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雛人形の飾り方は?飾る向き、場所、左右はどっち?

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もうすぐ雛祭り…でも良く見ると地域によって飾り方に違いがあるようです。雛人形を飾る向きや場所、男雛と女雛の位置まで、今より少しお雛様に詳しくなって、かわいい娘の健やかな成長を願いながら一緒に雛人形を飾りましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177000884
目次 雛人形はいつから飾ればいいの?
雛人形を飾るポイント①飾る場所
雛人形を飾るポイント②人形を飾る順番
雛人形を飾るポイント③人形の向き
雛人形の並び順・並べ方
まとめ

雛人形はいつから飾ればいいの?

ひな祭りは、平安時代の中ごろ子どもの無病息災を願うお祓い(はらい)を三月の初めの巳(み)の日に行っていたことに由来しています。江戸時代になると、この三月の初めの巳(み)の日が三日に定められました。ちょうど桃の花がきれいに咲く季節なので今では”桃の節句”という愛らしい名前のお祭りとして親しまれています。

人形(ひとがた)、あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ草木あるいは紙やわらで作った素朴な人形に、自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、平安時代に始まるお人形遊び(ひいな遊び)とが、長い間に結びついたのが、現在の「ひな祭り」だといわれています。

このように、雛人形には災厄を人に代わって引き受ける役目があったため、女児の健やかな成長や幸せを願う日になりました。

雛人形をお飾りする時期は、立春(二月四日)頃から二月中旬にかけて、あるいは遅くても節句の一週間前までには飾っておきましょう。中でも暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶やその日の運勢などの事項)である六曜の一つで、最も吉とされる日”大安”の日を選ぶと縁起がいいといわれています。

また、冬から本格的な春へと移り変わる節目とされる”雨水”の日(2月19日頃)も良いとされています。この日にひな人形を飾ると、良縁に恵まれるという言い伝えがあるためです。

そして、季節の節目のお飾りですので、三月三日が過ぎたら早めに仕舞うように心がけましょう。

雛人形を飾るポイント①飾る場所

昔の日本家屋と違い、最近の住宅事情を考えると雛人形を飾る場所を確保するのも一苦労ですよね。

雛人形は、ここに飾らないといけないという決まりはありませんが、一般的には東向きか南向きが良いといわれています。もちろん、和室や床の間がある場合はそこに飾るのが一番いいでしょう。

和室や床の間がない場合は、家族が一番長い時間を過ごすリビングに飾るのがお勧めです。ただし、飾る場所を選ぶ際、以下のことに注意して場所を確保してください。

直射日光が当たるところは避ける

直射日光が雛人形にあたってしまうと変色の原因になります。窓際に飾る場合は、遮光カーテンで光を遮ったり、人形の向きを調整しましょう。

高温多湿の場所を避ける

高温になったり湿気がおおい場所はカビが生える原因となります。特に玄関は意外と湿気が溜まる場所なので、避けたほうがよいでしょう。

エアコンの風が直接当たるところは避ける

三月初めは花冷えという言葉もあるように、まだまだ朝晩の寒さが厳しい季節です。暖房の風があたってしまうと、人形が痛んでしまいます。直に風がくる場所は避けましょう。

雛人形を飾るポイント②人形を飾る順番

雛人形は、平飾り・段飾りがあります。最近では、マンションや都心の住宅事情を反映して、昔のように7段飾りではなく、お内裏様だけの平飾りのものやガラスケースに入ったもの、三人官女やお雛様の嫁入り道具が入った3段飾りが好まれるようです。

飾る順番は、最上段から順に飾っていくのがよいでしょう。飾り付けの途中で、万が一雛人形を落としてしまった場合、下段の雛人形を傷つけずにすみますし、身体や服の一部があたって下段の人形を落としてしまうことも避けられます。

冠がある人形を飾る場合は、なるべく顔を触らないようにして被せるようにして下さい。指で触れると汚れてしまうので紙を顔に掛けて被せるなどの工夫をしましょう。それでも汚れてしまった時は、綿棒を湿らし(水気はしっかり切って下さい)優しく擦って取り除きます。

雛人形の飾り方は時代や地域によって、また人形や道具の種類によって様々です。標準的な飾り方としては、屏風の前に内裏びなの一対と三人官女などの御所の雰囲気を表現する人達や桜橘、道具類を合わせた一揃いを飾るのが一般的です。並べ方については特に決まりはありませんが、全体をバランス良く見える様に美しく並べて下さい。

段数の多い雛人形の場合は、何段目に何を置くのか、並び順などに悩んでしまうことがあります。翌年のために、雛人形を全て飾り終えた状態で写真を撮り、仕舞うときに一緒に保管しておきましょう。

