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ルナベルとは?避妊できる?効果・副作用(不正出血など)まとめ

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低用量ピル「ルナベル」をご存知でしょうか?月経困難症の治療に使う薬として婦人科で処方されているものです。こちらではルナベルについて詳しく特集しています。「生理痛が重くてなんとかしたい!」という方は、ぜひご覧になってくださいね。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030031107
目次 ルナベルとは?
ルナベルの種類と違い
ルナベルの効果
こんな人は服用に注意!
ルナベルによる副作用
ルナベルの用法・用量
まとめ

ルナベルとは?

ルナベルとは月経困難症の治療薬として用いられる薬です。月経困難症になると生理前や生理時にひどい下腹部痛や鈍痛により、まともな日常生活を送れなくなってしまいます。

月経困難症の原因として考えられるのが「子宮内膜症」や「子宮腺筋腫症」などの疾患によるものと、原因疾患のないものに分かれます。ルナベルは様々な要因による月経困難症に幅広く効果を示します。しかしこれは対処療法のため、病気そのものを治すものではありません。

ルナベルは排卵を抑制し、卵巣や子宮を休ませるので生理痛を軽くする効果があります。そして子宮内膜症においては悪化するのを防ぐ効果もあります。

排卵させなくするため避妊効果があり、成分も経口避妊薬と同一です。ただし月経困難症の保険治療薬として出されているので、自費で避妊薬を買っている人が避妊目的で保険を使いたいからといってこちらに変更することはできません。

ルナベルの種類と違い

ルナベルLD

ルナベルには低用量(LD)と超低用量(ULD)の2種類あります。LDはULDより先に作られた薬で、黄体ホルモン量(ノルエチステロン:NET)が1㎎、卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール:EE)の量が35㎍となります。

月経困難症に対する改善効果は主にNETによるもので、EEは子宮内膜を保持し不正子宮出血を減らす効果がありますが、血栓症や乳がんのリスクが上がることが分かっています。このため病院はEEを低量にしたULDを優先的に患者さんに提供するようにしています。

ルナベルULD

ULDはLDよりエストロゲン量が少なく20㎍になっています。LDより頭痛や吐き気といった副作用の発現率が少なくなります。しかし不正子宮出血がひどい人はLDに変更した方がいいでしょう。

ルナベル配合錠(おくすり110番)

ルナベルの効果

ルナベルは月経困難症と子宮内膜症の進行抑制や症状改善以外にも様々な効果が期待できます。

1.PMSにならなくなる

生理痛に加え、頭痛や吐き気、乳房が張る・痛い、便秘・下痢などの身体の症状が出たり、イライラ、泣きたくなる、憂鬱感などの心の症状なども伴うのであれば月経前症候群(PMS)である可能性もあります。生理前にこれらの症状が出るようならPMSになっている可能性があるので婦人科へ相談してみましょう。

ルナベルにはPMSの改善も期待できます。排卵後の卵巣から分泌される黄体ホルモン(NET)に対する感受性が高いことやホルモンがアンバランスになることでPMSの症状が現れます。

ルナベルを服用すると排卵しなくなり、さらに自分から分泌される女性ホルモンの代わりにルナベルに含まれるバランスのとれた女性ホルモンを接種するため、PMSにはならなくなります。

2.生理前に出るニキビを抑制する

生理前にできるニキビを抑える効果が期待できます。生理の2週間前に排卵が起きますが、排卵後の卵巣から分泌される黄体ホルモン(NET)は男性ホルモンに似ているため、肌細胞がNETを男性ホルモンと勘違いして皮脂の分泌が活発になります。そしてアクネ菌が繁殖しニキビができやすくなります。ルナベルで排卵しないためNETが分泌されず、ニキビの発生は抑制されます。

3.避妊効果

排卵させないのできちんと服用していれば避妊効果があります。ただし海外では避妊薬として認可がおりているものの、日本では月経困難症の治療薬としての適用になるので、絶対的な避妊目的での使用は避けましょう。

的野ウィメンズクリニック白楽

4.月経を整える

月経不順の改善、また月経過多を軽減するので、それに伴う貧血も予防できます。

こんな人は服用に注意!

