自己肯定感とは、「自分が好き」という感覚です。自己肯定感は、私たちが自分として生きていく上で、最も基本となるものです。つまり「自分が存在することへの自信」です。
自己肯定感は、人生の初期に、自分を保育してくれる人たちに愛されることによって、身に付けることができる感情です。自己肯定感は大人になってからは、自分自身で自己肯定感を高める努力をしていく必要があります。
子どもを育てるにはそんな自己肯定感が必要です。今日は、自分自身で自己肯定感を高める方法をお知らせします。
自分に寄り添う事を意識してください。
自分に寄り添うということは、自分の心に耳を傾けることです。
まず自分が今何を感じているかを自分の心に聞くのです。
自分の心の声を聴くことを意識し、自分に寄り添うことができるようになったら、自分の心の本音を話す自分(A)と、聞き役の自分(B)と話し合いを見守る人(C)を立てます。
セルフカウンセリングをします。
A「今○○に~を言われて嫌だった」
B「嫌だったんだね。」
A「○○に失敗して、悔しかった」
B「悔しかったんだね。」
A「○○に~されてすごく頭にきた」
B「何でそんなことで頭にくるの?」
C「ちょっとBさん、あなたはカウンセラーですよ。
裁判官でもないよ。もっと寄り添った方がいいのでは・・」
B「そうだったね。 Aさん、頭にきたんだね。わかるよ。」
このように、ただ自分の話を聞き、共感しながら、相づちをうちます。
嫌だと思っている自分、失敗して悔しがっている自分、頭にきている自分、負の感情を持つ自分もすべて自分です。
負の感情を持っている自分を認めるのです。
負の感情を持つ自分、弱い自分を自分自身が「ありのままでいいんだよ。弱くたっていいんだよ。」と許します。
実はこの”自分を許す”というのが最大の難関かもしれません・・。
許すことで、救われます。