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生理前の吐き気の原因は? 対処法、薬、妊娠初期との違いまとめ

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生理前になると吐き気に悩まされるという女性は少なくないようです。生理前に心身に不調をきたすことを月経前症候群(PMS)といいますが、吐き気もその症状のひとつ。一方で、吐き気は妊娠兆候の一つでもあり、区別がつきにくいものです。吐き気の原因、対処法や薬との付き合い方、そして妊娠の初期症状との違いについてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030003710
目次 生理前のつらい吐き気とは
生理前の吐き気を催す時期
生理前の吐き気の原因は?
生理前の吐き気の対処法
生理前の吐き気をやわらげるために控えるべきこと
生理前の吐き気は薬で解消できる?
妊娠初期のつわりの可能性も
まとめ

生理前のつらい吐き気とは

生理前には女性特有のホルモンの変化などの影響で、心身にさまざまな不調が現れることがあります。これは月経前症候群(PMS)とよばれ、その症状のひとつに吐き気があります。 

PMSの症状があまりにもひどく、日常生活にも支障をきたすようになると、月経前不快気分障害(PMDD)という病気の可能性があります。こうなると社会生活にも影響が出てくるため、軽減させる対策をとる必要があります。

生理前の吐き気を催す時期

生理前の吐き気は、月経前症候群(PMS)の症状のひとつとして起こることから、生理が始まる1週間~10日前から症状が現れてくるようです。この場合、生理が始まると同時に症状がよくなります。一方、PMSではなく胃腸の病気などが原因の場合には、生理周期とは関係なく、生理が始まっても症状はよくなりません。 

また生理前の吐き気は、妊娠の兆候である可能性もあります。予定日になっても生理が来ず、吐き気が続く場合は、妊娠の可能性もあることを覚えておきましょう。

生理前の吐き気の原因は?

生理前の吐き気は生理周期に伴う女性ホルモンの変化から引き起こされるとされています。

主な女性ホルモンに、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。そのなかで排卵の後から生理前までの期間に多く分泌されるプロゲステロンが吐き気に関係しているといわれます。

■子宮とともに、胃腸も収縮する

プロゲステロンは主に妊娠を助けようと働きかけることから、子宮の内膜を赤ちゃんが育ちやすい環境に整え、体温を上昇させる働きがあります。妊娠するまでは子宮の収縮を抑える働きがありますが、妊娠しなかった場合には子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質を作り出し、子宮の中のものを経血として排出させようとします。

このプロスタグランジンは、子宮だけでなく胃腸を収縮させます。このため、胃の周囲の神経までも刺激し、吐き気や胃痛につながっていると考えられています。

また、生理周期による急激な女性ホルモンの変化が、脳の視床下部に影響して自律神経の乱れにつながることがあります。これも吐き気など月経前症候群の原因とみられています。また、精神的ストレスや風邪などでも、吐き気が現れる人もいます。

生理前の吐き気の対処法

【食事編】
基本は栄養バランスのとれた食生活となりますが、γ‐リノレン酸(ビタミンFともいう) やDHAに、プロスタグランジンを抑える効果があるといわれています。γ-リノレン酸は月見草油などに多く含まれますが、油のとりすぎには注意しましょう。

マグネシウムは、子宮の収縮を抑えてくれる作用があり、アーモンド・大豆などに多く含まれています。また、ビタミンB6には筋緊張を和らげる作用があるので、多く含まれるサンマやサバなどもいいでしょう。

【運動】
体が冷えたり、血行が悪くなるとプロスタグランジンが多くつくられやすくなります。適度運動で血行をよくし、こりをほぐしてプロスタグランジンを過剰生産させない身体を目指しましょう。自宅でできるストレッチや、ウォーキングなど無理なくできる運動を生活に取り入れましょう。

【リラックス】
ホルモンバランスが乱れると、吐き気も現れやすくなります。また、睡眠不足や夜更かしなどの不規則な生活や、過労・ストレスなどは自律神経を乱れやすくします。疲れやストレスをため込まないよう十分休息をとり、リラックスを心がけましょう。ハーブティーを飲むと緊張がほぐれるだけでなく、身体も温まり、血行の改善にもつながるのでおすすめです。

生理前の吐き気をやわらげるために控えるべきこと

生理前の吐き気をひどくしないためにも、胃腸に負担になる食べ物は避けましょう。特に、刺激物(唐辛子、タバスコなど)や消化に悪いもの、揚げ物などは胃に負担をかけてしまいます。

また、コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェインも胃に負担になるとされています。冷たい飲み物は身体を冷やしてしまうので、できるだけ控えましょう。

■夏場の冷えに注意を

夏場にエアコンが効きすぎる場所にいるとお腹も冷え、調子が悪くなることがあります。エアコンの温度調整に注意し、外出するときは羽織ものなどを用意するといいでしょう。

生理前の吐き気は薬で解消できる?

つらい生理前の吐き気は、以下の薬で軽減することができます。医師の処方せんがなくても手に入る薬もありますが、なるべく受診して医師の処方を受けるようにしましょう。

【低用量ピル】
ピルにはエストロゲンが含まれ、排卵を抑制する避妊薬として知られています。低用量のピルを内服することで生理前の月経前症候群(PMS)の症状を抑えることができます。

【漢方薬】
①当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、女性に多く処方される漢方です。血液のめぐりをよくしてくれ、貧血症状を改善する効果があることから、月経前症候群(PMS)の症状を改善する働きがあります。主に、色白で細身、体力がない人に合う漢方とされています。

②桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、比較的体力のある人に合うとされる漢方です。生理のトラブルに対して用いられることが多く、血のめぐりをよくして、熱のバランスを整えてくれる作用があります。

③五苓散料(ごれいさんりょう)は、主にむくみ、吐き気、下痢といった水分が影響する症状に処方されます。身体にたまった余分な水を排泄する働きがあり、生理前の吐き気にも効果があるとされます。

④苓桂朮甘湯(りゅうけいじゅつかんとう)は、血圧が低く冷え性の人に合うとされます。身体の中にたまった余分な水を排泄させることで、頭痛や自律神経などを整える働きがあります。

妊娠初期のつわりの可能性も

生理前の吐き気に襲われる人もいる一方で、この時期の吐き気は妊娠の兆候であることもあります。両者は症状や時期がよく似ています。

月経前症候群(PMS)の吐き気の場合、生理が始まる5日前ごろから症状が現れやすいとされます。これに対し、妊娠初期の場合には生理の始まる1~2週間前ごろの受精卵が子宮内膜に着床したときから症状がでてくるとされ、妊娠のほうが時期が早いとされます。

また生理前には、栄養を蓄えようと食欲が増すのに対して、妊娠の場合には食欲がなくなりやすいといった違いもあります。

特に吐き気とともに食の嗜好が変わった場合には、妊娠の可能性が高いといえます。ただし、いずれも個人差が大きいので、自己判断で正確な判断はできません。吐き気が止まらず、予定日が過ぎても生理が来ない場合には、受診をおすすめします。

まとめ

生理前の吐き気の多くは月経前症候群(PMS)よるものですが、中には別の病気や精神的ストレスが原因だったり、ともすると妊娠の兆候である可能性もあります。

軽いPMSであれば、生活習慣の改善である程度症状を軽減することも可能です。食事を見直したり適度な運動でリフレッシュを図るなど、無理のないところから始めていけるといいですね。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

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