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生理痛薬が効かないときの対処法は?考えられる原因と対策まとめ

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生理は女性にとって出産するためにとても大切です。でもひどい生理痛に毎月苦しんでいませんか?生理痛は体質だとあきらめていませんか?あきらめないでください!生理痛で薬を飲んでも効かないときや薬を飲まなくても改善ができる方法をまとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177002923
目次 生理痛薬を飲んでも痛みがおさまらない…
そもそも生理痛の原因は?
生理痛薬が効かない原因は?
対策①生理痛薬を飲むタイミングを変える
対策②生理痛薬を変えてみる
生活習慣を改善して生理痛を和らげよう
それでも生理痛薬が効かない!病気かも?
なかな薬が効かないときは病院へ
まとめ

生理痛薬を飲んでも痛みがおさまらない…

生理は女性にとって妊娠の準備をするためにとても大切です。でも毎月の生理が憂鬱だったり不快に思えたりしていませんか?16歳から50歳未満の女性を対象とした調査によると女性の28.6%が強い生理痛で薬を飲んでいて、薬を飲んでも会社を休む女性は2.8%もいます。

10代の頃はひどい生理痛だったのに大人になったら軽くなったり、産後に生理痛が軽くなったりした話を聞いたことがあると思います。逆に今までは生理痛を感じなかったのにいきなりひどくなって薬を飲んでも効かなくなったり…など。

一口に生理痛といっても人によって腹痛、下腹部痛、腰痛、頭痛、歯痛、吐き気など個人差があります。痛みもお腹や腰や頭がキリキリと痛む人やズンズンと重い鈍痛を感じる人など千差万別です。

痛みの違いは生理痛の原因が違うからです。

そもそも生理痛の原因は?

生理痛を引き起こす原因はいくつかあります。

■痛みを起こす物質(プロスタグランディン)の過剰分泌
子宮の内膜が剥がれ落ち生理となって子宮から排出されます。このときプロスタグランディンは子宮筋を収縮させ子宮内膜を経血として円滑に体外に押し出す働きがあるのですが、過剰に分泌されると子宮が収縮し子宮内を走る交感神経が強く刺激され痛みを引き起こします。

生理前半に痛みを感じるのはこのプロスタグランディンが原因です。このため、キリキリする腹痛や腰痛を感じたり、身体が重くだるくなったりします。さらに胃腸に影響を与えるので吐き気を感じることもあります。

■うっ血
生理後半に骨盤周辺の血液の流れが悪くなるのが原因です。このため下腹部に鈍痛を感じます。

■子宮口が狭い
とくに、初潮をむかえたばかりから数年間に多いです。一般に、女の子から女性に成長するにつれて子宮も成長、子宮口も広がるので子宮口の狭さが原因の生理痛は改善されることが多いです。出産で自然分娩をすることにより子宮が広がり生理痛が和らぐとされています。

■血行不良
薄着やガードルなどの締め付けにより血行不良になることがあります。

■ストレス
日常生活が制限されたり体調不良によってストレスが強くなります。また、生理に対しての不安や痛みに対する恐怖感がストレスにつながったり頭痛の原因になります。

■病気による痛み
子宮内膜症や他の病気の可能性もあります。詳しくは後ほど説明しますね。

生理痛薬が効かない原因は?

一般に、生理痛は子宮収縮の痛みです。子宮筋を収縮させるためのプロスタグランディンは痛みを起こす物質なので分泌量が多ければ多いほど強い痛みを感じます。このプロスタグランディンが生成されなければ痛みは抑えられるのです。

そこでプロスタグランディンの発生を抑える役割をしてくれるのが生理痛薬です。でも、プロスタグランディンが大量に発生してしまってからでは痛みを十分に抑えることができないのです。だからこそ生理痛薬を飲むにはタイミングが大切です。

ただし、生理痛の原因は子宮筋の収縮痛だけではありません。子宮筋の収縮以外に原因がある場合は、プロスタグランジンの発生を抑える生理痛薬が効かないこともありますので、注意してくださいね。

対策①生理痛薬を飲むタイミングを変える

生理痛薬を飲むとき限界までがまんしていませんか?「少しの痛みなら耐えられそう、もっと痛くなってたら使おう」と思ってはいませんか?

実は、プロスタグランディンが大量に出た後では生理痛薬は効きづらいです。生理痛薬は鎮痛剤なので麻酔とは違います。麻酔は神経をブロックするので、プロスタグランディンが大量に出てきて痛くなってから使っても一瞬にして痛みがなくなります。鎮痛剤は飲んでもすぐには鎮痛効果が現れないので飲み方には工夫が必要です。

たいていの鎮痛剤は非常に作用時間が短いので、生理が来る前に飲んでも鎮痛剤の効き目が切れてしまいます。生理になって少し痛くなったらすぐに飲むのが一番効果的です。早めに飲むことによってその後何度も追加で飲まなくてもすむことが多いです。

ただし、生理痛薬はあくまで痛みを抑えているだけの対症療法に過ぎないので根本的な解決ではないことを分かった上で上手に活用しましょう。

ポートサイド女性クリニック ビバリータ

対策②生理痛薬を変えてみる

鎮痛剤にはいろいろな種類があります。同じくらいの効果の鎮痛剤でも違う系統の鎮痛剤に変えると効果がでる可能性があります。たとえば市販薬にはプロピオン酸系やフェナム酸系などといった種類があります。鎮痛成分を変えると効く場合もあります。

