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生理前症候群とは?原因・症状・対処法・治療法まとめ。薬は飲んでもいい?

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PMSとも呼ばれる生理前症候群。生理前の体調や精神面にさまざまな不調が起こることをいいます。多くの女性が経験している生理前症候群(PMS)がどのような原因で起こるのか、症状のあらわれ方や対処のしかた、治療法についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015203457
目次 生理前症候群PMSとは
生理前症候群はいつなりやすい?
生理前症候群の主な症状
生理前症候群が現れる主な原因は?
生理前症候群を緩和する方法
生理前症候群をやわらげるために控えるべきこと
生理前症候群は薬で解消できる?
まとめ

生理前症候群PMSとは

生理前症候群は、月経前症候群(PMS:premenstrual syndrome)とも呼ばれます。生理前になるとイライラしたり攻撃的になったり、落ち込んだり情緒不安定といった精神面での不調が現れるほか、頭痛や肩こり、むくみ、冷えといったさまざまな身体症状もあらわれます。

生理の始まる1週間から10日前からごろから始まり、生理が始まるとおさまるのが特徴です。精神的な症状が強いと、本人だけでなく家族、職場で周囲との人間関係にも悪影響を及ぼしてしまいます。

生理前症候群はいつなりやすい?

月経前症候群は、女性の生理周期の中の黄体期と呼ばれる時期におこります。黄体期は、黄体ホルモンが多く分泌されている時期で、生理が始まる1週間前から10日前から始まるのが一般的です。中には生理予定日の2週間前から症状が出る人や、生理が始まる2~3日前に集中的に症状が出る人もいて、個人差が大きいとされます。生理が終わってしまえば、症状も収まるのが特徴です。

生理前症候群の主な症状

生理前症候群(PMS)では、身体面とメンタル面でく不調があらわれます。

【身体面の症状】
頭痛、吐き気、腹痛、腰痛、肩こり、冷え、乳房の痛み・張り、眠気、肌トラブルなどがあげられます。乳房の張りや痛みは、女性ホルモン分泌量の変化によって乳腺が腫れることで起こり、出産経験や授乳経験のない方に症状が強く現れます。

腹痛や腰痛は、生理日の2日目、3日目同様の下腹部痛、腰痛が現れてきます。生理前には、皮脂が多く分泌されることで皮膚トラブルも起こしやすく、中には皮膚のかゆみも訴える方もいます。

【メンタル面の症状】
イライラ、攻撃的になる、落ち込み、注意力の低下などがあげられます。日常生活に支障をきたしてしまうほど症状がひどい場合には、月経前不快気分障害(PMDD)という診断を受けることもあります。気分の落ち込みがひどく、気力、やる気の低下、絶望感、涙が急に出てとまらない、逆に怒りがおさまらない、イライラで周囲にあたるなど自分の感情がコントロールできない状態になり、社会生活が困難な状況に陥ることもあります。



生理前症候群が現れる主な原因は?

生理前症候群の原因は正確には解明されていませんが、以下の3つが原因だと考えられています。

【黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響】
女性ホルモンの1つである黄体ホルモン(プロゲステロン)が関係しているといわれています。排卵から生理前までの高温期に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)は、本来は妊娠を維持しようとする役割があり、体内に水分を溜め込もうします。そのため身体がむくみやすく、脳でも同様な溜め込みの状態がおこることからさまざまな症状につながるとされています。

【脳内物質(セロトニン)の低下】
セロトニンは人の心を安定させる働きがあります。エストロゲンはこのセロトニン分泌を促してくれるのですが、排卵するとエストロゲンが急激に減り始めるため、セロトニンも減っていきます。そのために、イライラなどの精神的な症状が現れやすくなります。

【ミネラル・ビタミンが不足状態】
生理前症候群の人にみられるのが、ミネラル・ビタミンの不足です。イライラしやすい場合、神経の刺激(興奮・緊張)の感受性を和らげてくれるカルシウム、マグネシウムが不足していることが多いようです。またホルモンバランスを整えてくれるビタミンB6、亜鉛などが足りないときも生理前症候群になりやすいといわれています。

