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赤ちゃんが受け口(反対咬合)かも?原因・症状・治療法まとめ

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赤ちゃんの歯が生えてきてから、なんとなく違和感があると感じることがあるかもしれません。その一つが受け口(反対咬合)です。これはどういった症状なのでしょうか?原因や治療法などと合わせてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015188782
目次 受け口(反対咬合=はんたいこうごう)とは?
赤ちゃんが受け口になる原因は?どんな子がなりやすいの?
受け口は自然に治ることはあるの?
赤ちゃんの受け口の治療法 ムーシールドってなに?
受け口を治療する際の注意点
歯磨きや日ごろの習慣をしっかりチェックして受け口を防ごう
まとめ

受け口(反対咬合=はんたいこうごう)とは?

反対咬合(はんたいこうごう)は、下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまっている状態のことです。いわゆる出っ歯とは逆の状態のことを指し、「受け口」とも呼ばれます。

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ歯がなく、乳歯が生え始めるのは早くて3ヶ月、遅いと9ヶ月くらいです。1歳ぐらいになると下と上の前歯が少しずつ生えそろってきます。歯が少ない頃はわかりませんが、成長とともに歯が生えてくると、だんだん反対咬合の症状が見えてきます。

■生え揃うまではわからないことも

ただ、口がとても小さい赤ちゃんの場合、反対咬合であっても気付きにくいかもしれません。また、成長の過程にある0~2歳ごろは、はじめのうちは受け口になっていたとしても、徐々に通常の形に治っていくこともあります。そのため、歯が生えてきてから下の歯の方が出てきていたとしても、そこまで慌てる必要はないでしょう。乳歯がすべて生えそろうのは2歳半頃なので、この時期になると、受け口であるかどうかははっきりわかるようになってきます。

赤ちゃんが受け口になる原因は?どんな子がなりやすいの?

受け口になりやすい赤ちゃんにはいくつか特徴や原因があります。

指しゃぶりをする

指をよくしゃぶっている子どもは、歯並びが悪くなりやすい傾向があります。出っ歯になったり噛み合わせが悪くなるほか、受け口になってしまうケースもあります。指しゃぶりが原因の場合には、とにかくその癖を直すしかありません。子どもが指をしゃぶっていたらやめられるようにうまくサポートしてあげましょう。本人は嫌がっても、諦めずに直していくことが大切です。どうしても直せない場合には、歯科医にで相談してみるのも手です。

頬杖をする

子どもが頬杖をする癖があると、それも受け口の原因になるので注意しましょう。まだまだ成長段階にある子どもの歯は、変に癖をつけるとそのまま直接形に影響してしまいます。頬杖をして顎を突き出すようなポーズをずっと取っていると、その形で顎部分が形成されてしまうので注意しましょう。

遺伝

受け口は親の遺伝の影響も強いと言われています。父親か母親のどちらかが受け口になっている場合には子どももなりやすいようです。

舌小帯が短い

舌小帯は、舌の裏の筋肉のこと。この部分が短いと舌を上にうまく持ち上げられなくなり、舌で下前歯を押し出してしまうことがあります。これにより、受け口になってしまうこともあるようです。舌小帯は、矯正治療によって延ばすこともできます。

上あごが狭い

生まれつき上あごの歯列が小さいと、相対的に下あごの歯が出てしまうため、受け口になりやすくなります。

口唇裂、口蓋裂

口唇裂や口蓋裂といった先天性異常が原因の場合もあります。これは、唇の上部分が閉じない状態となってしまう症状のこと。お腹の中にいる時に突起の癒合がうまくいかないと、この症状のように上唇部分が裂けてしまうことがあります。

受け口は自然に治ることはあるの?

赤ちゃんは日々成長を続けており、歯の形がきちんと整うまでにもある程度の時間がかかります。歯が生え始めてきた頃には歯並びが良かったのに、時間が経つにつれて少しずつ歯並びが悪くなってしまうということもあれば、反対に、はじめの頃は歯並びが悪かったのに徐々に整っていくこともあるのです。

受け口も、時間が経てば自然と治っていくことがあります。乳歯がすべて生えそろう2~3歳頃までは基本的に判断が難しいため、しばらくは様子を見るのが良いでしょう。

■自然に治ることもあります

ちなみに、1歳半頃に受け口の症状が見られる子どもの割合は、全体の約16%と言われていますが、2歳になると約12%、そして5歳になると約6%というように、徐々に減っていきます。この数値から見てもわかるように、1~2歳の頃に受け口になっているのはそこまで不思議なことではなく、自然に治っていくことがほとんどです。

赤ちゃんの受け口の治療法 ムーシールドってなに?

