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パタニティブルーとは?男性の「産後うつ」の症状と対処法

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実は男性にも女性と同じように、うれしいはずの出産後にうつ状態になってしまうことがあります。それが「パタニティブルー」です。静かに増えているといわれるパタニティブルーの症状や原因、対処法などから産後うつを夫婦で乗り越える方法をご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015031804
目次 パタニティブルーとは?
パタニティブルーはいつなりやすい?
パタニティブルーの症状は?
パタニティブルーになる原因は?
パタニティブルーの5つの対処法
まとめ

パタニティブルーとは?

マタニティブルーはよく知られた言葉ですが、「パタニティブルー」をご存知ですか?

マタニティブルーとは産後のママの情緒が不安定になってしまう「産後うつ」のことです。赤ちゃんに会えてうれしいはずなのになぜだか急に涙が出てしまったり、不安になったり、夜眠れなかったり、疲れやすくなったりとさまざまな症状が出ます。マタニティブルーの主な原因は、産後のホルモンバランスの乱れといわれています。

これに対し、パタニティブルーとはマタニティブルーの男性版のようなものです。英語でパタニティ(paternity)とは父性を意味します。赤ちゃんが産まれることでお父さんも軽いうつ状態になる場合があるのです。放っておくと夫婦関係が悪化したり、子育てをしたがらなくなったりということもあるので、ママが早く兆候に気づいてケアをしてあげる必要があります。

パタニティブルーはいつなりやすい?

赤ちゃんの誕生後3〜6か月の期間にパタニティブルーを発症するケースが多いという研究結果が報道されています。これはアメリカなどでは家族休暇の終了と重なる時期だそうなので、日本のパパにそのままあてはまるわけではないでしょう。それでも、最近増えているといわれる育休を取得するパパであれば、育休明けが危険ということになるのかもしれません。

新米パパに「パタニティブルー」、産後の「うつ」はママと同じ-研究

パタニティブルーの症状は?

パタニティブルーでは、主に以下のような症状が現れます。

パタニティブルーの症状①身体症状

パタニティブルーはお母さんのマタニティブルーと同様、情緒が不安定になったり、睡眠障害が現れることがあります。夜に眠れない、あるいは昼間に猛烈な眠気に襲われるような睡眠障害が続くことで、頭痛や肩こり、倦怠感などといった症状を引き起こすおそれがあります。

パタニティブルーの症状②不安感

産後のパパは、本当に父親になれるのだろうか? 出産後の妻とうまくやっていけるのか? といった不安な気持ちが強くなります。お母さんはお腹の中で赤ちゃんを育てながら母親としての自覚をはぐくむ準備期間がありますが、お父さんは赤ちゃんの顔を見るまで実感が湧きにくいもの。赤ちゃんの誕生とともに戸惑いを覚え、強い不安感につながるという人も多いようです。

また、お母さんのマタニティブルーでは神経過敏になったり、不安な気持ちをぶつけてしまうことが多いとされますが、お父さんは気持ちを人に伝えられずに抱え込んでしまうことも多いようです。

パタニティブルーの症状③うつ状態

身体症状や不安感をそのまま抱え込み、うつ状態になってしまう人もいます。うつ状態になるとなにもする気が起きなかったり、仕事に行く気力がなくなったり、仕事に行かなければならないのに身体が思うように動かない、といった状態に陥る場合があります。うつ状態になると気晴らしといったことも通用せず、周囲の励ましなども逆効果になってしまうことがあり、対応が難しくなります。

パタニティブルーになる原因は?

パタニティブルーは、以下のようなことが原因で引き起こされると考えられます。

パタニティブルーになる原因①環境の変化

二人で自由に外出したり時間を使っていた夫婦も、赤ちゃんが産まれると赤ちゃん優先の生活になります。買い物ひとつするにも不自由となり、夫婦のペースで行動することはできなくなります。

また、ママは昼夜関係なく2.3時間おきに授乳をし、オムツ替えるなどに忙しいもの。パパのことを考えたり、他の家事をする余裕がなくなります。特に、身の回りの世話をママに任せきりにしていたり、仕事の愚痴などをママに聞いてもらっていたり、ママにいつも家をキレイに保ってもらっていたお父さんは、急激な環境の変化にとまどいを感じてしまいます。こうしたことが、パタニティブルーにつながることもあります。

パタニティブルーになる原因②夫婦関係のすれ違い

慣れない育児に戸惑うのは、ママだって同じです。やらなければいけないことが多すぎて、当然、パパを頼りにします。「私がオムツを変えている間にミルクを準備してくれたら」「家事をするから赤ちゃんをみててほしい」「夜泣きがひどいから、少し代わってほしい」といった要望を、言葉で伝えられるママならいいのですが、「言わなくても気づいてほしい」と思うと、そこからすれ違いが生じやすくなってしまいます。