また、鉄分が不足し貧血ぎみの場合にも、イライラ、だるい、不眠などの不調があらわれることがあります。

生理前症候群を緩和する方法

生理前症候群の症状を緩和するには、以下の点に気をつけるとよいとされます。

■食事
血糖値が下がるとイライラしやすく、食欲が増しやすいとされています。

しかし、血糖値を急激に上昇させる甘い食べ物(チョコ、砂糖、ケーキなど)は、血糖値が上がりすぎた分急激に下がるためイライラの原因になります。間食したい場合は、比較的ゆっくり血糖値が上昇するイモ類や豆類などが良いでしょう。また、1食分の食事量を減らして5~6回に分けて食べることも、急激な血糖上昇を抑えてくれる効果があります。

ビタミンB6(ヨーグルト、チーズなどの乳製品、納豆・大豆製品などに含まれる)はホルモンバランスを整え、セロトニンの分泌にもつながります。ビタミンE(ブロッコリーやアーモンドなどに含まれる)は神経伝達の代謝に作用してくれます。

生理が始まると出血のため、貧血になりやすいので鉄分も意識して摂るといいでしょう。

■運動
生理前症候群のときには血行が悪くなり、精神的にも緊張しやすく、疲労物質や痛みが出やすくなります。身体を動かすことで血行もよくなり、緊張もほぐれて疲労物質もデトックスされることが期待できます。特に有酸素運動が効果的とされているので、ストレッチやウォーキングなど手軽にできる運動を継続していくといいでしょう。

■リラックス
緊張をほぐすことで、心もリフレッシュし不快な症状も軽減できます。リラックス作用のあるアロマオイルを使って足湯をしたり、好きな音楽を聴いてみたり、気持ちが落ち着く時間をとることで心身をいたわってあげましょう。

生理前症候群をやわらげるために控えるべきこと

生理前症候群をやわらげるために、以下のものは控えた方がいいでしょう。

①カフェインは神経興奮作用があるため、カフェイン入りの飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶など)は控えましょう。

②甘いもの(チョコレート、ケーキ、砂糖、果物など)は急激に血糖値を上昇させ、後の急激な低下を招くため、イライラがおこりやすくなります。

③アルコールや塩分を取り過ぎると、体は水分を欲します。水分をとりすぎると冷えにつながるため、控えた方がいいでしょう。

④不規則な生活や睡眠不足などはホルモンバランスの乱れにつながります。夜更かしや不規則な生活は避けましょう。

⑤夏場のエアコンの使いすぎや冷たいものを取り過ぎなど、身体を冷やす行為は血行を悪くし、生理前症候群を起こしやすくします。身体を冷やさないようエアコンや冷たいものは控えめにしましょう。

生理前症候群は薬で解消できる?

生理前症候群は、前述したような生活習慣の改善である程度軽減できますが、頭痛や腹痛がつらいなら市販の鎮痛剤を痛みを抑えるのもいいでしょう。また、症状がひどい場合は病院を受診すれば、薬で治療することも可能です。たとえば、避妊薬である低用量ピルを内服するとホルモンバランスの変化が少なくなり、生理前症候群全般の症状が軽減されます。抗うつ剤、抗不安剤などを併用することもあります。

とはいえ、こうした薬には抵抗がある人も多いでしょう。そんな人には漢方もおすすめです。以下の漢方薬が処方されることが多いですが、まずは医師や漢方専門薬局で相談するといいでしょう。

【五苓散(ゴレイサン)】
利尿作用があり、身体の水分代謝の調整を元に戻しててくれる働きがあります。幅広く用いられる漢方です。

【桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)】
下腹部の痛み、肩こり、のぼせなどの血のめぐりが悪くなった身体を改善してくれます。

【加味逍遙散(カミショウヨウサン)】
虚弱体質で、胃腸も弱い人に多く用いられます。生理前のマイナートラブルや下腹部の痛みに加え、精神的な症状にも効果があるといわれます。

【当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)】
身体を温めて貧血症状も改善し、下腹部痛や肩こりをやわらげてくれます。利用作用もあり、むくみにも効果的です。

【桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)】
血の巡りをよくする働きがあり、生理不順や便秘にも用いられます。イライラや不安感なども改善し、ホルモンバランスも整えてくれます。

まとめ

女性を憂鬱にさせる生理前症候群(PMS)。栄養バランスのとれた食事や生活習慣の改善で、うまく乗りきっていきたいものです。イライラしやすい時期なので、家族やパートナーにも理解を求めることもいいかもしれませんね。痛みがひどいなら、無理せず鎮痛剤を使ってみるのもいいでしょう。それでも症状が改善しない場合には、我慢せずに病院を受診しましょうね。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

子育てをしながら記事を書いています。宜しくお願いします♪...

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