ムーシールドとは、受け口治療のひとつです。子ども用のマウスピースを使って行う方法で、対象となるのは主に3~6歳の子どもです。夜の寝ている間だけ歯にマウスピースを装着するので、昼間の生活には支障がなく、見た目を気にする必要もないのがメリットです。ムーシールドの治療はまだ認知度がそれほど高くありませんが、少しずつ普及しています。

■1年ほどで効果を実感

ムーシールドによる治療を行っている歯科医院は限られているため、利用を検討するなら事前に調べる必要があります。治療に掛かる費用は医院によっても異なりますが、5万円+調整費用となっています。また、治療期間は個人差があるものの、約9割が1年程度で効果を実感できるようです。ちなみに、ムーシールドの他には、上顎拡大床装置、リンガルアーチ、MFTといった治療方法があります。

3歳児検診の際に受け口の症状が見つかるのは、全体の4~5%程度と言われています。3歳を過ぎると自然に治ることが期待しにくいので、歯が生えそろってからも受け口の症状が改善されないようなら、歯科医で相談してみてもいいでしょう。

受け口を治療する際の注意点

ムーシールド治療に限らず、受け口の治療を始めるのは3歳ごろが良いと言われていますが、注意しなければならないこともあります。それは、成長に合わせて元に戻ってしまう可能性がある点です。

ご存知の通り、子どもの歯は最初に乳歯が生え、その後に乳歯が抜け落ちて永久歯が生えてきます。この生え変わりの前に矯正治療をしてしまうと、乳歯自体は改善されても、結局永久歯が生えてきた時にまた同じ状況になってしまう可能性があるのです。

■前歯の永久歯がそろうと戻りにくい

受け口の矯正をするのに最適な時期は、上下の前歯4本が永久歯に生え変わる頃といわれます。永久歯に生え変わってから治療を行うことで、その後元に戻ってしまう心配が少なくなります。前の4本の永久歯が生えてくるのは、個人差もありますが、大体7歳ごろです。矯正治療自体は3歳頃から受けることができますが、元に戻ってしまうのが心配なら前歯の永久歯が生えそろうのを待つのもいいでしょう。

歯磨きや日ごろの習慣をしっかりチェックして受け口を防ごう

生まれつきの骨格で受け口になる子どもも多いですが、ちょっとした習慣が原因となっていることも少なくありません。普段から予防を取り入れましょう。

たとえば、睡眠不足や運動不足。体をあまり動かさないと、顔の歪みにつながると言われています。姿勢が悪い場合も同様に、骨格が歪んで下あごが出てしまうことがあります。普段からたくさん歩く、夜更かしをせずにしっかりと眠るなどの習慣を見に付けましょう。

■左右の歯でよく噛みましょう

また、物を噛む時に片方の歯で噛んだり、しっかり噛まずに飲み込んだりしてしまうのも原因になります。子どもの成長時には、ちょっとしたことが大きく影響して成長を阻害してしまいがちです。ちゃんと噛んで食べているかなど、ご飯の食べ方もお母さんが常に見てあげるようにしましょう。さらに、うつ伏せで寝てしまうことや、口を開きっぱなしにしてしまうことも受け口の原因になります。

子どもが問題なく成長できているかどうかは親がきちんと見極めてあげる必要があります。歯磨きの時などに違和感がないかなど、普段からチェックしてあげましょう。

まとめ

子どもの成長によって口の中は大きく変化していくもの。歯が生えたばかりの頃と、そこから数ヶ月、数年と経った後とでは、口内の状況が違うこともあります。

反対咬合(受け口)は、歯が生えたての頃はなかなか判断がつきませんが、多くの場合は成長とともに自然と治っていきます。しかし、生活習慣によって症状を悪化させてしまうこともあるうえ、骨格の関係でなかなか治らないこともあります。とくに、3歳を過ぎたころからは自然に治ることも少なくなってくるため、この頃から歯の矯正を視野に入れて検討する必要があります。

歯が生えてきたら親はその変化をしっかりと見極めながら、異常があった場合には歯科を受診するなど、適切な対応をしてあげましょう。

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