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おたふく風邪、予防接種・ワクチンはいつ打つ?効果はあるの?一回だけでいいの?

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おたふく風邪は、比較的軽く済むことが多いですが、合併症を併発すると後遺症が残ることがあります。しかし、おたふく風邪はワクチンを接種することで防ぐことが可能です。おたふく風邪の予防接種について、打つ時期や効果などについてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015193208
目次 おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の症状
おたふく風邪の予防接種、回数・スケジュール
おたふく風邪の予防接種、必ず打つべき?
おたふく風邪の予防接種の効果
おたふく風邪の予防接種、考えられる副作用・感染リスク
おたふく風邪の予防接種以外の予防法
まとめ

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、片側あるいは両側の唾液腺の腫れを特徴とするムンプスウイルスによる感染症です。耳の下(耳下腺)が腫れることからこの名で呼ばれ、痛みを伴います。多くの場合、左右とも腫れますが、片方だけのこともあります。熱は3~4日でおちつきますが、頭痛や嘔吐、全身倦怠感などを伴うことも多くあります。

■大人がかかると重症化しやすい

潜伏期間は2~3週間(平均18日前後)で、有効な治療法や特効薬はありませんが、ほとんどの場合1~2 週間で回復します。おたふく風邪自体は、子どもかかかる分には軽症で済むことが多いのですが、重い合併症を併発することがあります。最も多い合併症は髄膜炎で、その他には髄膜脳炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎などがあります。片側性の難聴(数百~2万人に1例程度:不顕性感染でもなりうる)が残る場合もあります。

また、大人が感染すると重症化するケースが多くみられ、妊婦が感染すると胎児や流産への影響もあります。大人になってからおたふく風邪にかからないようにしたいものです。

大人にも子どもにとっても、おたふく風邪を予防する効果が高いとされているものに、ワクチン接種があります。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の症状

■悪寒
おたふく風邪に感染すると、悪寒を感じ、寒気がする場合があります。感染してから14~24日後に発症します。

■頭痛
感染してからおおよそ14~24日後に発症します。頭痛の他、嘔吐、腹痛などの症状があまりにもひどい場合は再度受診するといいでしょう。対処療法になりますが、薬を処方してもらえます。

■食欲の低下
おたふく風邪に感染すると、人によっては食欲が減退することがあります。感染してからおおよそ14~24日後に発症します。

■全身のだるさ
おたふく風邪に感染すると、全身に倦怠感が現れることもあります。感染してからおおよそ14~24日後に発症します。

■唾液腺が腫れる
風邪のような症状が出始めた12~24時間後ころから、徐々に唾液腺が腫れ始めます。この腫れと痛みは発症後2日目が最もひどい場合が多く、5~7日間続きます。

■発熱
初めは微熱程度ですが、唾液腺が腫れたあと発熱は39.4~40℃まで上がり1~3日間続きます。5日以上続く場合は合併症を併発している可能性もあり、注意が必要です。

おたふく風邪の予防接種、回数・スケジュール

おたふく風邪ワクチンは原因ウイルスであるムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンを皮下注射します。日本小児科学会ではおたふく風邪の予防接種は2回の接種を推奨しています。接種の時期は1回目を1歳台に接種し、2回目を4~6歳ごろに接種するのが良いとされています。水ぼうそうワクチンや、MR(麻疹、風疹)ワクチンと同じころに接種スケジュールを組むことで、接種漏れを防ぐことができます。

1回の接種でもある程度の免疫はつきますが、しっかりと長期間続く免疫をつけるためには1回目の数年後に2回目を受けるのが有効とあるとされています。世界的に見ても、2回接種がおたふく風邪ワクチンの標準的な受け方となっています。

おたふく風邪の予防接種、必ず打つべき?

おたふくかぜワクチンは、公費で受けられる定期接種ではなく、受けたい人が自分で費用を払って受ける任意接種です。このため、定期接種に比べると接種率が低く、患者は毎年数万~数十万人報告されています。

おたふくかぜは合併症として、無菌性髄膜炎を起こすことがあります。2週間ほどでほとんどの場合回復しますが、まれに脳波異常が残ることがあることも指摘されています。

■難聴や不妊症につながることも

また、難聴を合併することもあります。たいていの場合は片耳だけですが、両耳に発症することもあります。この難聴は、一生続くので子どもの人生に大きな影響を与えてしまうことも。

また、思春期を過ぎてからおたふく風邪にかかると重症化しやすくなります。また、睾丸炎や卵巣炎を合併すると、不妊症につながることもあるので、おたふく風邪の予防接種は受けておくことをおすすめします。

おたふく風邪ワクチンの接種費用は病院によって異なりますが、3000円から9000円程度が相場とされています。

おたふく風邪の予防接種の効果

おたふく風邪のワクチン接種は、接種した人によってその抗体獲得率には違いがあるといわれています。とはいえ、1回の接種により90%以上の割合で免疫を獲得することができます。

おたふく風邪は2歳以降にかかることが多いので、それ以前に接種するのがいいでしょう。また、10歳以上の男性がかかると睾丸炎を合併することが多くなるので、男性の場合は遅くとも10歳になる前に受けておくのがおすすめです。

おたふく風邪の予防接種、考えられる副作用・感染リスク

メリットの大きいおたふく風邪ワクチンですが、リスクもあるので理解しておく必要があります。おたふく風邪のワクチンは、生きた細菌やウイルスの毒性を弱めた生ワクチンです。これを接種することによって免疫を作りますが、ウイルスを体内に入れるため副反応が出ることがあります。

接種後7~21日に軽い耳下腺の腫れや痛み、発熱などが出現することがあります。また接種後30分以内に、アレルギー反応(発熱、顔や手足の腫れ、咳、蕁麻疹、顔色が悪い、ぐったりしているなどのショック症状)が出現した場合は、速やかに医療機関を受診してください。

また、接種後に、無菌性髄膜炎にかかるケースがあります。髄膜炎というと怖いイメージがありますが、点滴を受けて安静にすることで、治ってしまうことが多いようです。

ちなみに、ワクチンは大人が受けてもかまいません。過去にかかった経験があるか、予防接種をしたかどうかがわからない人でも、ワクチン接種して問題ないとされています。

おたふく風邪の予防接種以外の予防法

おたふく風邪の予防法はワクチン接種に尽きますが、一般的な感染症の予防法でも一定の効果はあるので、補助的な予防策として併用するといいでしょう。

手洗い

手指の衛生を保つことは、ウイルス感染を防ぐ上で重要です。石鹸を十分泡立てながらもみ洗いし、しっかり乾かすことも大切なポイントです。さらに、手指の消毒用アルコールをしっかりとすり込むと効果的です。

うがい

普通の風邪やインフルエンザなどと同じように、うがいでウイルスが細胞内に入り込んでしまう前に洗い流すことが重要です。ウイルス感染症では、空中に飛び散ったり手についたウイルスがのどに張り付き体内に入ることで感染する事が多いからです。

マスク

普通の風邪やインフルエンザなどと同じように、マスクでも飛沫感染予防に一定の効果が期待できます。

まとめ

子どもがかかる分にはおたふく風邪自体は軽い症状ですみますが、重い合併症により難聴や脳波異常、不妊症などの後遺症が残る可能性があります。また、大人がかかると重症化する例が増えるので、免疫がないまま大人になるのはリスクがあるといえます。

幸い、おたふく風邪にはワクチン接種という有効な予防策があります。定期接種ではないので費用がかかること、副反応のリスクがあるなどのデメリットはありますが、ワクチンを受けないリスクと比較すると、やはり接種しておくのがおすすめです。

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