パパは何をすればいいのかわからない、そしてママにはパパへの不満がどんどん溜まっていきます。出産をきっかけに生じる夫婦関係のすれ違いも、パタニティブルーの原因のひとつといわれています。

パタニティブルーになる原因③家族の疎外感

出産以前はお互いが最も大切な存在だった夫婦が、赤ちゃんが産まれることでその関係のバランスが崩れることもあります。ママは決してパパをおろそかにしているわけではないけれど、まるで見捨てられたような疎外感を感じるパパもいるようです。

赤ちゃんもママでないと泣きやまないような時が多くあります。そうするとパパは自分ひとりでは赤ちゃんのケアもできないと自信をなくしてしまい、パタニティブルーを増長させてしまうこともあります。

パタニティブルーの5つの対処法

パタニティブルーにならないための予防法、そしてもしパタニティブルーになってしまったときのために対処法をご紹介します。

パタニティブルーの対処法①赤ちゃん誕生の前から心の準備をしておく

ママはお腹の中で赤ちゃんを育てているので、自然と母親になる心の準備ができてくるものです。しかし、パパはそうはいきません。ママは妊娠中から積極的に育児の話をしたり、お腹の赤ちゃんの様子を報告するなど、親になる心の準備になるような声かけをしてあげましょう。

自治体で行われている母親学級や両親学級に夫婦で参加してみたり、健診に一緒に行くのも効果があるかもしれません。しかし万一、本人が嫌がるようなら無理じいはしないほうが無難です。

パタニティブルーの対処法②夫婦の時間を大切にする

赤ちゃんが産まれると夫婦の時間を取ることは難しくなってきますが、1日5分でもいいので夫婦で話をする時間を取る努力をしてください。お父さんが仕事から帰ってきたら仕事の話を聞いてみたり、今日あったことを話してみたり、赤ちゃん以外のお互いの話をしてみましょう。

パタニティブルーの対処法③やってほしいことは言葉で伝える

ママにからすると「言わなくてもわかるでしょ?」と思うことばかりですが、パパにはわからないことだらけ。決して育児や家事をするつもりがないわけではないので、やってほしいこと、頼みたいことは言葉でしっかり伝えましょう。

ただし、ママがやるのと同じようにできるとは思わないでください。お父さんも慣れないことで失敗することもあります。上手でなくてもあまり責めずに、お互いができることをサポートし合いましょう。

逆にお父さんにしかできないことや、お父さんの役割が明確になれば、育児に参加できている自信にもつながります。パパに甘え、頼りにするのも大切です。

パタニティブルーの対処法④感謝の気持ちを伝える

赤ちゃんが産まれる前までは「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え合っていた夫婦も、育児の忙しさで小さなコミュニケーションすらなくなってくることがあります。些細なことでも感謝の気持ちを伝えるように努力しましょう。

互いを思いやる気持ちがあっても、それを意識して伝えなければ、心の余裕を失っている相手にはわからないこともあります。「ありがとう」が自然と出てくる夫婦関係をキープすることで、互いの疎外感や孤独感はなくなっていくのではないでしょうか。

パタニティブルーの対処法⑤たまに一人の時間も

お互いが育児に忙しく、心の余裕がなくなってしまうと、イライラやけんかの原因になります。時には、どちらか一方が赤ちゃんの世話を担い、もう一方はひとりででかけたりするなど、赤ちゃんと離れてひとりの時間を交代して持つことも大切です。

一人の時間を持つことで気持ちもリフレッシュし、失いかけていた互いを思いやる気持ちや感謝の思いが戻ってくるでしょう。

まとめ

現実的には、産後の心身の負担はパパよりもママの重い場合が多く、まずはマタニティブルーを意識して防ぐ必要があります。「パタニティブルーなんて甘え」「我が家には関係ない」なんて思うママも多いかもしれませんが、決して無関係ではなく、どんなパパでもなる可能性はあります。

特に男性は悩みや愚痴を言わずに抱えこんでしまう人も多く、兆候が見えにくいだけに注意が必要です。互いを思いやる気持ちを忘れず、なるべく言葉で気持ちを伝えながらサポートし合うことで、パタニティブルーだけでなくマタニティーブルーも乗り越えていけるようになるでしょう。

それでも、気持ちの落ち込みが激しいなど症状がひどいようなら、我慢せず専門医に相談しましょう。

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ふにふに

20代1児の母です(*^_^*)
可愛い息子くんと毎日たのしく過ごしています♪
趣味は料理!今は専業主婦なのでいろんなものを作って楽しんでます♫...

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