雛人形を飾るポイント③人形の向き

雛人形を飾る方角に関しては、基本的に特に決まりはないようです。

しかし、「北向きに飾ると縁起が悪い」といった説もあるようなので、気になるようであれば神棚と同じように東向きか南向きをお勧めします。ただ、方角に固執するよりも、人形を痛めないように直射日光や湿度の影響を受けない場所を選ぶことが最も重要ですね。
また、地域によって内裏ひなの位置が左右異なります。

京都をはじめとする西日本では、向かって右に男雛、左に女雛を配置するのが主流です。これは、陰陽説の考え方に従い、陽である男性は同じく陽の方向である左に、陰である女性は同じく陰の方向である右に置く、という古来日本文化の習わしが由来です。

一方、昭和初期頃から東京を中心に、左に男雛、右に女雛という新式の配置が広まりました。この背景には、西洋式の考え方を採用したとする説、昭和天皇の即位礼にならったという説、など諸説あります。結婚式でも左に男性、右に女性が並びますので、わかりやすく新式で配置する家庭が増えているようです。

雛人形の並び順・並べ方

飾り物が多く、地域によって並べ方が異なる雛人形は、並び順・並べ方に戸惑う方も多いようです。7段を基準にして並び順・並べ方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

一段目 お内裏様とお雛様

最上段には主役の男雛と女雛を飾ります。並べ方は先ほど説明したとおり、関西では男雛が右側・女雛が左側になります。関東では男雛が左側・女雛が右側となります。

主役の二人の後ろには屏風を立て、ぼんぼりを両脇に飾ります。真ん中には桃の花をさした三宝飾りを置きましょう。

二段目 三人官女

二段目は三人官女、官女の間に高坏(たかつき)と桜餅を配置します。官女の並び方は、向かって右から長柄銚子(両手を握っている)・三方(座っている)・加銚子(右手を握って左手を開いている)となり、左右の官女は外側の足を前に出しています。

お内裏様に仕えてお世話をする侍女の三人官女で、お行儀や和歌・漢文のたしなみがあります。左右の女性が持つ銚子は今でも結婚式の三三九度で使われるものです。

三段目 五人囃子

三段目は五人囃子です。並べ方は向かって左側から太鼓(たいこ)、大鼓(おおかわ)、小鼓(こかわ)、笛(ふえ)、謡(うたい)の順です。

能楽の囃子方をかたどった子供姿の五人囃子(ごにんばやし)で、選りすぐりの美少年や秀才たちが集って楽器・謡などの腕前を披露しています。元気な子に育つようにと応援する音楽隊です。

四段目 左大臣と右大臣

御殿を守る随臣(ずいじん)で右大臣・左大臣に分かれます。悪者が近寄らないように守ってくれるナイト役です。並べ方は向かって左側が右大臣、右側が左大臣(髭の生えた老人)となります。随心の間に御膳、菱台を配置します。

五段目 仕丁

五番目は、内裏様のお供をしたり、庭掃除など御所の雑用をする従者である仕丁(じちょう)です。それぞれ、泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸で知られる表情豊かな三人上戸は、表情豊かな子に育つようにという願いが込められています。

怒っている顔の台笠は熊手を、泣いている顔の沓台はちり取り、笑っている顔の立傘はほうきを持っています。3人の両端には左側に橘・右側に桜を飾ります。

六段目・七段目 雛道具

六段目・七段目には嫁入り道具を置くといわれており、箪笥や鏡台、針箱、御膳、茶道具、御所車、籠、重箱などを飾ります。特に決められた順番はないのでお好みで配列してください。

まとめ

雛人形は、古くは嫁入り道具として婚家へ贈ったという歴史もあり、女の子が生まれた時にそのお母さんの実家から贈られることが一般的です。しかし現在では、可愛い孫や子供のためと、両家で折半することや若いご両親たちが求めることも多くなっているようです。

そして、その女の子の健やかな成長と幸せを願い、思いを込めてお雛様を飾り、毎年ひな祭りを行いお祝いします。

お雛様という存在を通して、家族からの愛情を感じやさしい心を培える、そして季節の慣わしを覚えたり大切なものを丁寧に扱う気持ちや作法を育むことができる、すばらしい伝統行事ですね。

昔に習って嫁ぐ時も持参し「一生の宝」とする方も増えているようです。大切なのは毎年飾ることです。わが子に対する家族の思いを新たにし、さらに絆を深めることができるでしょう。

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この記事を書いた人

あんじー

はじめまして! 小学6年の娘&小学5年の息子がいます。子供達に毎日振り回されながらもお日様のような母(妻)を目指して格闘中。子供や主人がいなければ決して経験する...

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