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子どもに多いおたふく風邪とは?原因・感染経路・兆候・症状・合併症・対処法・治療まとめ

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子どもがかかりやすいおたふく風邪。幼稚園や保育園も長期間休まなければならず、子どももパパママも負担の大きい病気です。おたふく風邪にはなぜかかってしまうのでしょうか。原因や感染経路、兆候、症状や合併症、対処法などについてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007929
目次 おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?
おたふく風邪の原因
おたふく風邪の感染経路
おたふく風邪の兆候・主な症状
おたふく風邪で併発される恐れのある感染症
おたふく風邪に感染した場合の自宅での対応
おたふく風邪に感染した場合の病院での治療
まとめ

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは、片側あるいは両側の耳からあごにかけての腫れを特徴とするウイルス感染症です。多くの場合、両耳の下(耳下腺)が腫れて、痛みを伴いますが、片方だけのこともあります。

発熱は3~4日で落ち着きますが、頭痛や嘔吐、全身倦怠感などを伴うことも多くあります。水痘・風疹・麻疹などと同じく、成人がかかると重症化しやすいことが知られていますが、子どもの場合は軽く済むことも多いようです。

■合併症を併発することも

ほとんどの場合、発症後1~2週間で回復します。潜伏期間は2~3週間(平均18日前後)です。合併症を併発することもあり、最も多い合併症は髄膜炎です。その他には髄膜脳炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎などを併発する場合もあり、片側性の難聴が残ることもあります。

おたふく風邪は、学校保健法で第二種伝染病とされており、耳下腺の腫れが退くまでは出席停止となります。

おたふく風邪の原因

おたふく風邪は、ムンプスウイルスというウイルスによる感染症です。ムンプスウイルスはパラミクソウイルス科のウイルスです。飛沫感染するため、学校や幼稚園や保育園などの集団生活にの場で流行したり、感染することが多く見られます。

おたふく風邪は、学校保健安全法では第二種の感染症に属しており、耳下腺のはれが消えるまで登校や登園はできなくなります。子どもが感染した場合は、医師の指示に必ず従ってください。

はしかや水ぼうそうほど強い感染力はありませんが、5~10歳ぐらいの子どもが集まる場所では流行が広がってしまうことも。予防するためにマスクやうがい、手洗いのほか、ワクチン接種があります。

おたふく風邪の感染経路

おたふく風邪は飛沫感染と接触感染が原因で感染します。飛沫感染とは感染した人が咳やくしゃみをすることでウイルスを含む飛沫が空中に飛散し、これを別の人が鼻や口から吸いこんでしまうことでウイルスを含んだ飛沫が体内の粘膜に接触し、感染することを言います。

接触感染とは感染した人がが自身のつばや唾液がついた手で、おもちゃやドアノブ、スイッチ、いすやテーブルなどに触れ、それを健康な人が触れることにより感染することをいいます。

幼稚園や保育園、学校など集団生活の場で感染が広がりやすいので、幼稚園や保育園や園や学校に通っている子どもは、手洗い、うがいを徹底し、マスクを着用するなどして感染を予防するといいでしょう。2歳未満の小児では感染する例は少ないといわれますが、絶対に感染しないというわけではありません。

おたふく風邪の兆候・主な症状

子どもがおたふく風邪にかかると、主に以下のような症状が現れます。

■悪寒
感染してから14~24日後に、悪寒を感じる場合があります。

■頭痛
感染してから14~24日後に、頭痛がおこることがあります。頭痛だけであれば通常の症状ですが、ひどい嘔吐や腹痛などの症状も合わせて起こるようなら合併症を併発しているおそれもあるので、再度の受診が必要です。

■食欲の低下
感染してから14~24日後に発症します。感染から日数があるので関連に気づかないこともあるようですが、まれに食欲が減退することがあります。

■全身のだるさ
感染してから14~24日後に発症します。子どもは自分でこうした症状を訴えられないことも多いですが、全身に倦怠感が現れることがあります。

■唾液腺が腫れる
風邪のような諸症状が出始めた12~24時間後、徐々に耳の下からあごにかけての唾液腺が腫れ始めます。この腫れと痛みは発症後2日目が最もひどく、5~7日間続くことが多いようです。耳の下の腫れが赤くなった時や、1週間以上たっても腫れが引かないときには再度受診したほうが安心でしょう。