また、生理の量が非常に多い場合に有効なのが低用量ピルです。

医師による処方箋が必要にはなりますが、低用量ピルは卵巣から出ている2種類の女性ホルモンが合成されているホルモン剤で、元々は避妊目的で健康な女性が長期間使うために開発されたものなので、普通の薬よりも安全性がチェックされています。

ピルには子宮内膜をあまり厚くさせない作用があるのでピルを飲むと生理の量が少なくなってきます。痛みの伝達物質であるプロスタグランジンを作る子宮内膜が薄いとプロスタグランジンはあまり作られないので痛みも軽くなります。しかも出血が少ないと子宮があまり強く収縮しないので、さらに痛みが現れません。

生活習慣を改善して生理痛を和らげよう

生活を改善するだけで痛み止めが必要なくなってしまうこともあります。

■身体を温める
身体が冷えて血流が悪くなると子宮収縮しにくくなるので、腰や下腹部を温め子宮や骨盤内の血液の流れを良くします。毎日寝る前にお風呂に入るようにして身体を冷やさないように気をつけましょう。

■食生活を改善する
冷たい飲み物や身体を冷やす食品をとり過ぎないようにし、しっかり栄養のある食事をしましょう。栄養不足は身体の冷えも引き起こします。

■適度な運動をする
ストレッチ運動などによって子宮や骨盤内の血流を良くします。

■十分な睡眠をとる
良質な睡眠をとることにより睡眠中に生成される女性ホルモンのバランスが整います。女性ホルモンのバランスが崩れると生理痛の症状を悪化させてしまいます。また、しっかり睡眠をとることにより自律神経のバランスが整います。

■ストレスをとる
生理に対する痛みや恐怖によりストレスを感じ身体が緊張して血流が悪くなったり、自律神経が乱れ頭痛や胃痛の原因になります。

いきなり症状は改善しませんが、毎日の積み重ねによりかなり改善が期待できます。

それでも生理痛薬が効かない!病気かも?

日常生活が送れないほどの生理痛は「月経困難症」という病気です。月経困難症の一番特徴的な症状は、生理痛薬がなければ我慢できないほどの生理痛です。その他に頭痛、めまい、腰痛、下痢などさまざまな症状が出ることがあります。

月経困難症は、明らかな原因となる病気がある器質性月経困難症(子宮内膜症や子宮筋腫など)と、原因は分からないけれど痛くてたまらない場合の機能性月経困難症に分けられます。

機能性月経困難症

特に疾患はないけれど生理という現象そのものが痛みの原因になっている状態で、初潮をむかえてから数年の若い女性に多い一般的な生理痛のことです。

器質性月経困難症

何らかの原因となる病気があって、生理痛を引き起こしている場合をいいます。以下が器質性月経困難症のおもな原因です。

■子宮内膜症
子宮内膜またはそれに似た組織が何かの原因で、子宮の内側以外の場所で発生し発育する疾患です。20~30代の女性で発症することが多く、そのピークは30~34歳にあるといわれています。生理痛がひどい人や、だんだん痛みがひどくなる人は、内膜症がないかどうかはきちんと検査をすることをおすすめします。

■子宮筋腫
子宮筋腫は良性の腫瘍なので、それ自体が生命を脅かすものではありません。子宮の内側(粘膜下筋腫)は、月経のたびにこの筋腫を押し出すように子宮が強く収縮するので強い痛みの原因になることがあります。出血量も多いので痛みが強くなりやすいです。

■子宮腺筋症
子宮内膜が子宮の筋肉に入り込んで増えてしまう疾患のことです。そのまま放っておくと子宮全体がどんどん大きくなってしまい、収縮活動が困難になってしまいます。そのため生理時の出血量が増加し、貧血などの症状が現れてしまうこともあります。

なかな薬が効かないときは病院へ

生理痛が問題になるのは、痛みが非常に強くて日常生活が送れなかったり、毎回生理痛薬を何錠も飲まなければいけなかったりする場合です。

以前は効いていた生理痛薬が効かなくなってきたり、短時間しか効かなくなったら注意が必要です。生理痛の原因となる病気が進行している可能性もあるので早めに婦人科を受診する必要があります。

受診のタイミングの目安としては、毎回生理痛薬が必要なほどの痛みがある、生理痛で日常生活が送れないことがある、生理痛薬を飲んでもあまり効かない、生理痛以外にも症状がある、痛みが年々ひどくなっている、などの場合に婦人科で検査や治療を受けることをおすすめします。そこまで痛みはひどくないけれどもっと快適に生理期間を過ごしたいという場合も相談してみるといいですよ。

ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ

まとめ

生理痛は我慢するものだと思っていませんでしたか?生理痛がひどいのは体質のせいだと思っていませんでしたか?毎日の生活を改善することにより和らぐことが多いです。

あまりにもひどい生理痛は病院で適切な治療をすることによって改善します。生理の期間も特に意識せずに快適な生活を送りたいですね。

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この記事を書いた人

あかり

赤ちゃんだった娘もあっという間に小学生。少し、自分の時間が持てるようになりました。...

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