5回。次に左回りに回す×5回。を1セットとして、体調に合わせて数セット行います。
3)呼吸は止めることなく、細くゆっくり行います。
4)腰を回す際は、しっかりと右→前→左→後ろ→右…と動かす動線を意識しましょう。
これは、腰回りの筋肉を緩め、かつ適度な運動にもなります。

痛みがひどくなる時は病院へ

生理痛の症状がひどくなると、以下の二種類の月経困難症と呼ばれるようになります。
機能性月経困難症…プロスタグランジンの過剰分泌によって起こります。
器質性月経困難症…「子宮内膜症」「子宮腺筋症」「子宮筋腫」などの疾患があるために起こります。20代後半から症状を訴える人が増えてきます。年齢を重ねるごとに症状が悪化していきます。

これら月経困難症は薬物や手術などの治療が必要となり、妊娠を希望している場合は妊娠と治療時期について医師と相談する必要があります。このように、ホルモンバランスに由来する生理痛、子宮の病気により悪化する生理痛もあるので、痛みがひどくなっていく場合は病院を受診しましょう。

また、目立った病気がなくて生理痛がひどく、日々の生活に支障があるのであれば、受診することで適切な薬品を使うことができます。

生理痛の対する対応で、横になって休む人が48%、とにかく我慢する人が43%と、ほとんどの人が消極的な対応をとっています。また、市販の痛み止めを使用する人が30%なのに対し、病院を受診する人はわずか1%にも満たないとのことです。ただの生理痛と思わず、受診することも大切です。

日頃の生活習慣に気をつけよう

女性の体は思っている異常にデリケートです。少しのストレス、寝不足などで自律神経が乱れホルモンバランスが崩れます。日ごろから、しっかり睡眠をとり、体を冷やさないようにバランスの良い食生活を送る、適度な運動を心掛けることで生理痛が改善されることもあります。日々の生活習慣を見直す良い機会かもしれません。

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ちはちは

1歳と6歳の育児に追われる日々を過ごすママです。子供たちを通じで学んだことや、医療職としてのお役立ち知識をわかりやすくお伝えできればと思います。...

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