■発熱
初めは微熱程度ですが、唾液腺が腫れたあと発熱は40℃前後まで上がり、その状態が1~3日間続きます。5日以上続く場合は、合併症のおそれもあるので必ず再度受診してください。

おたふく風邪で併発される恐れのある感染症

子どものおたふく風邪そのものは怖い病気ではありませんが、合併症を併発する場合があるので注意が必要になります。主な合併症には以下のような病気があります。

■無菌性髄膜炎
発熱、頭痛、嘔吐、けいれんなどが症状として出ます。その頻度は、おたふくかぜの1割程度と言われています。発症時期は、耳下腺が腫れ出してから4日以内が約半数といわれていますが、耳下腺が腫れ出す前や耳下腺が腫れない場合もあります。たいていの場合、2週間程度で後遺症も残らずに治ります。

■脳炎
2~3日で急激に発症し、髄膜炎の症状のほか、麻痺や意識障害などもみられます。

■膵臓炎
おたふく風邪の患者の数%が発症するといわれています。7~10日目頃に発症することが多く、発熱、上腹部痛、悪心、嘔吐、下痢などの膵炎の症状が出ます。たいていの場合、1週間程度で治ります。

■難聴
3~7日目頃に多く、めまい、耳鳴り、嘔吐などの症状とともに耳が聞こえにくくなってしまいます。片側だけのことも多いですが、難治性で回復しないこともあり、一生聞こえにくい症状が続くことになってしまうことも。

おたふく風邪に感染した場合の自宅での対応

食べ物

痛みが強いときはすっぱいものは避けたほうがいいでしょう。特に子どもの場合、痛みは比較的軽いので、本人が食べたがるようであれば何を食べても大丈夫です。痛みを訴え、食欲が無い時には、食べやすいスープやゼリー、ヨーグルト、プリンなどを与えます。

入浴

高熱でぐったりしているというようなことがなければ、入浴しても問題ありません。お風呂に入って清潔にすることで、気持ちもリフレッシュできます。

冷やす

おたふくかぜで腫れるのは、あごの骨の下側にある耳下腺(じかせん)と顎下腺(がっかせん)です。耳下腺の痛みは冷やすと軽減します。熱を冷ます市販のシートでも多少の効果はありますが、ガーゼにくるんだ保冷剤などで冷やしてあげたほうが効果的です。氷で冷やす場合は、子どもの小さなあごにはごつごつして痛い場合もあるので、細かく砕いてからビニール袋に入れて、タオルにくるんでから当ててあげるといいでしょう。

おたふく風邪に感染した場合の病院での治療

おたふく風邪にかかってしまうと、特効薬はありません。受診しても、痛みがひどい場合は鎮痛剤、高熱で苦しんでいるなら解熱剤など、症状を楽にする薬を処方してもらう対症療法となります。合併症が出た場合も、特効薬のようなものはほとんどなく、対症療法を取りながら回復を待つことになります。

■ワクチン接種を検討しましょう

しかし、かかる前にワクチンを接種しておくことで、予防効果があります。まずは1歳で1回目、4〜5歳ごろに2回目を接種しておくと効果が高いとされています。

おたふく風邪そのものは怖い病気ではありませんが、合併症を併発すると難聴など症状が残ることがあるうえ、大人になってからかかると重症化しやすく、将来の不妊につながる睾丸炎などを引き起こすこともあります。おたふく風邪のワクチンは定期接種ではなく任意接種で、費用は自己負担となりますが、接種を検討するのもいいでしょう。

まとめ

おたふく風邪は集団生活で感染しやすく、それ自体は怖い病気ではありませんが、有効な治療法もないうえ、合併症を併発することがあります。子どもの場合は軽症で済むことが多いのですが、大人になってからかかると重症化する例も増えてきます。

それでも、ワクチンを接種することで免疫を獲得することができるので、予防接種を受けておくと安心でしょう。

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