■ルナベルの成分に対し過敏性素因のある患者

■エストロゲン悪性腫瘍(乳がんや子宮内膜がんなど)、子宮頸がん及びその疑いがある患者。

■診断の確定してない異常な性器出血がある患者。

■血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患、またはその既往歴のある患者。

■35歳以上で1日15本以上の喫煙者。

■前兆を伴う片頭痛の患者。

■肺高血圧症または心房細動を合併する心臓弁膜症の患者、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の患者。

■血管病変を伴う糖尿病患者。

■血栓性素因のある患者。

■抗リン脂質抗体症候群の患者。

■手術前4週間以内、術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静状態である患者。

■重篤な肝障害のある患者。

■脂質代謝異常がある患者。

■高血圧(軽度の高血圧を除く)

■耳硬化症の患者。

■妊娠中に黄疸や持続性そう痒症、妊娠ヘルペスの既往歴がある患者。

■妊婦、妊娠している可能性がある人、授乳中の人。

■骨成長が終わっていない可能性がある人。

ルナベル配合錠LD/ルナベル配合錠ULD(PMDA)

ルナベルによる副作用

軽い副作用

1.不正出血:飲みはじめに不正出血が起こることが多いです。LD、ULD共に6割程度の人にみられます。飲み忘れでも起こりやすいので注意が必要です。

2.悪心:嘔吐しそうになるむかつき、吐き気のこと。

3.稀発月経:生理の遅れが頻繁におこり、生理周期が長くなっている状態のこと。

4.腹痛:下腹部痛と上腹部痛があります。

5.乳房不快感

6.月経過多:経血の量が増えること

7.過小月経:経血の量が少ない

8.頻発月経:生理周期が24日以内

おかしいなと思うことがあったらすぐ医師に相談しましょう。不正出血が続く場合は子宮がんの検査を行う必要があります。半年ないし1年に1回は乳がんと子宮がんの検査を含めた定期検診を受けましょう。

重篤な副作用

1.下肢の急激な疼痛・腫脹

2.四肢の脱力・麻痺

3.突然に息切れや咳、胸の痛み、深呼吸で胸が痛い

4.激しい頭痛

5.急性視力障害:ぼやける、まぶしい、二重にみえる、片側がみにくい、黒い点が浮かんでみえる、みえる範囲が狭く感じる、片目がみえない

6.構語障害:ろれつが回らない、言葉がはっきりしない、息が漏れる、声がかすれる、声が出せないなど。

7.じんましん、全身発赤、かゆみがある

8.呼吸困難

9.血管浮腫:痛みがなく深層の皮下の腫脹があり、眼窩・口の周辺・顔面に現れる

1~6の症状が出た場合は血栓症、7~9の症状が出た場合はアナフィラキシーの疑いがあります。これらの症状が現れたらすぐに使用を中止し、医師の診断を受けましょう。重篤な症状を伴う副作用はめったに出るものではありません。しかしルナベルの服用を開始した際の初期症状には注意が必要です。

ルナベル配合錠LD/ルナベル配合錠ULD(PMDA)

ルナベルの用法・用量

ルナベルはLD・ULDともに用法・用量は同じです。決められた服用スケジュールを守りましょう。

1.飲みはじめる日は原則月経第1~5日目の間です。1日1錠を毎日一定時刻に21日間服用します。数日飲まないでいると不正出血(予定外の出血)を起こしやすくなります。

2.21日間服用後、7日間休薬します。休薬中に軽い生理がみられます。

3.上記の28日間を投与1サイクルとして29日目から次のサイクルとして服用を開始します。出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次のサイクルに移行します。以後同様に繰り返します。

※もしも飲み忘れて翌日気づいた場合は直ちに飲み忘れた分も服用し、その日の分も服用します。2日以上忘れた場合も前日分の1錠と当日分の1錠を服用します。

また、飲み合わせに注意する薬がいくつもあります。ルナベルと併用して服用したい薬がある場合は医師に相談しましょう。またセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品はルナベルの効果を下げる、また不正出血が起こりやすくなる恐れがあるので摂取しないようにしましょう。

まとめ

以上、ルナベルについて特集いたしました。女性は毎月ある生理がとても面倒で大変です。さらにひどい生理痛があると何もする気がおきない、またすべきことができなくなってしまいます。

ルナベルを服用するとひどい生理痛を緩和するだけでなく、他にも様々な良い効果もあらわれます。ルナベルを服用しなくなると自然な排卵と生理が戻ってきて妊娠することができるので、女性にはありがたい薬ですよね。

正しく服用する限り重篤な副作用はめったに出ません。生理のときにいつも痛み止めが欠かせないという人は、ルナベルを処方してもらうか一度医師と相談してみてはいかがでしょうか。

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こたつたこ

三人の子のママです。子供達と何か作るのが好きです。...

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