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妊娠中に歯医者はOK?行っていい時期、してもいい治療・ダメな治療、注意点まとめ

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「出産前に歯の治療をしておきたいけど、妊娠中に歯医者に行って大丈夫かな…」と、心配になったことはありませんか?実は、妊娠中でも歯科治療は可能です。虫歯を放置すると症状を悪化させてしまいますし、歯のメンテナンスをしっかりしておくことはお腹の赤ちゃんにもメリットがあります。今回は、妊娠中の歯科治療についてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044001608
目次 妊娠中は口内環境が変化する
歯周病と赤ちゃんへの影響
歯医者に行ってもいい時期
妊娠中に行ってもいい治療
妊娠中は避けた方がいい治療
治療の際に注意すべきこと
まとめ

妊娠中は口内環境が変化する

つわりの真っただ中にある妊婦さんの中には、歯磨きがつらいと訴える方も多くいます。妊娠すると、口内が酸性に傾いてしまうため唾液の量が減る上に、歯みがき粉の味が苦手になったり、大きく口を開けておくことが苦痛になったりもします。そのため、妊娠中は普段よりも虫歯や歯周病、歯肉炎になりやすくなります。

また、妊娠によるホルモンバランスの変化で歯周病菌が増加し、歯茎の炎症を引き起こしやすくなることもあります。妊婦さんの半数以上が、歯茎が腫れたり出血したりしているようです。

歯周病や歯肉炎は自覚症状がないまま進行していくため、気付いた時にはかなり状態が悪くなっていることもあります。こうしたことを防ぐためにも、普段からの歯のメンテナンスがとても大切です。

歯周病と赤ちゃんへの影響

妊婦さんが歯周病になると、お腹の赤ちゃんに影響することもあるため、実はとても注意が必要です。歯周病菌の毒素や炎症性物質が胎盤を通過して赤ちゃんにまで届けられてしまい、赤ちゃんの成長に影響したり、子宮を収縮する物質の分泌が促されて早産を引き起こしてしまったりすることもあります。これを防ぐためにも、早期に歯医者に行って適切な治療を受けることが必要です。

歯医者に行ってもいい時期

妊婦さんが歯科治療を受ける最適な時期は、つわりなどの症状も少ない安定期に入ってから、妊娠5ヶ月~8ヶ月がおすすめです。妊娠初期である妊娠2ヶ月~3ヶ月頃は妊娠経過も不安定で、つわりがひどい人も多いので、なるべく長時間の治療を避けるほうがいいでしょう。妊娠後期になるとお腹がかなり大きくなるので、診察台の上で仰向けで治療を受けることが辛くなってきます。

妊娠中期以降で治療を受けたい場合は、体調を考慮しながら治療内容を考えていく必要があるので、妊娠中であることを必ず伝えるようにしてください。母子手帳を持参すると、妊娠経過も伝えやすくて便利です。

妊娠中に行ってもいい治療

虫歯の治療

妊娠中であっても、ほとんどの場合、通常通りの虫歯の治療を受けることができます。妊娠中のレントゲン撮影は行われないことが多いですが、歯のレントゲン撮影だけであれば胎児への影響もないと考えられており、治療のために必要だと判断されれば、防護エプロンを着用して腹部を保護した上で行われることもあります。

また、治療で局所麻酔が必要となる場合もありますが、歯科の麻酔薬は無痛分娩に使われているものと同じで、妊娠中の方でも安全であることが知られています。虫歯によって歯が欠けた部分は、虫歯を削って詰めものや被せものをする治療も大丈夫です。

歯の神経の治療をすることも可能です。ダメージを受けた神経をそのままにしておくと、歯根に細菌が入り込んでしまい、結果的に抜歯を余儀なくされることもあります。これを防ぐためにも、早めの治療が重要です。

妊娠中は虫歯になりやすくなっているので、出産前にしっかりとした治療をしておくようにしましょう。産後に治療しようと思っても、赤ちゃんを抱えての治療は妊娠中よりも難しいこともあります。

参考:小机歯科医院 妊婦とレントゲン

歯周病の治療

妊娠中は歯周病が悪化しやすい時期で、歯石をそのままにしていると、歯周病が悪化してしまう恐れがあります。妊娠中こそ、歯周病対策をしっかりしておきたいところです。

歯周病は歯と歯の間から徐々に進行しはじめていきます。歯磨きをする時には、歯の間を特に意識してみがく習慣をつけましょう。歯磨きの後に、デンタルフロスを行うとより効果的です。

矯正治療

妊娠前から矯正治療をしている方は、そのまま継続しても問題はありません。矯正器具を装置していると、器具のすき間に虫歯ができやすいので、注意して歯磨きをするように心掛けてください。出産して落ち着くまで矯正治療を一時中断したいという場合には、担当医と相談して再開時期などを決めるようにしましょう。

歯のメンテナンス

もちろん、出産前にきちんと歯のメンテナンスをしておくことも大切です。定期的に歯科医で診てもらうことで、万一虫歯や歯周病などが見つかったとしても、簡単な治療で治すことができます。

妊娠中は避けた方がいい治療

外科的治療

インプラントや歯周病などの治療で、外科手術は極力避けるようにしてください。インプラントは腫れや痛みが少ないですが、長期に抗生物質を飲まなければならないこともあります。できるだけ妊娠前、あるいは授乳が終わる時期から治療を進めていくようにしましょう。

抜歯

妊娠中の抜歯は避けるようにしましょう。抜歯をすることで、口腔内に身体の内部とつながる部分ができてしまい、そこから菌が入って感染症になる恐れがあるからです。特に、親知らずの抜歯は強い痛みや腫れによって、抗生物質や痛み止めの薬を長期間服用しなければならないこともあります。女性は親知らずを早めに抜歯しておいたほうが、今後のためにもいいでしょう。

強い鎮痛剤の服薬

治療後に、痛み止めとして薬が処方されることもあると思います。中でもボルタレンは強い鎮痛剤で、これまでに死産の報告があるので、使用が禁止されています。この他にも、妊娠中には使用できない鎮痛剤もあるため、妊娠中であることを医師に伝えた上で処方してもらう必要があります。

ホワイトニング

ホワイトニング治療では歯を白くする薬剤を使用するので、妊娠中は避けるようにし、なるべく授乳期を終えてから始めましょう。

治療の際に注意すべきこと

通常の歯科治療では、治療ユニットをリクライニングし、体を水平にした状態で治療を受けると思います。しかし、妊娠中にこの体勢で治療を受けると、急な低血圧などを起こす可能性もあります。ユニットを45度くらいの角度に倒した状態で治療をするようにお願いしてください。

治療によって服薬が必要になる場合は、担当の歯科医や産婦人科の主治医と十分に検討して進めるようにしてください。

まとめ

妊娠中の歯のケアは、とても大切です。注意事項を守りながら、無理のない範囲で進めるようにしてください。迷うことがあれば、歯医者の担当医や産婦人科の主治医に相談するようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

せしりあ

子どもが2人います。子育て中のお母さんやお父さんたちが励まされるような記事を書いていきたいです♪...

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